4. 水銀汚染物 環境 適 処理
4.1 水銀汚染物 対象物
水銀汚 物 水銀又 化合物 汚 廃棄物 あ 従来
特 管理産業廃棄物又 特 管理一般廃棄物 当 水銀又 化合 物 含 い 燃え 汚泥 廃酸 廃 鉱 い 紙 木 維
等 当
う 水銀又 化合物 一定濃 超え 含 い 燃え 汚泥 廃 酸 廃 又 鉱 い 新 水銀含 い 等 対象 置 い
水銀汚染物 うち特 管理産業廃棄物及び特 管理一般廃棄物 対象 特 管理産業廃棄物
鉱 い い 特定 施設 生 限 汚泥 特定 施設 生 限 処理物 廃酸 廃 除 及 廃酸 廃
処理物 廃酸 廃 外 13 溶 試 い 水銀濃 0.005mg/L
超過
廃酸 廃 鉱 い い 汚泥 処理物 及 廃酸 廃 処
理物 含 特定 施設 生 限 水銀濃 0.05mg/L 超過
参照 第 条 第 定 準省
表 4.1.1 特 管理産業廃棄物 特定施設
廃棄物 種類 特定施設 種類 特定施設 規模要件又 細分類 い 水銀 精錬 用 供 焙焼炉 焼
結炉 ッ 焼 炉 含 及 焼炉
原料 処理能力 t/時
金 属 精 又 鋳 造 用 供 溶解炉 炉 銅 鉛 亜鉛精 錬用焙焼炉 焼結炉 ッ 焼 炉 含 溶鉱炉 溶鉱用 射炉
含 転炉 溶解炉 乾燥炉 鉛 第 精錬 鉛合金 造 含
又 鉛管 鉛板 鉛線 造用溶 解炉 鉛蓄電池 造用溶解炉 鉛系 料 造用溶解炉 射炉 応炉 及 乾燥施設 除
い 当
火 子面積 m2
羽口面断面積0.5m2
燃 料 燃 焼 能 力 50L/時 重油 算
変 器 定 容量200kVA
無 機 化 学 業 品 又 食 料 品 造 用
応炉 ッ 造用燃
焼装置 含 及 直火炉 鉛系 料 造用溶解炉 射炉 応炉 乾燥施設 除
い 当
火 子面積 m2
燃 料 燃 焼 能 力 50L/時 重油 算
変 器 定 容量200kVA
水 銀 化 合 物 造 用 供 乾 燥炉
汚泥 廃酸 廃
水 銀 電 解 法 性 又 性 造業用施設
※条約 効 対象外
塩水精 施設 電解施設
無機 料 造業用施設 洗浄施設 過施設 廃 洗浄 施設
無機化学 業 品 造業用施設 過施設 遠心 機 廃 洗 浄施設 式 施設
法 誘 品
造業用施設
※条約 効 対象外
塩化 洗浄施設
機化学 業 品 造業用施設 水洗施設 過施設 廃 洗浄 施設
薬品 造業用施設 過施設 施設 混合施設 水 質汚濁防 法施行 第 条各
掲 物質7 含 物 混
合 限 廃 洗浄
施設
水質汚濁防 法施行 第 条各 7 掲 物質 含 試薬 造 業用試薬 造施設
非鉄金属 造業用施設 水銀精 施設 廃 洗浄施設 式 施設
金 属 品 造 業 又 機 器 造 業 武器 造業 含 用 供
施設
水銀精 施設 廃 洗浄施設
科学 術 人文科学
除 究 試 検査
又 門教育 行う 業場8 設置 業 用施設
洗浄施設
法 誘 品 造業用 精 施設 水銀
含 触媒 使用 限
施設 場若 業場 排 水又
施設 場若 業場 い 生 汚泥 廃酸若
7
及 化合物 化合物 機燐化合物
及 EPN 限 鉛及 化合物 価 化合物 砒素及 化合物 水銀及 水銀 水銀化合物 塩化
四塩化炭素 1,2- 1,1- -1,2-
1,1,1-1,1,2-
1,3-及 化合物 う素及 化合物 ふ 素及 化合物 化合物 亜硝酸化合物及 硝酸化合物 塩化
1,4-8 1 国又 地方 共団体 試 究機 人文科学 除 2 大学及 附属試
究機 人文科学 除 3 学術 究 人文科学 除 又
