の (4/4)
ドメインレジストラがクレジットカード末尾 6 桁で登録者を認証
攻撃者は「末尾4桁は覚えているのだが…」と言って、上位5,6桁目を 正解まで試させてもらった
最終的に攻撃者は
Twitterのアカウント
(@N)と独自ドメイン の管理権限を交換
が、最終的にTwitter社側が事件を知って元に戻してくれた
ルエンジニアリングの例
以前に
Facebookが「パスワードを忘れた場合、
Facebook上 の友人に
3人にパスコードを送って認証」という物を導入
パスコード送信先は友人リストから送信先を決めることが可能
→
攻撃者が複数アカウント利用で
3人分の友人を作れば認証で きる
2011年ぐらいから問題にされていた
知人や有名人になりすました友人申請が増えているということで、こ の攻撃が疑われて警告が出た(2013年)
というか、友人が共謀してもアカウント乗っ取りができてしまう
現在は「信頼できる連絡先
(友人
)を事前登録する」形で問題
を緩和
ント
焦りは人の判断能力を狂わせることを自覚する
相手はそのことを承知で、電話などのリアルタイム応答を必要な手段 で連絡してきたりする
本当にそのようなことをやる必要があるかじっくり考える
必要があれば関係箇所に問い合わせる
コールセンターなどでは同僚や上司に相談するのもあり
相手側が地位などを強く出して急かせようとしている時には 特に注意
こういう時にソーシャルエンジニアリング某氏の観点から慎重に対応 した人を褒める形になるのが理想
相手側に追加で情報を与えないように注意
他の人の名前や関係部局など
攻撃者の矛先が向かったり、他の人や関係部局から情報を仕入れた 上で再度攻撃をしかけてきたり…
る情報
ソーシャルエンジニアリングに利用される情報
職業(学校)関連: 勤務先、職種、役割
住所、電話番号
過去の情報: 出身地、出身学校
趣味
SNS
などでこの程度の情報を収集可能
個人レベルでの現実的な被害では、サイバー攻撃よりもネットストー カーの方が怖いかもしれない
このあたりの情報を認証の補助にしているサービスはセキュ
リティ意識は弱いと思う
その他の詐欺
偽セキュリティ警告
(スケアウェア
):「おまえの
PCはコン ピュータウィルスにかかっているからこのソフト買え」
ファイル人質
(ランサムウェア
):「ファイルを返して欲しければ 金払え」
最近話題のTeslaCryptやLockyはこいつ
ワンクリック詐欺
: URLをクリックしたら「ご利用ありがとう、金 払え」
料金提示と支払の確認が無い
→
とりあえず、「金払え
(ソフト買え
)」が合言葉
基本的に相手にしなくてよい
そもそも、こんなことをやる人間がまともに商取引を行うとは思えない
心配ならば、ITヘルプデスクなどに相談
情報倫理
ネットワークサービスとセキュリティに絡んでくるので、「考える 機会になってくれれば」というレベルの話題として提供
あくまでも「倫理」なものが多く、判断がいろいろと難しかった り時代とともに変化したりする
一部は後から法律に組み込まれたりするが…
個人的な情報倫理の考え方
:情報を提供する側と提供され た情報を利用する側の落とし所
情報を提供する側としては、提供した情報を濫用されたくないがサー ビスは便利になって欲しい
提供された情報を利用する側としては、情報を効果的に利用すること で利益を上げたりサービスの価値を上げたりしたい
手っ取り早い「情報の利益化」は情報自体を売る(外部に提供する)こと で、いくつかのサービスはその旨を利用規約に書いてあったり
情報倫理的に送受信に注意する情報
法律上で明示的に禁止されていないが、扱いに注意しなくて はいけない情報
(の送受信方法
)もある
一部は後から禁止されたり、開放された後で禁止されたり
ネットワークを介した選挙活動
公示後の活動は事前に登録された本人or代理人のみOK
すでに禁止されているけどなかなかなくならない物も
著作権侵害
犯行予告や脅迫系
ネットワークを介したストーキング行為
例
しつこくメール等を送る
しつこく個人ブログや掲示板に書き込む
しつこく個人の行動(ネット上を含む)を追跡する
祝
!改正ストーカー法施行
(2017/1) SNSなど電気通信を使った付きまといの規制を強化
ストーキングのためのソフトもあるので注意
マルウェアの一種
メール送信情報出力、GPS情報出力(スマートフォン)、など
物理的なストーキングにつながることもある
→
必要に応じて、大学や警察に相談
荒らし行為
意見のゴリ押しなどによ る言論の自由の妨害
短期間に電子掲示板等に 多数の意見を書き込むな ど
時には、誹謗
/中傷を伴う
例
: Wikipediaへの荒らし
ニセ情報 ( フェイクニュース )
人の名誉を毀損すると信用毀損
(名誉毀損
)になります
業務を妨害すると偽計業務妨害となります
法律上の「業務」とは、「継続的に行っている活動」なので、利益を目 的としない活動も業務扱いになります
株価操作を目的としていると判断されると「風説の流布」で罰 せられます
得た利益を全部没収のうえで懲罰
最近はニセ情報を流すことで悪名高いニュース
(サイト
)も多 い
うっかり広める側に回らないように注意しましょう
真実の中に嘘を混ぜるのは騙しのテクニックなので、自分の知ってい る範囲で真実な話があっても注意する
ニセ情報にだまされないために (1/3)
とりあえず、幅広い知識を身につけよう
単純に過去の詐欺の話だけでなく、「様々な場における人間の判断」
に関連した知識を身に付けると良い
失敗知識データベースとかも参考になるかも?
