( 時
非 時 非 定
定 肯 否
ra EE IE aI
︐ ぺ ︐ ︐ E aE E︐ ︐ . . ︑ 本 第6表
基
katSun ( 書 い て い る ) katSutan ( 書 い て い た )
kaもSut日n( も し す る と , 書 い て い る と こ ろ で あ っ た ) katSuran ( 書 い て い な い )
katSurantan ( 書 い て い な か っ た )
katSuran tぷn( も し す る と , 書 い て い な い と こ ろ で あ っ た ) {非過去
過 去 時 … …
(非過去 過 去 時
時 非
時 非 定
定 肯 否
rl
l'
︿l
11 1L
続 継
むJ
kaも
J
話!n (書いてある) katSe:tan ( 書 い て あ っ た )katS e : t話:n ( も し す る と , 書 い で あ る と こ ろ で あ っ た ) ka可語:ne! n ( 書 い て な い )
katS話:ne:n tan ( 書 い て な か っ た )
katS話!ne:n t話:n ( も し す る と , 書 い て な い と こ ろ で あ っ た ) 時 … …
{非過去 過 去 {非過去 過 去 時
時 非
時 非 定
定 肯 否
raEEE'a
︐ ミ
taEE﹄B・ ︑
存 既
kaもSan ( 書 い た )
katSiatan ( 書 い て し ま っ て あ っ た )
ka
t I
i a t e : n ( も し す る と , 書 い て し ま っ て あ る と こ ろ で あ っ た ) katIine!n ( ま だ 書 い て な い )katSine!ntan ( ま だ 書 い て な か っ た )
k a tS i n e! n t e: n ( も し す る と , ま だ 書 い て な い と こ ろ で あ っ た ) 時 …・・・…..
{非過去 過 去 (非過去 時 過 去 時
( 時
非
{ 時
非 定
定 肯 否
﹁'
'1
11
︿lilL
了
ーと2
7c
既然,完了の否定ではnの代りに ne:n (な い・否定)が用いられる。これは,動詞の活用 の項でも述べたように katJ話:n (書いであ る )katIan (書いた)が「書きでありJ
r
書きたり」の融合から成立し,その構成要素に つan(ある)を有しているところから, ')an (ある)の否定が ne:nで あ る た め に 必 然 的 に 起きた現象である。
2.1.4 第 1種 複 合 形 式 の 内 部 構 造 ま と め 以 上 記 述 し て き た よ う に , 助 動 詞 の 中 で , 文
の 最 末 尾 に 位 置 す る の は 「 時J
r
非 時 」 を 表 わ す tan,te: nであり,これは「時制Jという カ テ ゴ リ ー で ま と め ら れ る 。 そ の 次 に 末 尾 に 位 置 す る の が 否 定 の nである。更に,活用形まで 考察に加えると, tan, t e : nよ り も 文 の 末 尾 に 位 置 す る の は 終 止 形 , 志I~iJ 形,命令形,推量 形の各語尾ということになる。以 上 の 配 列 関 係 を ま と め て 示 す と , 次 の 通 り になる。
詞(一)
派生形式 )J ‑
と 方 ( 肯 定め ¥否 定) 一 時 制 ( 人 ) 一 語 尾時制の中の「時」には「非過去
J
i過 去 」 が 含 る。まれていることはもちろんである。 因 に , 湯 湾 方 言 で 派 生 形 式 と 認 め な かった この構造は湯湾方言だけではなく,奄美・沖 katIi ukjunに tan,t谷川, nが接続した諸 縄方言の第 1種 複 合 形 式 の 基 本 的 な 構 造 と 考 え 形式を示すと,次の通りになる。
kaも.Jiukjun( 書 い て お く ) k a tI i u k j u t a n (書いておいた)
ka tI i uk j u t e : n (もし すると,書いておくところであった) katJ i ukan (書いておかない)
kat
I i
ukantan (書いておかなかった)kaもIiukant話:n (もし すると,書いておかないところであ っ た )
A A
可i
2. 2. 1 第2種 複 合 形 式 の 内 部 構 造
第2種複合形式とはも,
S
a 9 .]' s a : n (‑しそう だ・様子)もJasa:n(‑ し た い ・ 願 望 )jassa:n ( ‑ し や す い ・ 容 易 )guruSa:n (‑しにくい・困難)の助動詞の接続した諸形 式 の こ と を さ す 。 こ れ ら は 形 容 詞 的 な 活 用 を す
