• 検索結果がありません。

                仮設工 

 土留・仮締切工  式  1 

                橋脚躯体工 

式  1 

                排水構造物工 

式  1 

                舗装工 

  式  1 

                片付け工 

式  1 

       

■工程管理に係わる技術的所見 

・本工事に関連する隣接工区の施工期間がほぼ同じであり、他工事業者と綿密に工程調整を実施し責任範囲を明確にする等、トラブ ル防止に努める必要がある。 

・用地未処理部分や河川管理者との協議が完了していない等、着工当初は施工出来るエリアが限定されるため、後半に計画される RC

橋脚工の工程が圧迫されると想定されるが、2 パーティの班編成とし隣り合う橋脚を同時に施工する計画とする。 

適用例-58  

材料の品質管理(コンクリート)に係わる技術的所見 

工事名:○○高架橋下部その1工事   会社名: □ □ 建 設(株)   

■対 象    現場打ちコンクリートの品質管理方法 

項  目  具 体 的 な 品 質 管 理 方 法   

コンクリートの品 質管理について 

当該地域は、冬季には氷点下となる場合があるため、寒中 コンクリートの品質管理方法を検討する必要があり、以下の ように計画する。 

 

・AE 剤、AE 減水剤又は高性能 AE 減水剤を用いる。 

・配合試験により、単位水量を極力少なくする。 

・打ち込み温度は 5〜20℃で管理する。 

・初期凍害を受けなくなるまでの養生を実施する。 

(圧縮強度 5N/mm

2

が得られるまでの期間、 温度は 5℃以上)  

・特に風に当たらないよう、シート等で養生する。 

       

 

適用例-59  

施工上の課題に係わる技術的所見 

工事名:○○高架橋下部その1工事 

会社名:  □ □ 建 設(株)    

■施工上の課題    近隣住民への騒音・振動対策について 

項  目  具 体 的 な 施 工 計 画   

近 隣 住 民 へ の 騒 音・振動対策につ いて 

特記仕様書の「第 22 条」に基づく機械を使用すること を原則とし、重機の移動等の際はスロットルを下げ低速で 行うこととする。また、ダンプトラック等の工事関係車両 は、場内では制限速度を 10km/h とし待機時はアイドリン グストップの励行を徹底する。 

 

 

 

 

適用例-60

(g)評価結果   

評価項目  配点  A社  B社  C社 

入札価格(千円)    250,000  270,000  280,000  施工計画の実施手順の妥当性  3.0 点  0.0  3.0  3.0 

工期設定の適切性  3.0 点  3.0  3.0  0.0 

コンクリート、鋼材溶接部等の品質の確

認方法、管理方法の適切性  6.0 点  0.0  6.0  0.0  施工 

計画 

発注者が指定した施工上の課題への対

応の的確性  6.0 点  0.0  6.0  6.0 

過去 10 年間の同種・類似工事の施工実

績の有無  1.0 点  1.0  1.0  1.0 

過去2年間の工事成績評定点の平均点  1.0 点  1.0  1.0  1.0  企業 

の施  工実 

績  過去2年間の優良工事表彰の有無  1.0 点  0.0  1.0  0.0  主任(監理)技術者の保有する資格  1.0 点  1.0  1.0  1.0  過去 10 年間の主任(監理)技術者の施

工経験の有無  1.0 点  0.0  1.0  1.0 

過去2年間の主任(監理)技術者の工事

成績の工事成績評定点の平均点  2.0 点  0.0  2.0  2.0  過去2年間の優良工事技術者表彰の有

無  1.0 点  0.0  1.0  0.0 

技術者の専門技術力  1.0 点  0.0  0.0  1.0 

当該工事の理解度・取り組み姿勢  2.0 点  2.0  2.0  2.0 

①企業の技術力 

配置  予定  技術  者の  能力 

技術者のコミュニケーション能力  1.0 点  1.0  1.0  0.0 

合計点(a)  30 点  9.0  29.0  18.0 

  価格評価点 

(100×(1‑入札価格/予定価格))  −  16.7   10.0   6.7 

技術評価点(a)  −  9.0  29.0  18.0 

評価値 

(価格評価点+技術評価点)  −  25.7  39.0  24.7 

加 算 方 式 

入札結果  −  2 位  1 位(落札)  3 位 

技術評価点 

(標準点+加算点(a))  −  109.0  129.0  118.0  評価値 

(技術評価点/入札価格×100)  −  0.044  0.048  0.042  除

算 方

式  入札結果  −  2 位  1 位(落札)  3 位 

 

