情報を車載 PC へ入力します(利用するシステム毎に、手順が異なっているので、
各機器の取り扱い説明による)。
解説②:キャリブレーション【施工者】
~6.機器取付・システム設定時の実務内容~
主なキャリブレーションの内容
キャリブレーションの流れ
車載PCの設定 建設機械の寸法測定
※
機器メーカやリース・レンタル会社では、機器購入者、リース・レンタル者を対象に有償又は 無償で機器取付、キャリブレーション等を実施している。•
全周プリズム又はGNSS
アンテナ中心からアーム 寸法等各可動部のピン間の寸法・バケット寸法等 を測定(バックホウ)【マシン設定】
•
建設機械の種類、センサ類のタイプ、建設機械 の寸法を車載PC
に入力【センサ設定】
•
バケット・ブーム・アームの位置を調整し、各セン サの値を車載PC
に入力GNSSアンテナからバケット刃先の測定状況
実測が困難な場合は、建設機械メーカ などが提供する仕様や図面からデータ を抽出します。
MC/MG (バックホウ)技術では、ブーム・アーム・バケットの角度、バックホウ姿勢 等をセンシングして刃先位置を求めているため、各センサを設置した段階で精度 確認が必要です。
センサの設置(初期設定)時には、バケット角度・バックホウの姿勢等、条件を変 えながら、バケット位置を設計値に合わせ、車載 PC に表示されている座標値とバ ケットの位置を TS 等で測定した実測値との差分により確認します。
解説③:バケット刃先等の位置精度の確認【施工者】
~6.機器取付・システム設定時の実務内容~
施工精度の確認方法( MC/MG (バックホウ))
確認方法イメージ
車載PC
座標1(x1,y1,z1)
TS
等によりバケットの 座標値を計測車載
PC
表示座標と実測 座標との差分を確認座標2(x2,y2,z2)
確認条件(例)
車載PCに表示される座標 値を確認
確認状況 ミラー
精度確認の要求精度は
±5cm以内であること
32
フロー 施工者の 実務内容
監督職員 の実務内容
•
施工精度の確認・対処(解説①)
P33
•
施工状況・結果の確認(解説②)
P34
•
技術提案事項の実施•
施工状況の把握施工時の実施内容と解説事項
7. 施工時の実務内容
施工 始業前点検
本書の記載範囲
解説①:施工精度の確認、対処【施工者】
~7.施工時の実務内容~
施工期間中、は作業開始前にバケット刃先の位置取得精度を適宜確認します。
バケット刃先の位置取得精度が低下している場合、要因を確認し、再度、「キャリ ブレーション」やねじの増し締め等の機器点検を実施します。
バケット刃先の位置取得精度の低下要因
(
1
)バケット刃先の摩耗による寸法の変化(
2
)建設機械のピン支承の摩耗による機械ガタの増加(
3
)全周囲プリズム(GNSS
アンテナ)のねじの緩み、変形による設置位置のずれ、故障等(
4
)無線受信アンテナのねじの緩み、変形による故障等(
5
)センサのねじの緩み、変形による設置位置のずれ、故障等(
6
)機器取付用ケーブルの緩み、損傷等移動局(建設機械)側の要因
基準局(TS又はGNSS)側の要因
(
1
)基準点の揺れ、振動(
2
)TS
、GNSS
アンテナ設置位置のずれ(
3
)TS
、GNSS
アンテナの故障、バッテリー切れ等(
4
)無線送信装置の故障等、バッテリー切れ等施工精度の簡易確認方法
施工精度の簡易確認状況
車載PC上に表示される座標値と 既知座標とが一致することを確認
精度確認の要求精度は
±5cm以内であること
MC/MG システムの稼働状況と施工結果をシステム画面などで確認します。
(比較対象となっている3次元設計データの内容を把握しておいてください。)
解説②:施工状況・結果の確認【施工者】
~7.施工時の実務内容~
システム画面での確認例 ※各メーカのより異なる
車載PC 【3次元設計データ保存機能】
施工面の3次元設計 デー タ (TIN)を車載PCに搭載する 3次元設計データイメージ
現在位置の切り出し位置や設計デ ータに対するバケット位置の差分
(切土目標値)をリアルタイムに提供
車載PC画面イメージ【MC(バックホウ)】 ※各メーカにより異なる
車載PCに搭載された設計データに対する 施工機械位置をリアルタイムに提供