品 造若 術 改良 考案若 明 試 究 行う 究 前2 当 除 4 農業 水産又 業 学科 含 門教育 行う高等学校 修学校 各種学校 高 等 門学校 職員訓練施設又 職業訓練施設 5 保健 6 検疫 7 動物検疫 8 植物検疫 9 家畜保健衛生 10 検査業 属 業場 11 商品検査業 属 業場 12 臨床検査業 属
業場 13 犯罪鑑識施設
廃 処理施設 水遈終 処理施設 除
特 管理一般廃棄物
能力 / 焼 施設 場合 処理能力200kg/時 又 火 子面積 m2
一般廃棄物焼 施設 生 い 施設 特 管理一般廃棄物
参照 第 条第 第 条第 項
解
特 管理産業廃棄物 当 水銀含 い 等 当 い
特 管理一般廃棄物 い 引 不溶化等 処理 行い 環境 適 管理 行う
水銀含 い 等 産業廃棄物
水銀含 い 等 対象 あ
い 燃え 汚泥又 鉱 い う 水銀 水銀化合物 含 水銀 含 15mg/kg 超え 含
廃酸又 廃 う 水銀 水銀化合物 含 水銀 含 15mg/L 超え 含
参照 第 条第 項第 規則第 条
解
水銀含 い 等 産業廃棄物 運搬業 産業廃棄物処 業 産業廃棄物処理 施設 許 や委 契約書 等 い 扱い 明
廃棄物焼 施設 投入 水銀量 削減 水銀 大気排 抑制 等
目的 設定 廃棄物 あ
水銀含 い 等 対象 濃 い 水銀 大気排 規制 効果
的 実施 いう観 設定 い 従来 産業廃棄物 焼
処理 再生資源 利用 い い 水銀含 い 等 対象
当 場合 い 引 環境 適 方法 再生資源 利用 求
留意 項
水銀含 量 析方法 い 4.1.4水銀含 い 等 析方法 参照
水銀含 い 等 当 い 濃 水銀 含 水銀汚 物 例え 水銀 付着 紙 木 維 等 い 水銀含 い 等 等 環境 適
扱う
水銀回収 必要 水銀汚染物 産業廃棄物
水銀含 い 等 あ い 処 又 再生 行う場合 あ 水銀 回
い 燃え 汚泥又 鉱 い う 水銀 水銀化合物 含 水銀 含 1,000mg/kg 含
廃酸又 廃 う 水銀 水銀化合物 含 水銀 含 1,000mg
/L 含
参照 第 条第 項第 規則第 条 第
特 管理産業廃棄物
水銀 含 特 管理産業廃棄物 あ い 処 又 再生 行う場 合 あ 水銀 回
鉱 い い 又 汚泥 う 水銀 水銀化合物 含 水銀 含 1,000mg/kg 含
廃酸又 廃 う 水銀 水銀化合物 含 水銀 含 1,000mg
/L 含
参照 第 条 第 項第 規則第 条 10
解
一定濃 水銀又 化合物 含 水銀汚 物 処理や
固化 水銀溶 抑制 い あ あ 水銀 回 義
付 い 水銀回 方法 い 4.6.1水銀回 参照
水銀含 い 等 分析方法
い 、燃え殻、汚泥、鉱さい 分析方法
析 あ い 燃え 汚泥 鉱 い中 水銀含 量 精 測定 確認 方法 行う
析方法 例
国 多 析機 水銀含 量 測定方法 採用 い 方法
国 底質調査方法 24 環境省水 大気環境 9 あ 方法 採用 い 還元気化 原子吸 法 加熱気化法 比 測定 試料量 多い いう特 徴 あ 底質調査方法 来 用途 底質中 化学物質等 濃 測定 あ
底質 性状 異 共 物質等 多岐 渡 い 燃え 汚泥 鉱
い中 水銀含 量 測定 底質調査方法 精 析
析 追加的 実施 精 高い 析結果 得
硝酸 酸 過 酸 解法 採用 場合 硝酸 過 酸
還流 解法 測定 場合 結果 差 生 い 確認 うえ採用
試料 解 終 確 見極 亜硝酸 生 無 目視 確認
又 加熱時間 数時間延長 測定結果 比較 行い 差異 無 確認
