• 検索結果がありません。

法 律

ドキュメント内 PowerPoint プレゼンテーション (ページ 34-52)

処方箋医薬品 向精神薬 医療用麻薬

拮抗薬 ナロキソン

トラマドール リン酸コデイン

100倍散)

ブプレノルフィン ペンタゾシン

モルヒネ フェンタニル オキシコドン リン酸コデイン

10倍散)

タペンタドール メサドン

ケタミン

オピオイド

オピオイド鎮痛薬

ナーシングケアQ&A11一般病棟でできる緩和ケアQ&A(堀夏樹他編)より一部改変

病態による鎮痛薬(鎮痛補助薬)の選択

侵害受容性 疼痛

• アセトアミノフェ ン

• NSAIDs

• オピオイド

神経障害性 疼痛

• プレガバリン

• 抗うつ薬

• SNRI

• オピオイド

非器質性 疼痛

• 各症例ごとに 検討する

• オピオイドは使

用しない

アセトアミノフェンか NASIDs か

リスクの有無

・腎機能障害

・消化性潰瘍の既往

・高齢

・ステロイド、抗凝固療法

NSAIDs の必要性を評価 いずれも使用可能

NSAIDs を抗潰瘍薬とともに使用する

COX-2 選択薬を考慮

アセトアミノフェン

あり なし

あり なし

神経障害痛に対する薬物療法

プレガバリン

デュロキセチン

三環系抗うつ薬 第一選択薬

ノイロトロピン

トラマドール 第二選択薬

強オピオイド 第三選択薬

日本ペインクリニック学会 神経障害性疼痛薬物療法ガイドライン.改訂第2版 2016 を改変

効果と副作用の指標 NNT と NNH

 NNT(number needed to treat)

その薬剤を何人に投与すれば、疼痛軽減(50%以上)が得られるか

 NNH(number needed to harm)

何人にその薬剤を使うと一人に副作用がでるか

NNT NNH

デュロキセチン 10−15 三環系抗うつ薬 15前後 プレガバリン 10−20 トラマドール 10−15 強オピオイド 15−20

Finnerup.NB,et.al. Pain.2010/150(3).573-81

Finnerup.NB,et.al. Lancet Neurol.2015:14:162-73 より改変

神経障害痛に対する各薬物の NNT と NNH

神経障害性疼痛に対する薬物療法の注意点

• 薬物療法の鎮痛効果は限定的

少量から始め忍容性を確認しつつ、効果・副作用のバランスを計りな がら増量

鎮痛のみならず

QOL

ADL

の改善を評価する必要あり

• ガイドラインの根拠になっている論文の研究期間は4週から13週 –

漫然と投与しない、徐々に減量中止

• 自動車運転などの制限・注意について IC 必要

• 副作用に関心を払う

プレガバリン:霧視、意識消失、体重増加

デュロキセチン:セロトニン症候群

トラマドールなどのオピオイド:依存、便秘

サインバルタ ® の使い方

• SNRI (セロトニンノルアドレナリン再取り込み阻害薬)

• 適応

うつ病、うつ状態

疼痛:糖尿病性神経障害、線維筋痛症、慢性腰痛症

• 副作用(国内臨床試験では発現率 73 %):傾眠、便秘、悪心、頭痛、

不安

• 20mg から開始 60mg まで増量可

例)サインバルタ(20)1T/分1朝

• トラマドールとの併用注意(セロトニン症候群)

• 適応以外の病態に対する効果の可能性

化学療法誘発性末梢神経障害

中枢性神経障害性疼痛

運動器の痛み(侵害受容性疼痛)

リリカ ® の使い方

• 興奮性前シナプスの Ca チャネルに結合して Ca の流入を抑制し神経 伝達物質の放出を抑制する

• 適応:神経障害性疼痛・線維筋痛症

• 転倒・ふらつき・健忘・失神に注意。気分の高揚・食欲増進・体重 増加、末梢性浮腫、霧視など特異な作用あり

• 使い方の例(東大痛みセンター)

睡眠効果が期待できる眠前

25−50mg

から開始し、増量

 375mg

までは眠前で使用する

日中の眠気がある場合は夕、眠前で使用する

抗うつ効果、抗不安効果を期待する

• 腎排泄

腎機能を常に勘案する必要あり、高齢者では腎機能低下が潜在してい る

オピオイドの使い方

• 急性痛の強い痛みに対して短期間使用する

強オピオイドが必要な強い痛みは病院紹介の適応

• 慢性痛に対しては、オピオイドの使用は慎重に検討する

トラマドールを検討する

強オピオイドの使用は専門医に任せた方が良い

契約

患者の依存リスクの評価

上限の設定・レスキューの禁止・効果の評価・減量中止

• がん病変による痛みには積極的に使用する

緩和医療の方法で行う。特に終末期で痛みが強くなる時期には注射 剤を含め積極的に使用していく

治療が奏功した場合等では、減量・中止などの調整が必要

• がん治療による痛みには慎重に検討する

がんの病名のみで、オピオイドを選択してはならない

• 非がん性疼痛では依存は高頻度に発生

50

%という報告もある

• Jette Hojsted,et.al.Addiction to opioids in chronic pain patients:

a literature review.European J of Pain,2007

• 過量投与の報告も多い

ワシントン州(人口

600

万人)で年間

450

人以上が医療用麻薬の過量 服用によって死亡(

2007

年)

• http://emergency.cdc.gov/coca/pdf/AGReportFinal.pdf

9940例中6件の死亡例を含む51件の過量投与が同定された

• Kate M.Dun,et,al.Opioid Prescriptions for Chronic Pain and Overdose:A Cohort Study. Annals of Internal Medicine 2010

モルヒネ

1

100mg

以上投与、過剰摂取による死亡リスクはがん患

者で

12

倍、慢性疼痛患者で7倍

• Bohnert AS,et.al.Association between opioid prescribing patterns and opioid overdose-related deaths.JAMA. 2011 Apr 6;305(13):1315-21.

