• 検索結果がありません。

朝日火災 自動車保険 ASAP_約款 データ作成日:13/07/18 SE-06

個人用自動車保険 普通保険約款

1-1 第1章 賠償責任条項

第1条(用語の定義)

 この賠償責任条項において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義により ます。

用語 定義

記名被保険者  保険証券記載の被保険者をいいます。

自動車  原動機付自転車を含みます。

自動車取扱業者  自動車修理業、駐車場業、給油業、洗車業、自動車販売 業、陸送業、運転代行業等自動車を取り扱うことを業とし ている者をいい、これらの者の使用人、およびこれらの者 が法人である場合はその理事、取締役または法人の業務を 執行するその他の機関を含みます。

自賠責保険等  自動車損害賠償保障法(昭和30年法律第97号)に基づく 責任保険または責任共済をいいます。

対人事故  被保険自動車の所有、使用または管理に起因して他人の 生命または身体を害することをいいます。

対物事故  被保険自動車の所有、使用または管理に起因して他人の 財物を滅失、破損または汚損することをいいます。

治療  医師による治療をいいます。ただし、被保険者が医師で ある場合は、被保険者以外の医師による治療をいいます。

配偶者  婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情 にある者を含みます。

被保険自動車  保険証券記載の自動車をいいます。

保険金額  保険証券記載の保険金額をいいます。

未婚  これまでに婚姻歴がないことをいいます。

免責金額  支払保険金の計算にあたって損害の額から差し引く金額 をいいます。免責金額は被保険者の自己負担となります。

第2条(保険金を支払う場合-対人賠償)

(1)当会社は、対人事故により、被保険者が法律上の損害賠償責任を負担す ることによって被る損害に対して、この賠償責任条項および基本条項に従い、

保険金を支払います。

(2)当会社は、1回の対人事故による(1)の損害の額が自賠責保険等によ って支払われる金額(注)を超過する場合に限り、その超過額に対してのみ 保険金を支払います。

(注) 被保険自動車に自賠責保険等の契約が締結されていない場合は、自賠 責保険等によって支払われる金額に相当する金額をいいます。

第3条(保険金を支払う場合-対物賠償)

 当会社は、対物事故により、被保険者が法律上の損害賠償責任を負担する ことによって被る損害に対して、この賠償責任条項および基本条項に従い、

保険金を支払います。

第4条(保険金を支払わない場合-その1 対人・対物賠償共通)

(1)当会社は、次のいずれかに該当する事由によって生じた損害に対しては、

保険金を支払いません。

① 保険契約者、記名被保険者またはこれらの者の法定代理人(注1)の故意

② 記名被保険者以外の被保険者の故意

③ 戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その他これら に類似の事変または暴動(注2)

④ 地震もしくは噴火またはこれらによる津波

⑤ 台風、洪水または高潮

⑥ 核燃料物質(注3)もしくは核燃料物質(注3)によって汚染された物

(注4)の放射性、爆発性その他有害な特性の作用またはこれらの特性に 起因する事故

⑦ ⑥に規定した以外の放射線照射または放射能汚染

⑧ ③から⑦までの事由に随伴して生じた事故またはこれらに伴う秩序の混 乱に基づいて生じた事故

⑨ 被保険自動車を競技、曲技(注5)もしくは試験のために使用すること、

または被保険自動車を競技、曲技もしくは試験を行うことを目的とする場

朝日火災 自動車保険 ASAP_約款データ作成日:13/07/18 SE-06 所において使用(注6)すること。

(注1) 保険契約者または記名被保険者が法人である場合は、その理事、取 締役または法人の業務を執行するその他の機関をいいます。

(注2) 群衆または多数の者の集団の行動によって、全国または一部の地区 において著しく平穏が害され、治安維持上重大な事態と認められる状態を いいます。

(注3) 使用済燃料を含みます。

(注4) 原子核分裂生成物を含みます。

(注5) 競技または曲技のための練習を含みます。

(注6) 救急、消防、事故処理、補修、清掃等のための使用を除きます。

(2)当会社は、被保険者が損害賠償に関し第三者との間に特約を締結してい る場合は、その特約によって加重された損害賠償責任を負担することによっ て被る損害に対しては、保険金を支払いません。

第5条(保険金を支払わない場合-その2 対人賠償)

(1)当会社は、対人事故により次のいずれかに該当する者の生命または身体 が害された場合には、それによって被保険者が被る損害に対しては、保険金 を支払いません。

① 記名被保険者

② 被保険自動車を運転中の者またはその父母、配偶者もしくは子

③ 被保険者の父母、配偶者または子

④ 被保険者の業務(注)に従事中の使用人

⑤ 被保険者の使用者の業務(注)に従事中の他の使用人。ただし、被保険 者が被保険自動車をその使用者の業務(注)に使用している場合に限ります。

(注) 家事を除きます。

(2)当会社は、被保険自動車の所有者および記名被保険者が個人である場合 には、(1)⑤の規定にかかわらず、記名被保険者がその使用者の業務

(注)に被保険自動車を使用している間に、同じ使用者の業務(注)に従事 中の他の使用人の生命または身体を害することにより、記名被保険者が法律 上の損害賠償責任を負担することによって被る損害に対しては、保険金を支 払います。

(注) 家事を除きます。

(3)(2)の所有者とは次のいずれかに該当する者をいいます。

① 被保険自動車が所有権留保条項付売買契約により売買されている場合は、

② 被保険自動車が1年以上を期間とする貸借契約により貸借されている場その買主 合は、その借主

③ ①および②以外の場合は、被保険自動車を所有する者 第6条(保険金を支払わない場合-その3 対物賠償)

(1)当会社は、対物事故により次のいずれかに該当する者の所有、使用また は管理する財物が滅失、破損または汚損された場合には、それによって被保 険者が被る損害に対しては、保険金を支払いません。

