ESMPRO/AC Enterprise のご使用にあたり、次の点にご注意ください。
4.1 セットアップ関連
(1) ESMPRO/AC Enterprise Ver4.0 は、ESMPRO/AutomaticRunningController Ver4.0 のオプ ション製品です。従って、ESMPRO/AutomaticRunningController Ver4.0 のインストール を先に行ってください。
(2) クラスタ環境において CLUSTERPRO と連携して電源管理・自動運転を行う場合、すべての サーバに ESMPRO/AutomaticRunningController と ESMPRO/AC Enterprise が必要となりま す。
(3) 制御端末/連動端末として仮想サーバ(Hyper-V、VMware ESX、Citrix XenServer Enterprise Edition)を使用する場合、仮想サーバ上にのみ電源制御ソフトウェアをインストールして ください。仮想サーバ上で動作する仮想マシンには、電源制御ソフトウェアのインストー ルは不要です。
ただし、仮想サーバ上で動作する仮想マシンは、仮想サーバのシャットダウンに連動して シャットダウンが行われるように、あらかじめ仮想サーバおよび仮想マシンの設定を行っ ておいてください。
※設定方法の詳細については、各仮想サーバで提供されているドキュメント等をご確認願 います。
(4) 連動端末として VMware ESXi (以下、ESXi)を使用する場合、以下の注意事項があります。
1. VMware ESXi の電源制御を行う際、VMware ESXi に使用するライセンスに条件が発生し ます。ESXi Hypervisorエディション等の無償版のライセンス製品では、電源制御が 行えません。Standard エディションなど有償ライセンス製品をご利用ください。
2. 制御端末に「ESMARC40-03-200909」またはそれ以降のアップデートが適用されて いる必要があります。
3. 制御端末上に.NET Framework がインストールされている必要があります。
(Windows Server 2008 R2 の場合) .NET Framework 3.5 Service Pack 1 (Windows Server 2008 の場合)
.NET Framework 3.0 Service Pack1 をインストールする必要があります。
(Windows Server 2003 の場合)
.NET Framework 3.0 または .NET Framework 2.0 Service Pack 1 をインストールす る必要があります。
4. 仮想サーバ(ESXi)および(ESXi 上で動作する)仮想マシンには、電源制御ソフトウェア のインストールは不要です。
5. ESXi 上で動作する仮想マシンは、VMware Tools をインストールして、VMware ESXi の
(5) Windows Server 2003 、Windows Server 2008 上で 以下に挙げる操作を行う場合、Internet Explorer(以 下IE と省略)のセキュリティ設定を変更する必要があります。
・IE を使って SNMP カード にアクセスする
・IE を使って Web ブラウザからLinux サーバの設定を行う
1. IE のメニューで [ツール] - [インターネットオプション] を選択 2. "セキュリティ"タブを選択後、"信頼済みサイト"を選択
3. 『サイト』ボタンを選択後、対象のサーバへアクセスするためのURL を入力し、
『追加』ボタンにより登録してください。
http://(対象サーバのIP address)
https://(対象サーバのIP address) <-- Management Console(SSL 有り)を使用する場合 <例>
アクセスするサーバのIP address が 192.168.0.3 の場合、"信頼済みサイト"には 以下のように登録します。
http://192.168.0.3
アクセスするサーバのIP address が 10.0.0.5、対象サーバでSSL を使用している場合、
"信頼済みサイト"には以下のように登録します。
https://10.0.0.5
4.2 AMC 機能関連
(1) マルチサーバ環境のシステムにおいて、制御端末のスケジュール ON/OFF に連動端末を連 動させる場合は、連動端末の自動運用条件に下記の設定を行ってください。(連動端末が 起動後、10 分後に「OFF 成立」するための設定方法)
電源制御グループが複数存在するような構成で運用する場合には、グループ毎に一台のサーバにスケ ジュールを設定し、他のサーバへ以下の設定を行うことで、設定の簡略化が可能です。
例えば図のような構成の場合では、以下のように各設定が必要です。
連動端末が起動後、10 分後に「OFF 成立」するための設定方法
<連動端末が Windows の場合>
「指定サーバの設定」から ESMPRO/AC GUI を起動して連動端末に接続し、常時 OFF 条件を成立させ る為に以下の設定を行ってください。
<スケジュールを設定するサーバ>
SERVER-1 SERVER-2
<「OFF 成立」を設定するサーバ>
SERVER-A SERVER-B SERVER-C server-d
「指定ユーザのみ監視」<-「ユーザ登録:未登録」
「TCP/IP」:チェックを無効にする オプション
「監視パラメータ」:「LAN 切断監視時間:10 分」
<連動端末が Linux の場合>
以下の操作はマルチサーバオプションをインストールしたサーバで行ってください。
※アップデート適用前(Ver3.04未満)と後(Ver3.04以上)では、変更するファイルまたはパスが 異なりますので、 注意してください。
①以下の内容のシェルスクリプトを作成します。
作成場所は任意です。
(ここでは、ファイル名「/usr/local/AUTORC/makedown.sh」とします)
vi 等のエディタでファイルを新規作成し、以下の内容を記述してください。
----以下内容----
#!/bin/bash sleep 10m
echo "From-WbMC To-AC : ShutdownRequest" > /usr/local/AUTORC/WbMCShutdownRequest echo "" >> /usr/local/AUTORC/WbMCShutdownRequest
----内容ここまで----
②作成したシェルスクリプトに実行権を与えます。(以下のコマンドを実行)
chmod 744 /usr/local/AUTORC/makedown.sh
③設定ファイルの修正
<アップデート適用前(Ver3.04 未満)>
vi /usr/local/AUTORC/esmarcsv.ini
でファイルを開き、以下のパラメータを修正してください StartJob の値を”1”に変更
(OS 起動時に登録したジョブを起動する設定になる)
<アップデート適用後(Ver3.04 以上)>
vi /usr/local/AUTORC/data/config.apc
でファイルを開き、以下のパラメータを修正してください UpJob の値を”1”に変更
(OS 起動時に登録したジョブを起動する設定になる)
※WbMC で行う場合、「管理者」でログイン後、
④起動ジョブの登録
<アップデート適用前(Ver3.04 未満)>
vi /usr/local/AUTORC/acstartjob.apc
でファイルを新規作成、以下を記述してください。
<アップデート適用後(Ver3.04 以上)>
vi /usr/local/AUTORC/data/upjob.apc
でファイルを新規作成、以下を記述してください。
----以下内容----
/usr/local/AUTORC/makedown.sh
----内容ここまで----
最終行は改行して、ファイルを閉じてください。
※WbMC で行う場合、「管理者」でログイン後、
・「サービス」→「ESMPRO/AC Enterprise マルチサーバオプション Ver3.0*」(バージョンによっ て表示が異なります)→「起動ジョブの登録...」
・「電源投入時の起動ジョブ」の欄に「/usr/local/AUTORC/makedown.sh」を登録して「設定ボタ ン」を押す
⑤システムの再起動
以上の設定を行うことで、Linux の連動端末は起動して 10 分後に電源切断の要因が成立します(AMC の状態表示が「OFF 成立」となる)。
そして、同じ電源制御グループの全てのサーバで要因成立するとシャットダウンが開始します。
(2) AMC にて管理可能な装置台数の上限は以下の通りです。
制御端末 :3台 連動端末 :32台
UPS :35台
(3) ESMPRO/AutomaticRunningController および ESMPRO/AC Enterprise をインストールした