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1000/oメタノール遠心分離

、b載− 沈殿物

【図25】Frction2の分画

 120  100

  80

図26に示したとおり、上清に強いα一グルコシダーゼ阻害活性が確認できたので、これをさらに Sep Pack CNカートリッジを用いて水層と100%メタノール層に分画した。この2フラクションにつ いてα一グルコシダーゼ阻害活性試験を行った。結果を図27に示した。各フラクションを同容量 に溶解して、それを原液として段階希釈した。濃度1は各フラクションの原液を意味する。

120

100

  80

欝 60

 

  40

20

o

一←水画分

一トメタノール高分

O.Ol O.1 1

【図27】ベトナムツバキ分画物のα一グルコシダーゼ阻害活性          (基質:マルトース)

図27の結果から、これ以上の分離は困難と考えて、一段階前の100%メタノール層を用いて NMR分析を行った。その結果、没食子酸様の部分構造と思われるものが確認され、活性成分は、

ポリフェノールの一種であることが予想された。活性成分の特定にはより大量のサンプルを処理し て検討する必要があると考えている。

トナムツバ

 2

酸エチル 水層

1.3

酢酸エチル層  O.5

水ノブタノール Ooメタノール ヘキサン

水層

O.7

ブタノール層  o.

ヘキサン層  O.lg

75010メタノールll OOOIoメタノール

100%メタノール   O.lg

t 沈殿物

30%メタノールll OOOIoメタノール

100910メタノール HPLC 20910メタノール→1 00910メタノーワレ

Fl F3 F17 11 F18

100010メタノール遠心分離

m 

QO4 沈殿物

水Il OOOIeメタノール

水層 O.oo3g

 【図28】ベトナムツバキの分画スキーム

3−5.考察

 ベトナムツバキはマルトース、スクロース負荷時において血糖値上昇を抑制したが、グルコース 負荷時では血糖値上昇抑制作用が見られなかった。このことから、ベトナムツバキは二糖である マルトース、スクロースを単糖に加水分解するα一グルコシダーゼの活性を阻害することによって 腸管からの糖吸収を抑制していることが示唆された。さらにベトナムツバキが小腸からのグルコー ス吸収抑制作用を有するならば、グルコース負荷時に血糖値上昇抑制作用が見られるはずだが、

そのような結果は得られなかった。このことからも、ベトナムツバキがグルコース吸収抑制作用を有 することは考えられず、デンプンの消化過程においてグルコースに分解される前までの過程を阻 害していることが示唆された。

 また、〈十グルコシダーゼ阻害活性があると報告されているグァバ葉茶とベトナムツバキのα一グ ルコシダーゼ阻害活性を比較したところ、ベトナムツバキのメタノール抽出物は同程度もしくは高 い阻害活性を示した(図9、10)。グァバはグァバポリフェノールを有効成分としてく十グルコシダー ゼ阻害活性を有する特定保健用食品としてすでに販売されている。これと同程度または高いα一 グルコシダーゼ阻害活性を示したベトナムツバキは有効性の高い新規素材であることが期待され、

今後、有効成分の同定を進めるとともにヘルスフードとしての有用性を検討していく必要がある。

 血糖値上昇抑制作用を示す成分の特定を進めた結果、比較的極性の高い画分にα一グルコ シダーゼ阻害活性が確認され、NMR分析の結果、ポリフェノールの一種であることが推測され

た。

第4章 ブルーエルフィンの血糖値上昇抑制効果

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