(単位:千円)
[資産の部] [負債の部]
1 公共資産 1 固定負債
(1) 有形固定資産 (1) 地方債 23,339,575
①生活インフラ・国土保全 123,590,874 (2) 長期未払金
②教育 155,424,615 ①物件の購入等
③福祉 30,630,971 ②債務保証又は損失補償
④環境衛生 6,063,444 ③その他
⑤産業振興 2,983,761 長期未払金計 0
⑥消防 2,920,869 (3) 退職手当引当金 23,170,651
⑦総務 52,986,412 (4) 損失補償等引当金 0
有形固定資産計 374,600,946 固定負債合計 46,510,226
(2) 売却可能資産 2,292,295
公共資産合計 376,893,241 2 流動負債
(1) 翌年度償還予定地方債 7,454,550
2 投資等 (2) 短期借入金(翌年度繰上充用金) 0
(1) 投資及び出資金 (3) 未払金 0
①投資及び出資金 924,273 (4) 翌年度支払予定退職手当 3,309,150
②投資損失引当金 0 (5) 賞与引当金 1,767,069
投資及び出資金計 924,273 流動負債合計 12,530,769
(2) 貸付金 574,091
(3) 基金等 負 債 合 計 59,040,995
①退職手当目的基金 0
②その他特定目的基金 42,638,650
③土地開発基金 6,000,000 [純資産の部]
④その他定額運用基金 4,967,000 1 公共資産等整備国県補助金等 31,657,630
⑤退職手当組合積立金 0
基金等計 53,605,650 2 公共資産等整備一般財源等 374,287,724
(4) 長期延滞債権 2,284,058
(5) 回収不能見込額 △ 456,812 3 その他一般財源等 12,085,021
投資等合計 56,931,260
4 資産評価差額 2,292,295
3 流動資産
(1) 現金預金 純 資 産 合 計 420,322,669
①財政調整基金 24,766,322
②減債基金 8,012,852
③歳計現金 11,509,917
現金預金計 44,289,091
(2) 未収金
①地方税 1,227,583
②その他 22,489
③回収不能見込額 0
未収金計 1,250,072
流動資産合計 45,539,163
資 産 合 計 479,363,665 負 債 ・ 純 資 産 合 計 479,363,665
貸 方 借 方
貸借対照表
(平成21年3月31日現在)
0 0 0
2 貸借対照表(注記情報)
【他団体及び民間への支出金により形成された資産】
他団体や民間企業等に支出した資産形成に係る負担金・補助金及びその財源については、本 区が直接形成した資産ではないので、貸借対照表には計上せず、重要な財務情報として欄外で 注記しています。
生活インフラ・国土保全の構成比が全体の 83.2%を占めています。市街地再開発の負担金 等が該当します。
【債務負担行為に関する情報】
発生主義では、物件の引渡しを受け、貸借対照表の借方で有形固定資産として計上したもの について、支払が完了していないものについては、貸方の未払金に計上することとなります。
一方、物件の引渡しを受けていないものについては、貸借対照表上では計上されることはあり ませんが、債務負担行為を設定し、契約上支払いが確定しているものについては、重要な財務 情報として欄外に注記しています。
「①物件の購入等」には、小・中学校や都市計画道路の整備などで 109 億 43 百万円を計上 しています。
「②債務保証又は損失補償」には、現在債務は発生していないが将来偶発債務になり得るも のについても計上することとされていますが、現在本区においては、債務保証・損失補償契約 がないため計上すべき値はありません。
【一般会計等の将来負担に関する情報】
「財政健全化法」における健全化を判断する比率の一つである「将来負担比率」に関する情 報として、土地開発公社の先行取得用地の未取得分や公営企業等の負債に対する繰出金等の将 来一般会計等の負担が見込まれる債務とそのための財源を欄外に注記しています。
一般会計等が将来負担すべき特別区債残高や退職手当見込額等が 633 億 96 百万円、基金等 将来負担軽減額として特別区債の償還に充当が可能な基金等が 1,733 億 68 百万円と負担額を 大幅に上回っているため、一般会計等が将来負担すべき実質的な負債額は△1,099 億 72 百万 円と大きなマイナス額を計上しています。
平成 20 年度決算では、本区は財政状況が健全であることがわかります。
・注記情報は、貸借対照表や資金収支計算書等の財務 4 表の情報を捕捉するもので、貸借対 照表等では読み取れない情報を記載しています。
◆ 貸借対照表の注記情報でわかること
・他団体や民間への支出金により形成された資産はどの程度か:470 億
・契約上支払いが確定しているもの(債務負担行為額)はどの程度か:123 億
※1 他団体及び民間への支出金により形成された資産 ①生活インフラ・国土保全 千円
②教育 千円
③福祉 千円
④環境衛生 千円
⑤産業振興 千円
⑥消防 千円
⑦総務 千円
計 千円
上の支出金に充当された財源 ①国県補助金等 千円
②地方債 千円
③一般財源等 千円
計 千円
※2 債務負担行為に関する情報 ①物件の購入等 千円
②債務保証又は損失補償 千円
(うち共同発行地方債に係るもの 千円)
