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東北アジア研究センター・プロジェクトユニット研究年度報告書

ドキュメント内 活動報告2009 (ページ 56-111)

提出:2010327 ユニット名 北アジア戦略データベース構築研究ユニット

認 可 期 間 2007(平成19)年度 〜2010(平成22)年度(4年間)

組 織

氏 名 所  属 氏 名 所  属

(代表者)

工藤純一教授

岡 洋樹教授 奥村 誠教授 鹿野秀一准教授 塩谷昌史助教 徳田由佳子助手

東北アジア研究センター

東北アジア研究センター 同上 同上 同上 同上

赤池伸一

柳澤文孝

藤原和彦

河野公一 伊藤正直

科学技術振興機構研究開 発戦略センター(東北アジ ア研究センター客員教授)

山形大学理学部教授

(同上非常勤講師)

仙台電波工業高等専門学校 助教(同上)

東北工業大学講師(同上)

日本ゲームカード㈱

内部監査部長(同上)

研 究 モニター

氏 名   所  属

1 川添良幸

2 S. G. Sedukhin

3 黒岩幸子

東北大学金属材料研究所 教授 会津大学 教授

岩手県立大学 准教授

外部評価会の実施 (中間):2010年3月19日

参加者:研究組織1名、モニター2名 研 究 経 費 センター長裁量経費〔金額 1,000,000円〕

ユニットの 目標・目的

 北アジア(シベリア、モンゴル)地域と良好な関係を保ちながら持続発展 が行える共同研究を推進するために、その知識的支援となるデータベースを 構築する。そのために、次の3つのサブテーマについて研究を行う。

⑴  北アジア地域の実情・実態の把握と解明

  1990年以降の北アジア地域の歴史、社会、経済、自然、環境、交通等について、

個別に実態を明らかにし、日本への影響についてそれらの関係性を解明する。

⑵  データベース構築

  本研究の成果が現在的にもまた将来的にも活用できるデータベースを構築 する。

⑶  データベース利用

  本研究で構築したデータベースを利用して北アジア地域に関して戦略的な 事例としてのケーススタディを行う。

研究の目的と 本年度の成果

ならびに 研究成果の 重要性の概要

 本年度は3年目であるため、データベースシステムの拡充と個別テーマの 推進に重点を置いた。まず、データの充実についてはディスクを増設してデー タ領域の確保を図り、非常勤講師からの協力も含め、入力作業を行った。また、

障害により使用できなくなったディスクの交換などを行いシステムの見直し を行った。しかし、課題であった遠隔地からの利用形態の向上については未 だ改善の余地がある。

 次に、平成21年度は新たな個別テーマとしてシベリアの森林火災の管理に よるCO2排出量取引構想に関する研究を行った。データベースに入力された URLやデータ数は十分ではないと思われるが期待するような情報は得られて いる。これを基にIGES等でのプレゼン資料等を作成した。

 さらに、外部資金の獲得のために、NIES、JAMSSなどと連携しながら22 年度科学技術振興調整費の申請を行った。関連データは引き続き入力を行い データの充実を図っている。

 一方、平成20年度からの東アジアの大気汚染に関するデータについては継 続して解析を行うとともに、衛星画像の解析方法に改善を加え、その成果を 論文として投稿中である。気候変動にともなう地球温暖化は火災や黄砂現象 の増加等と関連があることから、本プロジェクトは北アジアという地域に限 定しながらも、地球環境問題との関連性を大きくアピールできる内容になっ ている。