適用例-61

(10)適用例10:アスファルト舗装工事   

(a)工事の概要   

 

本工事は、地方都市中心部を通過する幹線道路における舗装修繕工事であ り、工事概要等は次のとおりである。 

 

  施工箇所:国道○号線(地方都市中心部 L=900m) 

  工  期:契約翌日から 210 日間 

  工事概要:・舗装版打換      2,500m

2

         ・切削オーバレイ        10,000m

2

         ・中央分離帯設置・撤去(1)    4.6m         ・中央分離帯設置・撤去(2)    100m         ・L型側溝設置・撤去      100m         ・歩道舗装       1,000m

2

         ・出入口舗装      200m

2

         ・受枠削孔       100 箇所         ・区画線      4,500m         ・道路構造物修繕工       1 式         ・横断管渠修繕工        1 式    予定価格:¥90,000,000 

 

 

適用例-62

(b)施工上の技術的課題の有無   

アスファルト舗装工事における施工上の技術的課題の例 

施工上の技術的課題 

□自動車専用道や交通量の多い道路等で走行性が求められる。 

□市街地を通る道路等で低騒音が求められる。 

工事目的 物 の 性 能・機能 

性能・機能 

□舗装材の敷均し時の、温度管理が求められる。 

□鉄道営業線があり、施工に配慮を要する。 

□架空線があり、施工に配慮を要する。 

□地下埋設物があり、施工に配慮を要する。 

□民家があり、施工に配慮を要する。 

近接施工 

□病院・学校等の重要施設があり、施工に配慮を要する。 

□施工にあたり交通規制が伴う。 

現道作業 

□施工にあたり、歩行者の安全対策に配慮を要する。 

□水質汚濁防止の対策が必要。 

水質汚濁 

□地下水遮断の対策が必要。 

振動・騒音 □施工にあたり、振動・騒音対策が必要。 

大気汚染  □施工にあたり、大気汚染対策が必要。 

臭気  □施工にあたり、臭気対策が必要。 

地盤沈下  □施工にあたり、地盤沈下対策が必要。 

揮 発 性 有 機化合物 

□施工にあたり、ホルムアルデヒド等の揮発性有機化合物の対 策が必要。 

社会的   要請 

環境  □自然保護区域内や希少動植物への配慮が必要。 

 

本工事は地方都市中心部での施工であり交通量が多く、一般通行車両の 安全対策が必要である。また、冬季の施工であり、舗装材の慎重な温度管 理が求められることから、これらの技術的所見を求め評価することとする。

また、配置予定技術者に対しヒアリングを行う。 

 

(c)総合評価方式の選択 

技術的課題はあるが標準的な施工技術の範囲で対応可能であり、技術的

な工夫の余地は少ないことから、簡易型を適用する。 

適用例-63

(d)評価項目、評価基準及び得点配分の設定   

評価項目  配点  配点  満点 

工事の手順が適切で あり、工夫が見られ る 

3.0  施工計画の実施手順の妥当性 

工事の手順は適切で あるが、工夫が見ら れない 

0.0 

3.0 点 

各工程の工期が適切 であり、工期短縮が 見られる 

3.0  工期設定の適切性 

各工程の工期は適切 であるが、工期短縮 が見られない 

0.0 

3.0 点 

課題への対応が現地 の環境条件(地形、

地質、環境、地域特 性等)を踏まえ的確 に図られ、工夫が見 られる 

6.0  施工計画 

発注者が指定した施工上の課題への対 応の的確性 

的確であるが、工夫

が見られない  0.0 

6.0 点 

同種工事の実績  1.0  過去 10 年間の同種・類似工事の施工実

績の有無  類似工事の実績  0.0  1.0 点 

75 点以上  1.0  65 点以上 75 点未満  0.5  過去2年間の工事成績評定点の平均点 

65 点未満  0.0 

1.0 点  表彰の実績あり  1.0 

過去2年間の優良工事表彰の有無 

表彰の実績なし  0.0  1.0 点  特許権、実用新案権

の取得あり  2.0  NETISへの登録

あり  1.0 

①企業の技術力︵1/2︶ 

企業の  施工実績 

当該工事の関連分野における技術開発 の実績の有無 

該当なし  0.0 

2.0 点 

 

