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(1)単回投与試験

概略の致死量(mg/kg)

マウス(ICR系) ラット(SD系) イヌ(Beagle)

動物種

投与経路 雄 雌 雄 雌 雄 雌

経口 >2000 >2000

2000 2000

- -

皮下 >2000 >2000 >2000 >2000 - - 経皮 - - >2000 >2000 >1000 >1000

(2)反復投与毒性試験 1) 亜急性毒性試験

・ラット

4

週間経皮投与毒性試験(投与量:

10, 50, 250mg/kg/

日)

一般状態、体重、摂餌量、摂水量、血液学的検査、血液化学的検査、尿検査、眼科学的検査 及び剖検において毒性所見は認められず、無毒性量は

250mg/kg/

日と判断された。

・ラット

4

週間皮下投与毒性試験及び

4

週間回復性試験(投与量:

1, 5, 25 mg/kg/

日)

25mg/kg

投与群で体重増加抑制、摂餌・摂水量の低下、血液化学的検査においてトリグリ

セリドの低値と総ビリルビンの高値、病理組織学的検査において肝細胞質内の空胞の増加など が認められたことから、無毒性量は

5mg/kg/

日と判断された。これらの所見は

4

週間の休薬で いずれも回復性を示した。

・イヌ

4

週間経皮投与毒性試験(投与量:

5, 25, 125mg/kg/

日)

125mg/kg

投与群で血液化学的検査においてアルカリフォスファターゼの高値がみられた

ことから、無毒性量は

25mg/kg/

日と判断された。

2) 慢性毒性試験

・ラット

26

週間皮下投与毒性試験(投与量:

0.2, 1, 5, 25mg/kg/

日)

5mg/kg

以上の投与群で血液化学的検査において遊離脂肪酸及びトリグリセリドの低値が認

められ、病理組織学的検査において肝細胞質内の空胞の増加がみられた。また、

25mg/kg

投 与群では雄に精巣内成熟精子細胞残留及び精巣上体中の精子数減少と細胞残屑がみられ、無毒 性量は

1mg/kg/

日と判断された。

・イヌ

26

週間経皮投与毒性試験(投与量:

5, 25, 125 mg/kg/

日)

125mg/kg

投与群の雌雄において投与

13

及び

26

週間後にアルカリフォスファターゼの高値 がみられ、さらに

125mg/kg

投与群の雌において投与

26

週間後に総ビリルビンの高値がみら れたことから、無毒性量は

25mg/kg/

日と判断された。

(3)生殖発生毒性試験

1)受胎能及び着床までの初期胚発生に関する試験

・ラットを用いた皮下投与試験(投与量:1, 5, 25mg/kg/日)

雄親動物に

5mg/kg

以上の投与群で精巣内成熟精子細胞遺残、

25mg/kg

投与群で体重増加抑 制、精巣上体重量減少、精細管萎縮と精子細胞の崩壊・変性及び精子数減少がみられたが、雌 親動物では毒性所見は認められず、親動物への一般毒性に関する無毒性量は雄で

5mg/kg/日、

雌で

25mg/kg/日と判断された。生殖機能に対しては 5mg/kg

以上の投与群で雄に精巣内成熟 精子細胞の遺残、雌に黄体数の減少がみられたことから、無毒性量は雄雌ともに

1mg/kg/日と

判断された。初期胚発生に対しては

5mg/kg

以上の投与群で生存胎児数の減少がみられたこと から、無毒性量は

1mg/kg/日と判断された。

2)胚・胎児発生に関する試験

・ラットを用いた皮下投与試験(投与量:1, 5, 25mg/kg/日)

いずれの用量においても母動物に毒性所見は認められず、母動物の一般毒性及び生殖機能に 関する無毒性量は

25mg/kg/日と判断された。胎児に対しては 5mg/kg

以上の投与群で胎盤の 腫大及び

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肋骨発現の増加(又は増加傾向)がみられたことから、無毒性量は

1mg/kg/日と判

断された。

・ウサギを用いた皮下投与試験(投与量:4, 20, 100mg/kg/日)

母動物において

100mg/kg

投与群で体重減少及び摂餌量減少、さらに摂餌量の減少に起因す ると考えられる流産の増加と肝臓の黄色化が観察されたことから、母動物の一般毒性及び生殖 機能に関する無毒性量は

20mg/kg/日と判断された。胎児に対してはいずれの用量においても

影響はみられず、無毒性量は

100mg/kg/日と判断された。

3)出生前及び出生後の発生ならびに母動物に関する試験

・ラットを用いた皮下投与試験(投与量:1, 5, 25mg/kg/日)