ユニットの成果を公表するURL まだありません。

東北アジア 地域研究 としての意義

東北アジア地域研究としての位置づけが自覚的か〔 はい

〈位置づけの内容〉

 研究対象地域を北アジア(シベリアとモンゴル)、一部東アジアに限定し ている。

東北アジア地域を対象とする研究か〔 はい

〈対象とした国・地域など〉

ロシア、モンゴル、中国北東部

東北アジア地域研究としての意義・特徴をアピールしてください

 ロシア(シベリア)、モンゴル、中国の一部の情報を効率的に検索できる システムを目指しているので、東北アジアの地域研究のツールとして活用 する意義は大きい。

新 規 性

新規性の有無〔

〈新規性の内容〉

1990年以降の北アジアに特化したデータベースはこれまで存在しなかった。

学 際 性

文理融合型の研究か〔 はい

〈参加した専門分野〉

情報科学、生命科学、工学、モンゴル学、ロシア研究 文系・理系での学際性・連携性の有無〔

〈参加した専門分野〉

情報科学、生命科学、工学、ロシア研究

専 門 性

専門分野内部での意義

〈専門分野名〉情報科学

〈内容〉

国 際 性

国外の研究機関との研究協力・交流の有無〔

〈国名・研究機関名〉

ロシア・ロシア科学アカデミーシベリア支部 ロシア・ロシア科学アカデミー極東支部 国外の研究者の参加の有無〔

〈参加研究者の所属・参加形態〉

ロシア・ロシア科学アカデミーシベリア支部・情報の提供 ロシア・ロシア科学アカデミー極東支部・情報の提供 学術交流協定活用の有無〔

〈協定の名称〉

大学間協定 ロシア科学アカデミー・シベリア支部 部局間協定 ロシア科学アカデミー極東支部経済研究所 外国語による成果公表の有無〔

教育上の 効果

学生の参加による教育上の効果〔

〈参加学生の所属〉

東北大学大学院情報科学研究科

〈学生による成果発表〉

論文投稿中

ポスドクの活用の有無〔

教育上の効果についてアピールしてください 学生の研究教育の実践の場として効果がある。

社会還元

社会への成果還元・啓蒙が目的に含まれていたか〔 はい

〈内容〉

北アジア地域と協力関係を行う場合の情報源としての役割 社会への成果還元の有無〔

〈還元の形態〉

まだありません

学内連携 学内他部局との組織上の連携はあったか〔 学内他部局教員の研究への参加の有無〔

他組織との 連携

国内の研究機関との連携・協力の有無〔

〈連携組織名〉

山形大学、仙台電波工業高等専門学校、東北工業大学

〈連携の形態〉

非常勤講師

国内の研究機関の研究への参加の有無〔

成果発表

研究会議開催回数(プログラム・メール連絡など添付のこと)

研究会〔 回〕

公開の会議・シンポジウム〔 回〕

国際会議〔 1回〕共催形態による

成果発表 論文・著書

以下に分類したうえで、それぞれの項目に該当する具体的な論文等の題目、

著者名、出版年月日などを記載してください。

〔雑誌論文〕計( )件

〔学会発表〕計( )件

〔図  書〕計( )件

〔その他の公表〕計(1)件

Jun-ichi Kudoh, Yasuhiro Yukimatsu and Yuako Tokuda edited,

Proceedings of the Tohoku University and Russian Academy of Sciences Collaborative Research Promotion Workshop, jointly International Science and Technology Center Japan Workshop,

October 19-20, 2009. 共同研究の

全般的成果の アピール

まだありません。

第三者による 評価・受賞・報道

など

平成22年3月19日、外部評価委員会を開催した。(外部評価報告書参照)

 東北アジア研究センター・プロジェクトユニット研究年度報告書

提出:201042 ユニット名 東アジア出版文化国際研究拠点の形成研究ユニット

認 可 期 間 2007(平成19)年度 〜2009(平成21)年度(3年間)

組 織

氏 名 所  属 氏 名 所  属

(代表者)

磯部 彰

高橋章則 高橋 智

若尾政樹 磯部祐子 五代雄資 大島直行 陳 仲奇

東北アジア研究センター

東北大学・大学院文学研究科 慶應義塾大学・附属研究所 斯道文庫

一橋大学・大学院社会学研究科 富山大学・人文学部

㈶元興寺文化財研究所・研究部 伊達市噴火湾文化研究所・所長 島根県立大学・総合政策学部

章 培恒 黄 霖 黄 毅

石 昌渝 崔 溶澈 スーザン ブーテレイ

エレーナ・ボイティ シェク 陳 慶浩

復旦大学・中国古籍整理研究所 復旦大学・中国語言文学研究所 復旦大学・中国古代文学研究セ ンター

中国社会科学院・文学研究所 高麗大学校文科大学・中語中文科 カンタベリー大学・

言語文化研究学部 ノボシビルスク国立大学・

人文学部 フランス国立科学研究センター

研 究 モニター

氏 名   所  属

1 佐竹保子

2 中川 諭

3 曽根原理

4 鍋島稲子

5 新宮 学

東北大学大学院文学研究科 大東文化大学文学部

東北大学 ・ 学術資源研究公開センター(史料館)