幅広い知識は研究にも使える
現在は種々の情報デバイスで様々な情報(ニセ情報も含む)に触れる ことができる現在は素晴らしい時代です
ニセ情報も、「どう見破るか」という思考能力強化の勉強に使えます
論理的に考えよう
どこかに変な論理展開とか論理的におかしい前提とか、いろいろと穴 が見つかることがあります
逆に「その情報が正しければ、世の中の別の部分が筋が通らなくな るのでは?」という逆に考えていくのもあり
ニセ情報にだまされないために (2/3)
定量的に考えよう
ネズミ講の仲間どもはこれで一掃できる
規模拡大して嬉しいのはコストダウンだけ
それでも原材料費などの限度はある
他にも、仕事量プラマイゼロの永久機関とか、化学結合エネルギー がマイナスの合成とか、分子数を数えると1を下回る化学事象、とか
事前に思考実験しておくのも面白い
頭の体操と思って、暇な時に、過去のニセ情報に自分ならどう反論す るか考える
(論理をベースとした)思考実験はこの先の研究等で役に立ちますよ
オッカムの剃刀は重要
ある事柄を説明するために、必要以上に多くを仮定するべきでない
背景知識もある程度必要するし、外れもあるけど、幅広い知識をつけ ればOK
ニセ情報にだまされないために (3/3)
ソース
(source)に当たろう
ネット経由で1次情報にあたりやすくなりました
編集されていない動画とか
ただし、記録文などでは、1次観測者が混乱している状態で記述する こともあるので注意
最近ではニセ出版社まででっち上げられるらしい
論文を根拠に出されてもすぐに信用しない
査読無し口頭発表の論文なんて外れも多い
というか、それらが全て本当ならば、人類は複数の永久機関を実現して いてエネルギー問題はとっくに解決しているはず
ニセ情報を出す側が学会を作っていたりもする
乱造された学会がニセ情報を出す側の御用達しになったりもする
有名学会の論文でも発見者とは別人が検証まで待つのは大事
「偶然にノイズが有効なデータみたいに見えた」という事例も多数
送受信に注意を要する情報
個人情報
業務上送受信の必要があるかもしれませんが要注意
他の情報が隠されているデータ
例: 写真のexif情報はGPS情報が含まれていることも
→ストーキング被害
きわどいアニメ
/漫画などのイラスト
国によっては児童ポルノ扱いされます
電子メールによる極端に大きなファイルの添付
他のメールの送受信に影響が出ることも
メールサーバによってはサイズ制限で出戻りも
Dropboxなどのストレージサービスを利用し、そのファイル公開用 URLを利用しましょう
個人情報
狭義の個人情報
「個人情報の保護に関する法律」で扱う対象
5,000件以上の個人情報を事業に用いている企業が対象
個人情報取扱事業者と呼ばれる
導入当初は、誤解による過剰反応が多かった
広義の個人情報
「個人を一意に特定できる情報」
1つの情報だけではなく、複数の情報を組み合わせて個人を特定で きることも多い
一部の人に限定することで、特定できることも
例: 1日に100人が利用する駅で、毎日午前11時台に利用する人
対策: 日ごとにIDを変えて匿名化する