③その他 千円
※3 地方債残高(翌年度償還予定額を含む)のうち0千円については、償還時に地方交付税の算定の基礎に含まれることが見込まれているものです。
※4 一般会計等の将来負担に関する情報
一般会計等の将来負担額 63,396,365 千円
[内訳] 一般会計等地方債残高 31,123,588 千円 31,123,588 千円
債務負担行為支出予定額 1,142,056 千円 0 千円 千円
公営事業地方債負担見込額 0 千円 千円
一部事務組合等地方債負担見込額 3,030,349 千円 千円
退職手当負担見込額 28,100,372 千円 28,100,372 千円
第三セクター等債務負担見込額 0 千円 0 千円 千円
連結実質赤字額 0 千円
一部事務組合等実質赤字負担額 0 千円
基金等将来負担軽減資産 173,368,191 千円
[内訳] 地方債償還額等充当基金残高 83,541,814 千円
地方債償還額等充当歳入見込額 0 千円
地方債償還額等充当交付税見込額 89,826,377 千円 (差引)一般会計等が将来負担すべき実質的な負債 △ 109,971,826 千円
※5 有形固定資産のうち、土地は130,651,406千円です。また、有形固定資産の減価償却累計額は174,144,326千円です。
3,030,349
0 590,738 4,913,526
284,435 1,379,070 47,000,550 10,855,567
1,142,056 0 339,713 377,767
0 0 47,000,550 10,942,918
1,382,323 39,115,301
347,805 35,797,178
項目 負債計上
【(翌年度償還予定)地方 債・(長期)未払金・引当
金】
注記
【契約債務・
偶発債務】
[内訳]
金額
3 行政コスト計算書
【経常行政コスト】
性質別(縦方向)と行政目的別(横方向)のマトリックス形式で表示され、1 年間の行政サ ービスを提供するにあたって、どのような性質(人件費や物件費など)の経費がどのような目 的(教育、福祉など)で用いられているかがわかります。
1 人にかかるコスト
行政サービスの担い手である職員に要するコストで、人件費や退職給与引当金繰入額で 277 億 78 百万円を計上しています。
2 物にかかるコスト
地方公共団体が最終消費者になっているコストで、物件費や減価償却費などで 348 億 89 百万円を計上しています。
3 移転支出的なコスト
他の主体に移転して効果がでてくるようなコストで、社会保障給付や他団体への補助金、
他会計への繰出金などで 518 億 57 百万円を計上しています。
4 その他のコスト
その他経常的に要する行政コストで、特別区債の支払利息や回収不能見込額などで 8 億 79 百万円を計上しています。
目的別の構成比でみると、福祉分野が全体の 52.0%、教育分野が 16.4%となっており、こ の 1 年間本区では福祉、教育に力を入れていたことがわかります。
【経常収益】
使用料・手数料、分担金・負担金、寄付金といった節区分によって表示され、調定額を計上 しています。経常行政コストと経常収益合計との比率をみることで、行政サービスがどの程度 の受益者負担で賄われているかがわかります。
【(差引)純経常行政コスト】
「経常行政コスト」−「経常収益」で算出され、経常行政コストがどの程度、受益者負担以 外の税金等で賄われているかがわかります。
20 年度の経常収益の比率は全体で、5.3%、(差引)純経常行政コストは 1,092 億 58 百万円
・行政コスト計算書は1年間の行政活動のうち、資産形成に結び付かない行政サービスにか かる経費とその行政サービスの対価として得られた財源を対比させた財務書類です。
・「経常行政コスト」と「経常収益」から構成され、これらの差額が「純経常行政コスト」
となります。
◆ 行政コスト計算書でわかること
・資産を形成しない経常的な行政サービスにかかったコスト:1,154 億円
・受益者負担で賄われたコスト:61 億円
12
行政コスト計算書 自 平成20年4月 1日 至 平成21年3月31日 【経常行政コスト】(単位:千円) 総 額(構成比率)生活インフラ・ 国土保全教 育福 祉環 境 衛 生産 業 振 興消 防総 務議 会支 払 利 息回収不能 見込計上額その他 (1)人件費24,513,32721.2%1,919,8305,306,68110,153,8593,474,389234,384117,3122,651,901654,9710 (2)退職手当引当金繰入等1,497,4021.3%110,398285,894597,423217,45312,6737,311258,7807,4710 (3)賞与引当金繰入額1,767,0691.5%122,284350,748688,533235,98915,9327,796301,26544,5210 小 計27,777,79824.1%2,152,5125,943,32411,439,8153,927,831262,989132,4193,211,946706,9630 (1)物件費22,615,57719.6%1,723,6266,931,9314,784,2264,827,660223,875264,9423,822,25436,505558 (2)維持補修費2,399,1462.1%1,512,943400,861207,761111,54391737,724127,3970 (3)減価償却費9,874,0158.6%2,621,6683,296,6511,373,100372,56184,916156,4221,968,697 小 計34,888,73830.2%5,858,23710,629,4436,365,0875,311,764309,708459,0885,918,34836,505558 (1)社会保障給付30,636,75026.5%645,01128,579,6211,412,118 (2)補助金等10,238,0438.9%114,5271,738,1633,174,3542,473,596619,99427,1651,868,32898,561123,355
