本項では、スケーラブルHAサーバ上でSANブート構成を組むに際しての注意点、
および制限事項をご紹介します。
8.1. サーバ
8.1.1. 内蔵HDDについて
SANブート構成時は内蔵HDDを使用することはできません。
内蔵SAS RAIDコントローラを搭載している場合は、サーバWeb コンソール画面で、
内蔵SAS RAIDコントローラ搭載しているSlotをDisabledに設定してください。
詳細な手順はユーザーズガイドの
「ハードウェア編」の「サーバWebコンソール」→「Enable/Disable Component」を 参照してください。
8.1.2. マルチパス対応
複数のサーバから同一の論理システムディスクへの関連付けはできません (複数のサーバで同一OSのシステムディスクを共有する事はできません)。
A1080a-D内の2サーバから同一の論理システムディスクへ関連付けをする
こともできません。
8.1.3. 最新 BIOS の適用について
SANブート環境を構築する際には、公開されている最新バージョンにBIOSをアップ デートしてください。
BIOSアップデートモジュールの有無については下記のウェブサイトで確認してください。
->Express5800/A1080a,A1040aダウンロードモジュール
OS毎のBIOS設定に関しては、ユーザーズガイドの付録Cを確認してください。
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8.2. ストレージ
8.2.1. 複数ストレージの接続について
FC SANブートをおこなうFCコントローラのポート配下にはFCスイッチ経由で複数のス
トレージをアクセスするよう接続することはできません。FC SANブートをおこなうポート とは別のポートからのみ複数ストレージをアクセスする構成にしてください。
※2ch FCコントローラの片側のPortをFC SANブート用に使用して、
他方のPortを複数ストレージアクセスに使用することは可能です。
8.2.2. ストレージの性能と格納 OS 数について
1ストレージにつき利用するOS数については構築担当部門の責任において、事前に使 用されるストレージ性能を考慮のうえ見積もりを実施してください。
サーバ
OSがインストールされたストレージと 別のストレージがFCコントローラの 同じポート配下に接続されている
OS
サーバ
FCスイッチ
FCスイッチ
OSがインストールされたストレージと 別のストレージはFCコントローラの 異なるポート配下に接続されている
FCスイッチ
FCスイッチ
○
OS FCスイッチ
FCスイッチ
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8.3. OS
8.3.1. OSのライセンス消費数について
■Windows Server 2008/Windows Server 2008 R2
SANブートで利用するWindows Server 2008/ Windows Server 2008 R2ライセン ス数については、実行されるインスタンス数必要になります。
上記のような障害発生時に自動的にOS-Xを利用する構成の場合であっても、ライセ ンスはOSが実行されるサーバ台数分(予備機を含む)の計4つを消費します。
インスタンスの定義については、Windows Server 2008/Windows Server 2008 R2 のソフトウェア使用許諾契約書を参照してください。
8.3.2. OSのメモリダンプについて
■Windows Server 2008/Windows Server 2008 R2でiStorage Dシリーズ/Mシリー ズを利用されている場合
ダンプ取得に使用するパス(以下、ダンプパス)はOSが起動したパスになります。パ ス障害などが原因でダンプパスがPnPで消失した場合、ダンプパスは代替パスへ切 り替わります。
各FCポートに複数のパスが存在する環境では、パス障害が発生した際にダンプ採 取できない場合があります。
ダンプ採取が確実に実施できるように、サーバ-ストレージ間のパスは2パスで構成 してください。
8.3.3. OS インストール時の冗長パス結線について
Windowsインストール時にサーバとiStorage間のパスを冗長化している場合、OSのイ ンストールが失敗します。冗長化構成を解除してインストールを行ってください。但し DeploymentManagerを用いたディスク複製インストール、またはVMware ESXをイン ストールする際には、冗長パス構成であっても問題ありません。
サーバ A サーバ B サーバ C
稼働機
サーバD
予備機
iStorage
OS C OS B
OS A OS-X
OSイメージはいくつ作成して いても、稼動させるサーバ台 数分ライセンスを消費(予備機
含む)
稼動機+予備機
4ライセンス消費
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8.4. SPS
StoragePathSaviorのバージョンについて
SANブートに対応しているStoragePathSaviorのバージョンは、下記のとおりです (2011年12月現在)。
・iStorage StoragePathSavior 5.0 for Windows