母動物において

25mg/kg

投与群で妊娠

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日に

1

例が死亡し、一般状態で哺育不良を反映 する乳腺及び乳頭の未発達、児集め及び巣作り不良、授乳期の摂餌量の低下が観察され、剖検 では乳頭及び乳腺の未発達が確認されたことから、母動物の一般毒性に関する無毒性量は

5mg/kg/日と判断された。生殖機能に関しては 5mg/kg

以上の投与群において、妊娠期間の延 長、25mg/kg 投与群で出産率の低値傾向、死産児率の高値、生存児数及び出生率の低値、生 後

4

日生存率及び生後

21

日離乳率の有意な低値が認められたことから、生殖機能に対する無 毒性量は

1mg/kg/日と判断された。 F

1児に対しては

5mg/kg

の投与群において死産率が上昇す る傾向がみられ、

25mg/kg

投与群では明らかに上昇したことから、無毒性量は

1mg/kg/日と判

2)局所刺激性

【ルリコンクリーム 1%】

・ウサギを用いた皮膚一次刺激性試験において、本剤はその基剤に由来する弱い刺激性を有する と判断された。

・ウサギを用いた累積皮膚刺激性試験において、28 日間の連続投与による皮膚反応の増強はみ られず、本剤に累積皮膚刺激性はないと判断された。

・ウサギを用いた眼刺激性試験において、結膜に発赤が認められたが、本剤は無刺激物に分類さ れ、本剤の眼刺激性は弱いと考えられた。

【ルリコン液 1%】

・ウサギを用いた皮膚一次刺激性試験において、本剤はその基剤に由来する弱い刺激性を有する と判断された。

・ウサギを用いた累積皮膚刺激性試験において、28 日間の連続投与による皮膚反応の増強はみ られず、本剤に累積皮膚刺激性はないと判断された。

・ウサギを用いた眼刺激性試験において、角膜に瀰漫性の混濁、虹彩に軽度の充血、結膜に発赤、

浮腫及び分泌物の亢進が認められ、本剤は著しい刺激物に分類され、本剤の眼刺激性は強いと 考えられた。本剤の眼刺激性はその基剤に由来し、また、洗眼の効果は認められなかった。

3)皮膚感作性

【ルリコンクリーム 1%】

Adjuvant and Patch Test

法では、本剤感作・惹起群に陰性対照群を上回る皮膚反応がみられ 皮膚感作性陽性と判断されたが、本剤及び基剤のもつ皮膚一次刺激性を考慮すると、ごく軽度 な反応であると考えられた。一方、Buehler Test法では陽性対照群を除くいずれの試験群にお いても皮膚反応はみられず、本剤はアジュバントを用い感受性を高めた系では皮膚感作性陽性 であるが、アジュバントを用いない系では皮膚感作性はないと判断された。

【ルリコン液 1%】

Adjuvant and Patch Test

法では、本剤感作・惹起群の皮膚反応は陰性対照群と同様であった ものの、惹起後

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時間の平均評点は陰性対照群を上回ったことから皮膚感作性陽性を否定する ことはできないと考えられた。一方、Buehler Test法では本剤感作・惹起群の皮膚反応は陰性 対照群と同程度であったことから、皮膚感作性はないと判断された。

4)光毒性

【ルリコンクリーム 1%】

モルモットを用いた光毒性試験において、

UV

照射の有無にかかわらず本剤投与群で軽度な皮 膚反応がみられたが、

UV

照射部位と非照射部位の平均評点に有意な差はなく、本剤に光毒性は ないと判断された。

【ルリコン液 1%】

モルモットを用いた光毒性試験において、

UV

照射の有無にかかわらず本剤投与群で軽度な皮

膚反応がみられたが、

UV

照射部位と非照射部位の平均評点に有意な差はなく、本剤に光毒性は ないと判断された。

5)皮膚光感作性

【ルリコンクリーム 1%】

Adjuvant and Strip

法では、UV照射の有無にかかわらず本剤感作群で皮膚反応がみられた が、

UV

照射部位と非照射部位の平均評点には有意な差がなかったことから、皮膚光感作性はな いと判断された。また、Harber法による試験では本剤感作群に皮膚反応はみられなかった。

【ルリコン液 1%】

Adjuvant and Strip

法では、本剤感作群で

UV

照射により皮膚反応が増強したことから皮膚 光感作性陽性と判断された。一方、Harber法では皮膚反応はみられず、本剤はアジュバントを 用い感受性を高めた系では皮膚光感作性陽性であるが、アジュバントを用いない系では皮膚光 感作性はないと判断された。

Ⅹ.管理的事項に関する項目

1.規制区分 なし

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