2.5 河川利用
2.5.2 河川水質
赤川の河川水質は、東北地方1級水系の中で継続的に上位 2 位を維持するきれいな 河川です。
その一方で、青龍寺川、内川が流れる鶴岡市は、平成 2 年頃から水質悪化によるア オコの発生や異臭などが問題となってきていました。
公園管理者である鶴岡市は、平成 3 年 3 月に「鶴岡公園水辺環境整備基本計画」を 策定しており、水交換によるお濠の水質浄化を目的として農業用水の一部ルート変更 を行い、お濠へ導水する取り組みを行っています。
また、平成 14 年「外堀堰再生・保存会」が発足するとともに、ワークショップ形式 で決定した外堀広場が完成するなど、水質浄化を実施し、それを契機に市民・行政・
企業が協働でまちづくりの取り組みに発展しています。
新 内 川
青 龍 寺 川 内
川
道 形 下 揚水機
P 赤
川
青 龍 寺 川
※現行ルート:→ 変更ルート(案):→
赤
川 青龍寺川
大道堰から分派しお濠 へ導水後、内川に還元
大道堰取水口
稲生分水工 赤川頭首工
鶴岡公園 内濠
外濠 外濠の状況(春) 内濠の状況(夏) 新
内 川
青 龍 寺 川 内
川
道 形 下 揚水機
P 赤
川
青 龍 寺 川
※現行ルート:→ 変更ルート(案):→
赤
川 青龍寺川
大道堰から分派しお濠 へ導水後、内川に還元
大道堰取水口
稲生分水工 赤川頭首工
鶴岡公園 内濠
外濠 外濠の状況(春) 内濠の状況(夏) 図 2-35 水質浄化の取り組み
2.5.3 河川空間利用
赤川の河川空間は、地域住民のレクリエーション利用をはじめ、農地利用等の生産 や生活の場など、様々な利用が行われています。
平成 21 年度の調査による利用状況は、年間約 35.8 万人であり、利用形態別では散 策等での利用が 52%を占め、スポーツでの利用が 42%を占めており、近年ではスポー ツでの利用が増大しています。また、河川敷における場所別では高水敷での利用が 83%
を占めています。
また、上流部の大鳥池や七ツ滝等の景勝地における観光、中・下流部の堤防、高水 敷における散策、スポーツ、釣りなどによく利用され、特に、上流部では荒沢ダム湖 畔におけるタキタロウまつりや月山ダムの集い、中流部では赤川の花火大会や芋煮会 のほか重要無形民俗文化財「黒川能」の舞台となっているなど、地域の文化や風土、
交流を育む場などとして利用されています。
赤川河口付近では、サクラマス釣りが盛んで、シーズンには県外からも釣り客が訪 れます。中流部ではアユ釣り、上流の渓流部ではイワナ、ヤマメなどの渓流釣りと季 節や場所に応じて幅広く利用されています。
赤川の河川空間利用状況
図 2-36(1) 利用形態別利用者数 図 2-36(2) 利用場所別利用者数
赤川下流域(1k 付近)の釣り利用の様子 赤川河川公園利用の様子
42.9% 41.1% 40.7%
22.4% 34.1% 41.8%
5.8%
5.1%
11.8% 4.9%
4.7%
50.6% 52.2% 44.9%
67.8% 62.4% 52.4%
3.5% 2.5%
2.1%
0.9%
1.4%
0.7% 3.2%
0%
20%
40%
60%
80%
100%
H5 H9 H12 H15 H18 H21
利用者数構成比(%)
スポーツ 釣り 水遊び 散策等
総利用者数(人)
162,159 216,093 184,414 296,836 351,478 358,289
6.2% 4.6%5.2%
5.3%
78.9%
79.2%
6.9% 6.7% 11.0% 10.4% 11.6%
0.2% 0.5%
0.3%
1.2%
0.3% 5.5% 14.1% 3.4%
82.6%
86.0%
91.3% 86.4%
2.2%
0%
20%
40%
60%
80%
100%
H5 H9 H12 H15 H18 H21
利用者数構成比(%)
水面 水際 高水敷 堤防
総利用者数(人)
162,159 216,093 184,414 296,836 351,478 358,289
図 2-37 赤川の主な河川空間利用
出典:鶴岡市観光連盟 HP、赤川市民ゴルフ場 HP 等