① 記名被保険者

② 被保険自動車を運転中の者またはその父母、配偶者もしくは子

③ 被保険者またはその父母、配偶者もしくは子

④ 被保険者の使用者。ただし、被保険者が被保険自動車をその使用者の業 務(注)に使用している場合に限ります。

(注) 家事を除きます。

(2)当会社は、被保険自動車の所有者および記名被保険者が個人である場合 には、(1)④の規定にかかわらず、記名被保険者がその使用者の業務に被 保険自動車を使用している間に、同じ使用者の財物を滅失、破損または汚損 することにより、記名被保険者が法律上の損害賠償責任を負担することによ って被る損害に対しては、保険金を支払います。

(3)(2)の所有者とは次のいずれかに該当する者をいいます。

① 被保険自動車が所有権留保条項付売買契約により売買されている場合は、

② 被保険自動車が1年以上を期間とする貸借契約により貸借されている場その買主 合は、その借主

③ ①および②以外の場合は、被保険自動車を所有する者 第7条(被保険者の範囲-対人・対物賠償共通)

 この賠償責任条項における被保険者は、次のいずれかに該当する者とします。

① 記名被保険者

② 被保険自動車を使用または管理中の次のいずれかに該当する者 ア.記名被保険者の配偶者

イ.記名被保険者またはその配偶者の同居の親族

朝日火災 自動車保険 ASAP_約款 データ作成日:13/07/18 SE-06

ウ.記名被保険者またはその配偶者の別居の未婚の子

③ 記名被保険者の承諾を得て被保険自動車を使用または管理中の者。ただ し、自動車取扱業者が業務として受託した被保険自動車を使用または管理 している間を除きます。

④ 記名被保険者の使用者(注)。ただし、記名被保険者が被保険自動車を その使用者(注)の業務に使用している場合に限ります。

(注) 請負契約、委任契約またはこれらに類似の契約に基づき記名被保険者 の使用者に準ずる地位にある者を含みます。

第8条(個別適用)

(1)この賠償責任条項の規定は、それぞれの被保険者ごとに個別に適用しま す。ただし、第4条(保険金を支払わない場合−その1 対人・対物賠償共 通)(1)①の規定を除きます。

(2)(1)の規定によって、第15条(支払保険金の計算−対人賠償)(1)お よび第16条(支払保険金の計算−対物賠償)(1)に定める当会社の支払う べき保険金の限度額ならびに第15条(2)②に定める臨時費用の限度額が増 額されるものではありません。

第9条(当会社による援助-対人・対物賠償共通)

 被保険者が対人事故または対物事故にかかわる損害賠償の請求を受けた場 合には、当会社は、被保険者の負担する法律上の損害賠償責任の内容を確定 するため、当会社が被保険者に対して支払責任を負う限度において、被保険 者の行う折衝、示談または調停もしくは訴訟の手続について協力または援助 を行います。

第10条(当会社による解決-対人賠償)

(1)被保険者が対人事故にかかわる損害賠償の請求を受けた場合、または当 会社が損害賠償請求権者から次条の規定に基づく損害賠償額の支払の請求を 受けた場合には、当会社は、当会社が被保険者に対して支払責任を負う限度 において、当会社の費用により、被保険者の同意を得て、被保険者のために、

折衝、示談または調停もしくは訴訟の手続(注)を行います。

(注) 弁護士の選任を含みます。

(2)(1)の場合には、被保険者は当会社の求めに応じ、その遂行について 当会社に協力しなければなりません。

(3)当会社は、次のいずれかに該当する場合は、(1)の規定は適用しません。

① 被保険者が損害賠償請求権者に対して負担する法律上の損害賠償責任の 額が、保険金額および自賠責保険等によって支払われる金額(注)の合計 額を明らかに超過する場合

② 損害賠償請求権者が、当会社と直接、折衝することに同意しない場合

③ 被保険自動車に自賠責保険等の契約が締結されていない場合

④ 正当な理由がなく被保険者が(2)に規定する協力を拒んだ場合

(注) 被保険自動車に自賠責保険等の契約が締結されていない場合は、自賠 責保険等によって支払われる金額に相当する金額をいいます。

第11条(損害賠償請求権者の直接請求権-対人賠償)

(1)対人事故によって被保険者の負担する法律上の損害賠償責任が発生した 場合は、損害賠償請求権者は、当会社が被保険者に対して支払責任を負う限 度において、当会社に対して(3)に定める損害賠償額の支払を請求するこ とができます。

(2)当会社は、次のいずれかに該当する場合に、損害賠償請求権者に対して

(3)に定める損害賠償額を支払います。ただし、当会社がこの賠償責任条 項および基本条項に従い被保険者に対して支払うべき保険金の額(注)を限 度とします。

① 被保険者が損害賠償請求権者に対して負担する法律上の損害賠償責任の 額について、被保険者と損害賠償請求権者との間で、判決が確定した場合 または裁判上の和解もしくは調停が成立した場合

② 被保険者が損害賠償請求権者に対して負担する法律上の損害賠償責任の 額について、被保険者と損害賠償請求権者との間で、書面による合意が成 立した場合

③ 損害賠償請求権者が被保険者に対する損害賠償請求権を行使しないこと を被保険者に対して書面で承諾した場合

④ (3)に定める損害賠償額が保険金額(注)を超えることが明らかにな

⑤ 法律上の損害賠償責任を負担すべきすべての被保険者について、次のいった場合 ずれかに該当する事由があった場合

ア.被保険者またはその法定相続人の破産または生死不明 イ.被保険者が死亡し、かつ、その法定相続人がいないこと。

(注) 同一事故につき既に当会社が支払った保険金または損害賠償額がある

関連したドキュメント