る助動詞である。
2.2.2 tSagl'sa:nの接続した複合形式 n (否定)ne: n (否定)の直前に位置する のがもJag'} sa:nである。すなわち, tan ・te :‑
n. n. ne : nについで文末に近く位置する。第5
・6表 の 表 示 方 法 に 従 っ て , こ の 助 動 詞 が 動 詞 の単純形式(連用形接続)に接続し,更に肯定
・否定,時・非時の形式を伴って成立する諸形 式 を 示 す と , 第7表の通りになる。
最 後 の kakiも,fagikune: nt石 川 を 例 に とっ て,その内部構造を分析して示すと,次の通り になる。
kaki ‑ーもJagi ku ‑ ne: n 一一 t
: ' e
n動 詞 非 時 ・ 終 止
様 子 否 定
(連用形) 形 語 尾
tfag i sa: nは動詞派生形 式 katfun (書いて い る ・ 継 続 )katS e' : n (書い で あ る , 既 存 ) の 連 用 形 も 承 け え る と 予 想 さ れ る が , 未 調 査 の ため,その諸形式を示すことができない。因に 瀬 底 方 言 で は 動 詞 派 生 形 式 ha吋in (継続)
ha tS e: n (既存)の連用形も承けることができ る(第8表)。但し, ha tJ an ( 完 了 ) は 承 け えない。同方言ではこの助動詞は giJe:n(‑
しそうだ・様子)であらわれる。
詞相互の問には配列上の前後関係はなさそうで ある。そもそもこのみつつの助動詞は相互に承 接し合うことは意味的に不可能で,文の要請に 従って,ひとつが取り上げられたら,他のふた つは必然的に同一文にはあらわれることができ ない。従って, この三者における配列の前後関 係は問題にならないといってもよさそうである。
これまでの表示方法に従って,これらの助動 詞が動詞の単純形式(連用形接続)を承け,更 にみとめ方,時制の助動詞を伴って成立する諸 形式を示すと,第9表の通りになる。
最 後 の 形 式kakigurufo:ne:nt石 川 を 例 に とって,その内部構造を分析して示すと,次の 通りになる。
kaki ‑‑ gurufo:‑ne:n 一一 t e: n
動 詞
非時・終止
一 困 難 否
(連用形) 形語尾
9 uruf a:となるべきところを guruS0:となっ ているのは,係助詞 ja (は)が融合している ためである。
これらの助動詞は動詞派生形式 katSun (継 続)の連用形も承けえると予想されるが,未調 査である。因に,瀬底方言では,これらの助動 詞は bufe: n ( ‑‑したい・願望)jaSSen (‑
しやすい・容易)gur
i S
e:n (‑‑しにくい・困難)の形であらわれ,動詞派生形式 hatfi n (継続)の連用形も承けることができる(第10 表)。但し, hatJ e: n (既存)hatJan (完了)
はj転けることができない。
また,これらみつの助動詞がも,Jagisa:n 2. 2.3 tS asa : n ( ‑‑したい,願望)jassa:一 ( ‑‑しそうだ,様子)に先行することも確実だ
n ( ‑‑しやすい,容易)gur
i S
a: n ( ‑‑ と思われるが,未確認である。因に,瀬底方言 しにくい・困難)の接 続 し た 複 合 形 式 では buSe:n,jaS f
en, gurife:nは gife:ーもJagisa:n (様子)の直前に位置するのが n (様子)に先行し,第11表のように用いら このみつつの助動詞である。このみつつの助動 れている。
ph
d
kakitSagisa:n ( 書 き そ う だ )
kakiも
S
agI sa: tan ( 書 き そ う で あ っ た )kakiもSagi・sa:te:n ( も し す る と , 書 き そ う な と こ ろ で あ っ た ) kaki tIag・ikune: n ( 書 き そ う で な い )
kakiもSagYkune:ntan ( 書 き そ う で な か っ た )
kaki
t I
agI kune: n凶 :n ( も し す る と , 書 き そ う で な い と こ ろ で あ っ た )i
非過去過 去
時
時
去 {非過去
過 時
非
{ 時
非 定
定 第 7表
様
ha
t S
i : gi S
e : n ( 書 い て い そ う だ ) h at I
i : g i s a t a n ( 書 い て い そ う だ っ た )( も し す る と , 書 い て い そ う な と こ ろ で あ っ た ) hatIi: gikune:n ( 書 い て い そ う で な い )
hatSi:gikune:ntan ( 書 い て い そ う で な か っ た )