非がん性疼痛治療におけるオピオイドは

オピオイド乱用の危険因子

Webster LR.Risk factor for opioid abuse.North Branch,Sunrise River Press,2007,69-85

① 薬物乱用の既往や乱用の家族歴

② 若年である

③ 精神疾患

④ 心理的ストレス

⑤ 生活環境・家族関係が悪い

⑥ たばこ・アルコール依存

⑦ 痛みの慢性化と過度の訴え

⑧ 原因不明の痛み

オピオイドの慢性痛に対する効果

慢性腰痛ではエビデンスがない

– Curr Med Res Opin 2005:21:1819-1828

非がん性疼痛に対するオピオイドの

RCT

は短期すぎる

– Arthritis Res Ther 2005:7:R1046-R1051

慢性疼痛の長期治療

(16w

以上)の有用性にエビデンスがない

– Ann Intern Med 2007:146:116-127

慢性非がん性疼痛において、

QOL

や身体活動低下などの不良なアウトカ ムが認められる

– Pain 2006:125:172-179

労災補償の患者には逆効果

– Spine 2007:33:2127-2132

治験対象者と診療現場の患者との間に乖離?

– J Pain Symptom Manage 2008:36:280-288

米国のような誤用・乱用・流用・過量投与関連死を起こさないために科学 的検証が急務

– J Pain 2009 :10:131-146

トラマドールの使い方

処方箋医薬品扱い(麻薬ではない)であるがオピオイド

痛み診断、

効果・副作用の評価を厳密に行う必要がある

オピオイドの等鎮痛力価換算:トラマドール

300mg

=モルヒネ

60mg

ワントラム®など大量のトラマドールでは依存の可能性あり

自動車運転禁止

• NSAIDs

等が無効な侵害受容痛、

NSAIDs

長期投与や副作用例が適応

60歳以上で鎮痛効果が高く、また高齢者では依存が少ないといわれて いるので、比較的高齢の症例に有用

副作用:便秘、嘔気はよく見られ、場合によっては強い症状のことあり。

セロトニン症候群注意

導入は眠前

25mg

から開始、嘔気時屯用制吐薬・緩下剤併用する数日か ら1週間で忍容性を確認し、必要であれば2

T/

分2へ増量

ノルスパンテープ ® の使い方

• ブプレノルフィン

• μ

受容体の部分作動薬

モルヒネの

25−40

倍の鎮痛作用

• ノルスパンテープ

®

• 5mg 10mg 20mg

5μg/hr 10μg/hr 20μg/hr

=モルヒネ換算で

5mg/

10mg/

20mg/

72時間で血中濃度が安定

7日ごとに貼付

• e-learning

受講が必要

• 悪心嘔吐、便秘、傾眠、掻痒、めまい

担がん患者:

背中が痛い(特に体動時)下肢にしびれ痛み

がん性疼痛(腰椎骨転移)

骨侵害受容性疼痛・腰髄神経障害性疼痛

骨侵害受容痛に対して NSAIDs+ オキシコンチン ®

+ ビスフォスフォネート(ゾメタ ® )開始

腰髄神経障害痛に対して リリカ ® 開始

60代女性 昨日転倒後

診断:腰椎圧迫骨折

背中が痛い(特に体動時)下肢にしびれ痛み

急性痛

(新たな椎体骨折)

骨侵害受容性疼痛 腰髄神経障害性疼痛 80代女性

3ヶ月前転倒後から 軽減あるも痛み持続 診断:腰椎圧迫骨折

慢性痛

(陳旧性の椎体骨折)

骨侵害受容性疼痛 腰髄神経障害性疼痛

骨侵害受容痛に対して NSAIDs+ ノルスパンテープ ® もしくは、トラムセット ® またはトラマール ®

腰髄神経障害痛に対して リリカ ® 開始 いずれも経過を見て減量へ

骨侵害受容痛に対して カロナール ®2000mg/ 分 4

腰髄神経障害痛に対して まずは経過観察

帯状疱疹に関連する痛み

侵害受容性疼痛 神経障害性疼痛

急性期に NSAIDs+ アセトアミノフェン

さらに必要なら、トラマール ® 追加

神経障害痛に移行したらにリリカ ® 開始

NSAIDs 等徐々に中止

慢性期には抗うつ薬併用など検討

痛みと向き合う

緩和医療やロコモティブシンドロームの認知、新薬の登場など痛み診療の 社会的な広がりがある

TVCM

では

痛みに負けるな!

早く効く!

痛みは我慢しない!

神経障害性疼痛かもしれません。お医者さんに相談してください!

良い点もあるが、その一方で

鎮痛薬の不適切な処方、処方薬の不適切な使用

鎮痛薬の

OTC

化(セルフメディケーション)、インターネット販売

痛み行動の強化、治療依存を助長、鎮痛薬の副作用から、かえって

ADL

QOL

の低下を招く

患者の痛み行動に医療者が翻弄される

患者さんの身体・心理・生活を含めた全体像をみることが、重要

ドキュメント内 PowerPoint プレゼンテーション (ページ 34-52)

関連したドキュメント