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3. BLE ビーコンの設置

3.3 概要設計

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37 3.3.1 機種選定時の考慮事項

BLE ビーコンの機種選定時には、空間特性への適合、使途、メンテナンス性等様々な要素を総合的に 検討する必要がある。以下に検討時の考慮点を記載する。

【BLE ビーコンの機種選定時の検討項目】

性能/機能

設定範囲(電波出力、送信間隔)

電波出力の設定範囲、送信間隔の設定範囲を確認する。

複数 ID 出力の可否

BLE ビーコンに与えられる役割を確認する。複数の出力信号の発信が必要な場合は対応した機 器を選択する。(例えば、場所情報コードと UUID の双方の ID を送信する等)

ネットワーク機能の搭載の可否

メッシュネットワークの機能を搭載している BLE ビーコンもある。オンラインでの設定変更や

死活 監視が可能となる。また、Bluetooth5 のバージョンでは、メッシュネットワークの機能 は標準となっている。

給電方式

電源、電池(電池容量)、バッテリーレス(ソーラー、振動式 等)

AC 電源の確保が可能であればメンテナンス性も考慮しても AC 電源方式の BLE ビーコンを選択 することが望ましいが、電源工事等の付帯コスト等の検討に加える必要がある。

電池式は、ボタン電池や乾電池やバッテリー等電池容量の違う様々な機種が市場投入されてい る。電波出力と送信間隔の設定値から、BLE ビーコンの電池寿命が机上で計算できるので想定 する電池寿命を鑑みて機種を選択する。バッテリーを搭載せずにソーラー等の自家発電方式の BLE ビーコンもある。高所等メンテナンスが難しい場所での設置に適している。

機器の設定方法

機器の設定方法の容易さと秘匿性。

個別設定が基本だが、一括設定やネットワークによる設定変更ができる機種もある。

設定変更の可否や、変更方法の煩雑さ等も考慮する必要がある。

38 デザインと品質

プリント回路板のデザインと造りの丁寧さ

BLE ビーコンの中に入っているチップや基盤のメーカーは世界で数社である。価格ではなく対象 機種の稼働実績等の確認を行うことが望ましい。

アンテナの形状の違いで電波特性が特定される。電波特性についてもできるだけ確認をしておき たい項目である。

外観のデザイン

BLE ビーコンの外ケース(外観)のデザイン、大きさ、重量が周辺環境との親和性はあるかを確 認する。勿論、屋外への設置時は防水性等の検討項目に入る。

設置の柔軟さ(両面テープ、ビス止め、磁力)

メンテナンス性や盗難防止を考慮した設置方法を検討する。

コスト

初期コスト(デバイスコスト、キッティングコスト、設置作業費等)

運用コスト(メンテナンスサイクル、電池交換等)

初期コストのみならず運用を含めたトータルコストで検討することも機種選定の重要な検討項目 である。

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