底質調査方法 採用 い 還元気化原子吸 法 素や銀 妨害 う 物質 含 い い 廃棄物 等 確認 妨害 疑わ 場合 解 試料液 対 添加回 試 行い 妨害 確認
場合 文献等 い 妨害 防 方法 提案 い 方法 試 素
及 銀 妨害 対処方法 性 還元気化 行い 銀
剤 化亜鉛 使用 方法10 い 試
料 粉 覆う方法や ‐四塩化炭素 抽 方法11 報告 い
析 い含 量結果 得 い 確認 既 認証物質12等
析 行い 値 差異 無い 確認
表 4.1.2 底質調査方法 概要
硝酸-過マン ン酸 還流分解法
硝酸-硫酸-過マン ン酸 分解法 測定対象
媒体
底質
測定対象 総水銀
試料中 機物や 化物 多い 試料 適用
総水銀
試料中 機物等 解 容易 加熱操作中 加え 過
酸 色 消え い試料 適 用
試料量 約10g 約10g
9 環境省 水 大気環境 底質調査方法 24 8 http://www.env.go.jp/water/teishitsu-chousa/00_full.pdf
10
中 邦 伊沢 美 子 勝 久喜 伊永 隆 高橋 照男 篠 純男. (1991). 大学等複雑混合排
廃水 水銀 析法 改善 術検討 . 環境制御Vol.13. pp.23-32
11
斉 加実彦 虻川 東福 義信. (1975). 無炎原子吸 析法 金属 中 微量水銀 定
量 . 析化学Vol.24(12). pp.782-787
12
独立行 法人農林水産消 全 術 水銀 含 汚泥 酵肥料 肥料認証標準物質 提供 い
硝酸-過マン ン酸 還流分解法
硝酸-硫酸-過マン ン酸 分解法 概要 還流冷 器付 解 用い 硝酸
過 酸 前 処 理
行う方法 測定 原子吸 析
角
用い 硝酸 酸及 過
酸 温 水 浴 中 解
処理 行う方法 測定 原子吸 析
検出 限値 0.01mg/kg 器具及び装
置
還流冷 器付 解 原子吸 析装置 水銀還元気化装置 水銀
還元容器 吸 空気 流量
計 乾燥管 連結管
還流冷 器付 解
角 又
変え 試薬 水 硝酸 酸 1 1 過 酸
溶液 30g/L 素溶液 100g/L
塩化 溶液 塩
化 II 溶液 水銀標準液
酸 溶
液
前処理
測定 試料約 10g 還流冷 器付 解 入 硝 酸 加 え 加 熱 機物 解
室 温 冷 過 酸
溶液 加え加熱
間 過 酸 色
消え 場合 室温 冷
過 酸 溶 液 追
加 再 加熱
操 作 過 酸
色 約 10 間 繰 返
液温約 40℃ 素溶液 加え塩
化 溶 液
滴 加 過 剰 過 酸 解
紙 通 過 試 溶 液
原子吸 測定
試料約10g 解 入
水 加え約50ml
硝酸 20ml 加え 酸 加
え
応 置 過
酸 溶 液 追 加 混合 15 間 置
過 酸 色 消
え 場合 溶液 赤紫色 15
間 持 過 酸
溶液 追加 い
酸 溶 液
10ml 加え 約 95℃ 水浴
中 解 溶 液 部 洙
2時間加熱
液温 約40℃ 硝酸
過 酸 還 流 解
法
特徴13 酸化力 強 加熱 解 操作中 水銀 揮 損失 心配 い
JIS K0102 排水試 方法 準
方法 あ 硝酸 過 酸 還 流 解 法 簡 便 化 目 的 追 加
分析時間 時間
廃酸、廃ア 分析方法
析 あ 廃酸 廃 中 水銀含 量 精 測定 確認
方法 行う
析方法 例
廃酸 廃 水銀含 量 析方法 特 管理一般廃棄物及 特 管理産業廃 棄物 準 検定方法 厚生省告示第192 あ
13
環境庁水質保全 水質管理課 改訂版 底質調査方法 解 (1975)