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- ログ用のディレクトリ(/opt/HA/RDM/log )配下に、トレースファイルやcoreファイルを 保存するために、約2MB程度使用します。
トレースファイルは、サイクリックとなっていますので、2MBを超えることはありません。
- ディスクの間欠障害、部分的なメディアエラー等で異常を検出できない場合があります。
- アンインストール時に /opt/HA ディレクトリは削除されません。不要な場合、手動で削除 してください。
- CLUSTERPRO を導入し、クラスタを起動している場合は CLUSTERPROによる
ソフトウェア watchdog を利用したOS 停止機能を優先するため、RootDiskMonitor の POWER_OFF 機能を利用することができません。
どちらも同等の機能のため、CLUSTERPROのsoftdog機能を利用してください。
- EMC 社製 CLARiX シリーズ、NEC 社製 iStorage Mシリーズは
監視ソフトによるTestUnitReady commandの発行を 許可していないためLUNへのTestI/Oは実行できません。
本ディスクアレイ装置を使用したSANBoot構成の場合は監視定義ファイル(SGファイル)の TUR_TESTIO_USEをDISABLEに設定する必要があります。
- SANBoot構成は SG 自動生成 (rdmconfig) のサポート対象外です。
" 3.1 本製品の導入 (4) セットアップ "を参照し、手動で SG ファイルを作成してください。
- 仮想環境 (ゲストOS) において本製品を使用する場合は、監視定義ファイル(SGファイル)の
TESTIO_DIRECT に READ を設定する必要があります。
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(2) 下記の制限事項があります。
- LVMで構築したOSディスクについては、OSディスクがSG自動生成の対象になります。
それ以外のVGについては、手動でSG情報を設定してください。
また、SG自動生成が可能な構成は、LVMおよび物理ディスク構成で、ディスク1つによる シングル構成、およびディスク2つによるソフトミラー構成の場合のみとなります。
ディスク4つでのソフトミラー構成やOSディスク以外に同一VG内にデータディスクを 有する構成の場合などでは、正しくSG自動生成できない場合があります。
このような構成の場合には手動でSGファイルを作成してください。
- FC接続のディスクアレイ装置をOSディスクとして監視する場合、VGが活性化されていない、
またはファイルシステムとしてマウントされていないと、正常に動作しない場合があります。
必ず、ファイルシステムとしてマウントした状態で監視してください。
(3) その他
- メディアエラー監視機能、ソフトミラー構成監視機能については次期バージョン以降でサポート予定 です。
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