hatI i : g i kune: n te: n ( も し す る と , 書 い て い そ う で な い と こ ろ で あ っ た ) {非過去
過 (瀬底方言)
第 8表
ドー'
σ1‑' 〉 時
非
h a
t I
i : g i s a t e : n 去時
去 {非過去
過 時
非 定
定 肯 否
f1111113ぺ1111111L
子様
( 書 い て あ り そ う だ ) ( 書 い て あ り そ う だ っ た )
( も し す る と , 書 い て あ り そ う な と こ ろ で あ っ た ) ( 書 い て あ り そ う で な い )
hatS e : g i
S
e : n 時・・・…・(非過去
過 去 h a
t S
e : g i s a t a n 時非
( 書 い て あ り そ う で な か っ た )
( も し す る と , 書 い て あ り そ う で な い と こ ろ で あ っ た ) hatSe: gisate:n
ha
t S
e : g i kune : n hatSe: g ikune :ntan haUe:gikune:nte:nl
非過去過
時
去 時
時 非 定
定 肯 否
︐EEEEEE︐
. .
EEE・E﹄4
︑ ︐
a'aE''b'BEE‑‑E︑
子様
( 書 き た い ) kaki tSasa:n
{非過去 過 第 9表
( 書 き た か っ た ) kakiも,Sasa tan
去 時
非
書き た い と こ ろ で あった ) (もし すると,
kakitSasate:n 時
肯 定 否
rll!i'lIlflィ︐a'11﹄IBEEL
(書き た く な い ) kak i
t S
akune : n(非過去 過 望
願
(書き た く な かった ) kaki tSakune :ntan
去 時
非 定
書 き た く な い と こ ろ で あった ) (もし すると,
( 書 き や す い ) kakiも,Sakune: n te: n
kakijassa:n
時 去過非
過
(書き や す か っ た ) kakijassatan
去 時
非
ドー
ドー.
‑..J
書き や す い と こ ろ で あ っ た ) kakijassat話:n(もし すると,
時 定
(書き や す く は な い ) kakijasso:ne:n
(非過去 過 易
".̲.
廿
(書き や す く は な か っ た ) kakijasso:ne:ntan
去
時 非 定
(もし すると, 書き や す く は な い と こ ろ で あ っ た ) kakijasso:ne:nte:n
時
(書きにくい ) kakiguruIa: n
{非過去
過 去 kakiguruIa: tan (書き に く か っ た ) 時
非
kakiguruIa:凶 :n ( も し す る と , 書 き に く い と こ ろ で あ っ た ) 時
r'"ヲ
足ニ
肯
r s 否
︐ .. ︐
ES
E.
︐ ︐ ι‑
﹃ ・
・
J︑ ︐
E‑
E・E
・ ‑ ︐
aB
EE
‑︑
( 書 き に く く は な い ) kakiguruIo:ne:n
(非過去 過 難
困
kakiguruIo:ne:ntan (書き に く く は な か っ た )
書き に く く は な い と こ ろ で あ っ た ) (もし すると,
kakiguruIo:ne:nt話:n 去
時 時 非 定
h a tS i : b u
S
e : n ( 書 い て い た い ) ( 書 い て い た か っ た )( も し す る と , 書 い て い た い と こ ろ で あ っ た ) ( 書 い て い た く な い )
( 書 い て い た く な か っ た )
( も し す る と , 書 い て い た く な い と こ ろ で あ っ た ) haもSi:busatan
haもSi:busate:n haもSi:bukune:n {非過去
過 去
{非過去 過 時 時 非 (瀬底方言)
肯 定 否 望 第 10表
願
ha tS i : bukune : n tan 去
時 定 非
hat
S i :
bukune :nte:nh a tS i : j a
S S
e n ( 書 い て い や す い )h a tS i : j a
S S
e :t a n ( 書 い て い や す か っ た )h a tS i : j a
S S
e : t e n(もし する, 書い て い や す い と こ ろ で あ っ た ) hatSi: jakkune:n ( 書 い て い や す く な い )hatS i : j akkune: n tan ( 書 い て い や す く な か っ た )