適用例-64

 

評価項目  評価基準  配点  満点 

1級 土木施工 管理技

士または技術士  1.0  主任(監理)技術者の保有する資格 

2級 土木施工 管理技

士  0.0 

1.0 点 

同種工事の実績  1.0  過去 10 年間の主任(監理)技術者の施

工経験の有無  類似工事の実績  0.0  1.0 点 

75 点以上  2.0  65 点以上 75 点未満  1.0  過去2年間の主任(監理)技術者の工

事成績の工事成績評定点の平均点 

65 点未満  0.0 

2.0 点  表彰の実績あり  1.0 

過去2年間の優良工事技術者表彰の有

無  表彰の実績なし  0.0  1.0 点 

実績 として挙 げた工 事の 担当分野 に中心 的・主体的に参画し、

創意 工夫等の 積極的 な取 り組みが 確認で きる 

1.0 

実績 として挙 げた工 事の 担当分野 におい て適 切な工事 管理を 行な ったこと が確認 できる 

0.5  技術者の専門技術力 

その他  0.0 

1.0 点 

当該 工事につ いて適 切に理解した上で、施 工上 の提案等 積極的 な取 り組み姿 勢が見 られる 

2.0 

当該 工事につ いて適

切に理解している  1.0  当該工事の理解度・取り組み姿勢 

その他  0.0 

2.0 点 

質問 に対する 応答が

明快、かつ迅速である  1.0 

①企業の技術力︵2/2︶ 

配 置 予 定 技 術者の能力 

技術者のコミュニケーション能力 

その他  0.0 

1.0 点 

合計点  26.0 点 

 

(e)提出を求める技術資料 

工程表(施工計画の実施手順の妥当性、工期設定の適切性) 

施工上の課題に係わる技術的所見  企業の同種・類似工事の施工実績 

当該工事の関連分野における技術開発の実績  配置予定技術者の資格 

配置予定技術者の同種・類似工事の施工経験  配置予定技術者の工事成績 

配置予定技術者の表彰の実績 

適用例-65

(f)技術資料の記入例 

工 程 表 

工事名:○○市××町舗装修繕工事  会社名: (株) ○ ○ 建 設  7月  8月  9月  10 月  11 月  12 月  1月  2月  項 目  単位  数量 

10 20  10 20  10 20  10 20  10 20  10 20  10 20  10 20 

        舗装修繕工 

(車道部)  m

2

  10,470 

                舗装修繕工 

(歩道部)  m

2

  1,005 

                道路構造物修繕工 

式  1 

                横断管渠修繕工 

式  1 

               

     

       

■工程管理に係わる技術的所見 

 ・舗装修繕工事においては上下線の同じ箇所を施工する区間があり、一般交通への影響を考慮し、上下線を同時に行う計 画とする。これにより、7 日程度の規制日数短縮が可能になると考える。 

 ・一般交通への解放を 1 日の作業で行う必要があり、舗装面の品質を考慮し、気温の下がる 11 月中旬から舗装修繕工事

を実施し、2 月上旬の完了を目標とする。それまでの間は、車道への影響のない、横断管渠修繕工、防護柵修繕工事を

行う計画とする。 

適用例-66

 

     

施工上の課題に係わる技術的所見 

工事名:○○市××町舗装修繕工事 

会社名: (株) ○ ○ 建 設      

■施工上の課題  ①舗装材の敷均し時の、温度管理について 

②一般通行車両に対する安全対策について  項  目  具 体 的 な 施 工 計 画   

①舗装材の敷均 し時の、温度管 理について 

舗装材はそれぞれの材料により最適な混合温度が異なる ため、事前に最適温度を確認しそれに基づき温度管理を行 う。また、舗装修繕工事を冬季に計画しており、舗装材の敷 均し時の温度低下が懸念される。舗装材の温度は敷均し度に 影響を与えるため、搬入後、速やかに敷均しが行えるように、

車両計画を行う。 

       

②一般通行車両 に対する安全対 策について 

国道○号線は、夜間においても大型車両の通行量が多く、

また速度も昼間より上がるため、内部照明式の看板を設置 し、運転手への注意喚起を促すこととする。また、施工区間 においては、照明設備を適切に配置し一般車両との接触防止 に努める。その際、運転手が幻惑されないよう配置方向につ いても十分に留意して施工する。