台東区立書道博物館 山形大学人文学部

外部評価会の実施 (最終):2010年3月17日

参加者:研究組織1名、モニター4名

研 究 経 費

(研究支援者、RAなどの配置)研究支援者1名

(研究スペース配分など)事務用332号室 科学研究費補助金ほか政府関係資金 運営費交付金(個人研究費)

ユニットの 目標・目的

 東アジアの文化や歴史環境などを研究する上で、過去に存在した資料は重 要な役割を果たす。中でも、10世紀より1000年に及ぶ木版技術を主とした 印刷による資料は最も重要なものである。しかし、時代や地域、その伝授の 方法によって木版技術を主とする印刷物は、その記述された中身ですら理解 のされ方が異なる場合も多い。本拠点形成事業は、日中韓三国及び欧米諸国 の相互研究交流を通して、東アジア出版文化をめぐる教育・研究体制を樹立し、

東アジア諸国に残る様々な出版資料のもとで、近世から近現代の東アジア世

研究の目的と 本年度の成果

ならびに 研究成果の 重要性の概要

研究拠点は、日本の東北大学東北アジア研究センター「東アジア出版文化国 際研究拠点」研究ユニットを中核として、他に中国の復旦大学古代文学研究 中心、韓国の高麗大学校中国学研究所という3機関による研究遂行体制で進 められている。その中で、復旦大学の古代研究中心以外に、古籍整理研究所、

中国語言文学研究所及び中文系が支援部局として参加し、高麗大学校では中 国学研究所に加えて日本研究センターが、日本側も台東区立書道博物館及び 伊達市噴火湾文化研究所の両公共機関と研究者が協力参加して研究拠点の形 成を行っている。拠点事業の一つとして国際セミナーを、平成19年9月北海 道伊達市、平成20年7月仙台市、同年9月中国上海復旦大学、平成21年10 月韓国ソウル高麗大学校において実施した。東アジア研究をより活発に進め、

若手研究者の育成を図るために、台湾成功大学文学院、広東省中山大学との 間で部局間学術交流協定締結を模索し、相互の大学院博士生の受け入れ事業 を企画することになった。そのため、組織的な研究拠点体制は確固とした方 向を目指し、更に多様な研究交流による拠点形成事業を進めた。

 国際会議・セミナーの成果としては、近世東アジア出版文化史の中での中 国小説の展開を焦点に据え、日中韓3ヶ国の共同研究明清小説の出版とその 東アジア展開をめぐって、研究発表や情報交換が行われ、1500年代の東アジ ア出版文化の知見が拡がるとともに、套版や朝鮮版本近世日本の読書状況に ついて研究論考が寄せられた。3月31日『東アジア出版文化研究 ほしづくよ』

刊行。

ユニットの成果を公表するURL http://eapub.cneas.tohoku.ac.jp/

東北アジア 地域研究 としての意義

東北アジア地域研究としての位置づけが自覚的か〔 はい

〈位置づけの内容〉

 東北アジアでも文化史の中心である東アジアの日本・中国・韓国3国を 基軸とし、チベット・モンゴル・ベトナム地域を含む形で位置づけている。

そして、ロシア・アメリカ・ヨーロッパ・オセアニアでの東アジア研究成 果も視野に入れ、東アジアの文化・社会を出版という切り口で分析している。

東北アジア地域を対象とする研究か〔 はい

〈対象とした国・地域など〉

・日本 ・ベトナム ・中国 ・チベット、モンゴル仏教文化圏

・大韓半島 ・台湾 ・ロシアシベリア南部のアジア文化圏 東北アジア地域研究としての意義・特徴をアピールしてください

 東北アジア地域は近代以前は、国家体制というよりは、民族文化単位で 捉えるほうが適切であった地域である。東アジアの出版文化研究では、木 版出版を中心に据え、その文化伝播を研究するものであるため、中国や朝鮮・

日本はもとより、南はベトナム、西は仏教文化と印刷においてチベットと インド文化の一部、東北は遼や金帝国が成立した北東ステップ地域まで対 象とし、今日の民族文化形成との関連を視野に収める点に特徴がある。唐 代と元代の紙文化もしくは印刷文化は、遠くアラビアや中央アジア・ロシ ア方面にも及ぶもので、東アジア文化研究と重なる点、もしくはその枠内 で捉える点が多い。とりわけ、本年度では、清朝文化と出版に関するプロジェ クトの立ち上げにこぎつけた点が、地域研究を進展させることになるので、

ドキュメント内 活動報告2009 (ページ 56-111)