3
(3)他会計等への支出額9,727,0648.4%009,727,06400000 (4)他団体への 公共資産整備補助金等1,254,6641.1%506,3180729,3450019,00100 小 計51,856,52144.9%620,8452,383,17442,210,3843,885,714619,99446,1661,868,32898,561123,355 (1)支払利息538,0080.5%538,008 (2)回収不能見込計上額340,9300.3%340,930 (3)その他行政コスト00.0%00 小 計878,9380.8%00000000538,008340,9300 115,401,9958,631,59418,955,94160,015,28613,125,3091,192,691637,67310,998,622842,029538,008340,930123,913 ( 構 成 比 率 )7.5%16.4%52.0%11.4%1.0%0.6%9.5%0.7%0.5%0.3%0.1% 【経常収益】一般財源 振替額 1使用料・手数料b3,459,864485,346162,057896,802433,04400147,3950001,335,220 2分担金・負担金・寄附金c2,683,93216,939100744,5951,387,493002,000000532,805 6,143,796502,285162,1571,641,3971,820,53700149,3950001,868,025 d/a5.3%5.8%0.9%2.7%13.9%0.0%0.0%1.4%0.0%0.0%0.0% 109,258,1998,129,30918,793,78458,373,88911,304,7721,192,691637,67310,849,227842,029538,008340,930123,913△ 1,868,025差引)純経常行政コストa−d2
行政コストa 益合計 +c)d4
かかるコスト かかるコスト コスト の他のコスト
1
4 資金収支計算書
【経常的収支の部】
区政を運営するうえで、毎年度経常的・継続的にかかる人件費や物件費、社会保障給付(扶 助費)などの支出と税収や手数料などの収入が計上されており、日常の行政活動による資金収 支の状況が表示されています。
20 年度は、379 億 87 百万円の黒字でした。この黒字額が縮小すれば、財政構造が硬直化 していることを意味し、現在の行政サービスを維持できなくなる恐れがでてきます。この黒 字額の経年推移を把握することは非常に重要です。
【公共資産整備収支の部】
公共資産の整備などによる支出とその財源である補助金、借入などによる収入が計上されて おり、有形固定資産形成に伴う資金の使途とその財源の状況が表示されています。
20 年度は、△66 億 48 百万円の赤字でした。公共資産整備には多額の経費を要するため、
この収支不足部分には経常的収支の部の黒字(=一般財源)を充て、賄っています。
20 年度は、小・中学校用地の取得(76 億 92 百万円)とその財源として発行した特別区債
(69 億 23 百万円)をはじめ、公共施設整備に積極的に対応したことが分かります。
【投資・財務的収支の部】
出資・基金の積立・特別区債の償還などによる支出とその財源である補助金、借入、貸付金 元金回収などの収入が計上されています。
20 年度は、246 億 32 百万円の赤字でした。公共資産整備収支の部と同様に、この収支不 足部分には経常的収支の部の黒字(=一般財源)を充て、賄っています。
20 年度は、19 年度から取り組んでいる減税補てん債等の赤字債の繰上償還や特別区債の 定時償還額として 69 億 40 百万円を計上しています。そのほか、基金積立額として 184 億 72 百万を計上しています。赤字債の繰上償還や積極的に基金へ積立てを行うなど、将来を 見据えた弾力的な財政構造の構築に努めていることがわかります。
このように、「経常的収支の部」で生じた収支余剰で、「公共資産整備収支の部」と「投 資・財務的収支の部」の収支不足を穴埋めするという関係になっています。結果として、115 億 10 百万円を期末歳計現金残高として翌年度以降の財源として繰り越しています。
・資金収支計算書は、歳計現金(=資金)の出入りの情報を性質の異なる3つの区分(経常 的収支の部、公共資産整備収支の部、投資・財務的収支の部)に分けて表示し、資金の調達 先や資金の使い道を明らかにする財務書類です。
◆ 資金収支計算書でわかること
・経常的経費や投資的経費がどのような財源で賄われているか
・年間での資金の変動要因