以 上
10 法人税等
当社及び国内子会社に適用される法人税等は、法人税、住民税及び事業税を含んでおり、前連結会 計年度及び当連結会計年度における法定税率は30.8%であります。
2017年12月22日に、米国の税制を改正する法律が成立しました。この改正による主な影響として、
米国子会社に適用される連邦法人税率が、現行の35.0%から2018年1月1日以降は21.0%に減少する こととなりました。この税率変更による繰延税金資産及び負債の調整額は1,990百万円(利益)であ り、当連結会計年度の連結損益計算書の「法人税等調整額」に含めております。
前連結会計年度及び当連結会計年度における法定税率と実効税率の調整は次のとおりであります。
前連結会計年度
(%) 当連結会計年度 (%)
法定税率 30.8 30.8
税率増加・減少(△)要因
税務上損金に算入されない費用 1.1 2.0
海外税率差異 0.1 △2.6
未分配利益の繰延税金負債 1.0 △2.8
研究開発減税 △4.1 △4.1
評価性引当金増減 △7.4 △3.6
未認識税務ベネフィットに係る調整 0.1 △1.3
米国の税制改正による影響 - △1.0
国内子会社との実効税率差異 0.5 0.9
外国子会社配当源泉税 0.3 7.8
その他 0.3 1.4
実効税率 22.7 27.5
前連結会計年度及び当連結会計年度における納税地域ごとの税金等調整前当期純利益の金額は、次 のとおりであります。
前連結会計年度
(百万円) 当連結会計年度 (百万円)
税金等調整前当期純利益
国内 124,157 151,257
海外 70,618 46,550
合計 194,775 197,807
前連結会計年度及び当連結会計年度における法人税等の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(百万円) 当連結会計年度 (百万円)
法人税・住民税及び事業税
国内 33,328 38,092
海外 13,728 27,473
法人税・住民税及び事業税合計 47,056 65,565
法人税等調整額
国内 △3,211 △6,616
海外 277 △4,514
法人税等調整額合計 △2,934 △11,130
合計 44,122 54,435
前連結会計年度末及び当連結会計年度末における繰延税金資産及び負債の主な内訳は次のとおりで あります。
前連結会計年度末
(百万円) 当連結会計年度末 (百万円)
繰延税金資産
棚卸資産 16,764 12,579
減価償却費 20,712 26,544
未払費用 34,786 47,092
退職給付引当金 19,330 21,736
未払事業税 2,738 2,215
税務上の繰越欠損金 25,000 31,191
投資有価証券評価損 3,816 2,202
貸倒引当金 11,869 6,630
その他 36,659 28,271
171,674 178,460
控除:評価性引当金 △40,603 △28,559
繰延税金資産合計 131,071 149,901
繰延税金負債
減価償却費 2,760 3,526
リース 13,157 16,352
未分配利益の税効果 25,204 17,899
売却可能有価証券の未実現利益 17,431 9,625
営業権 11,140 11,490
退職給付引当金 7,720 7,700
その他の無形固定資産 23,263 35,264
その他 7,897 16,696
繰延税金負債合計 108,572 118,552
繰延税金資産純額 22,499 31,349
評価性引当金は、主として税務上の繰越欠損金を有する子会社の繰延税金資産に対するものであ り、前連結会計年度においては5,508百万円、当連結会計年度においては12,044百万円それぞれ減少 しております。
前連結会計年度末及び当連結会計年度末における連結貸借対照表に計上されている繰延税金資産及 び負債は次のとおりであります。
前連結会計年度末
(百万円) 当連結会計年度末 (百万円)
繰延税金資産(流動資産) 61,423 -
繰延税金資産(その他の資産) 12,005 48,647
その他の流動負債 △193 -
繰延税金負債(固定負債) △50,736 △17,298
繰延税金資産純額 22,499 31,349
当連結会計年度末における税務上の繰越欠損金は114,007百万円であり、うち71,245百万円は繰越 期限がなく、28,839百万円は2026年度までに繰越期限が到来し、残りの部分については、最長では 2036年度までに繰越期限が到来します。これらの繰越欠損金は子会社で将来発生する課税所得と相殺 できるものであります。
当社は、国内子会社で発生した未分配利益については、日本の税法により国内子会社からの配当金 が無税であるため、繰延税金負債を計上しておりません。
当社は税務当局による調査において50%超の可能性をもって税務ベネフィットが認められる場合に その影響額を認識しております。
前連結会計年度及び当連結会計年度における未認識税務ベネフィットの期首残高と期末残高との調 整は次のとおりであります。
前連結会計年度
(百万円) 当連結会計年度 (百万円)
期首残高 4,064 3,704
当期の税務ポジションに関連する増加 69 29
過年度の税務ポジションに関連する増加 - 77
過年度の税務ポジションに関連する減少 △429 △302
解決による減少 - △1,277
期末残高 3,704 2,231