hatSi:jakkune:nte:n ( も し す る と , 書 い て い や す く な い と こ ろ で あ っ た )
時
(非過去 過 去
{非過去 過 去 時
時 非
時 非 定
定 肯 r i ‑ 否
﹄ ‑
︐ ︑
It
‑‑
L
t τ, 易
tt‑
ドd
α~ コ
( 書 い て い に く い ) ( 書 い て い に く か っ た )
(もし すると, 書 いて い に く い と こ ろ で あった ) ( 書 い て い に く く な い )
(書いて い に く く な か っ た )
(もし すると, 書い て い に く く な い と こ ろ で あっ haも,
S
i : gu r iS
e : nhaもSi:gurisatan h a tS i : g u r i s a t e : n 去
時
(非過去 過 時
時 定 非 肯 否
hatSi:gurikune:n {非過去
過 難
困
た ) haもJi:gurikune:ntan
hatS i : gur i kune: n te : n 去
時 時 定 非
(瀬底方言) 第 11表
( 書 き た さ そ う だ ) hakibuSe: giJe: n
去過
非 過
(書き た さ そ う だ っ た ) hakibuIe:gisatan
去 時
非 定
書 き た さ そ う な と こ ろ で あ っ た ) hakibuSe: gisate: n (もし すると,
時
haki buS e: gikune: n ( 書 き た さ そ う で な い )
去過
非 過 肯
r a 否
l t‑ J
1 SE l
l ‑︑
願 望 一 様 子
hakibuSe:gikune:ntan ( 書 き た さ そ う で な か っ た )
書 き た さ そ う で な い と こ ろ で あ (もし すると,
っ た ) hakibuSe:gikune:nte:n
去
時 時 非 定
( 書 き や す そ う だ ) hakijaSSe:giSe:n
(非過去
過 去 hakijaSSe:gisatan ( 書 き や す そ う だ っ た ) 時
非
rEJ︑a・ ︑
( も し す る と , 書 き や す そ う な と こ ろ で あ っ た ) hakijaSIe:gisate:n
時 定
( 書 き や す そ う で な い ) hakijaIIe:gikune:n
{非過去 過 肯
F 否
EE
l‑
‑t
i‑
‑B
L
ドー
ト・4
<.D
容 易 一 様 子
( 書 き や す そ う で な か っ た )
書 き や す そ う で な い と こ ろ で あ hakijaIIe:gikune:ntan
hakijaIIe:gikune:nte:n (もし すると,
っ た ) 去
時 時 非 定
hakigur
i I
e: giJa:n ( 書 き に く そ う だ ) {非過去過 去 hakiguriSe:gisatan ( 書 き に く そ う だ っ た ) 時
非
書 き に く そ う な と こ ろ で あ っ た ) (もし すると,
( 書 き に く そ う で な い ) haki g ur
i S
e: g i sa te : n時定 肯
r 否
'l il dp i‑
‑L
hakiguriIe:gikune:n
去過
非 困 難 一 様 子 過
( 書 き に く そ う で な か っ た )
書 き に く そ う で な い と こ ろ で (もし すると,
あ っ た ) hakiguriSe:gikune:ntan
hakiguriSe:gikune:nte:n 去
時 時 非 定
酬明 司
2.2.4 第2種 複 合 形 式 の 内 部 構 造 ま と め て示すと,次のようになる。
以上第2種複合形式までの内部構造をまとめ
尾五 口
雪日
制時
方め
ル ﹄
み子
様
望 易 難 願 容 困
¥I ll
‑/
式 式 形 形 純 生 単 派
/f li t‑
¥
詞動
「みとめ方
J
以下は先に詳しく記述したので,ここでは簡略化して記した。
2.3.1 第3種 複 合 形 式 の 内 部 構 造
第3種 複 合 形 式 と は rIn (れる,受身・可 能), Sun (す・使役)の助動詞の接続した諸 形 式 の こ と を さ す 。 こ の ふ た つ の 助 動 詞 が こ れ までの第l種 , 第2種で述べた助動詞と厳然と 区別されるのは,これらの助動詞自身が継続・
第 12表
既 存 ・ 完 了 の ア ス ペ ク ト の 語 形 変 化 を も 有 し て いる,京である。
2.3.2 r・in ( れ る , 受 身 ・ 可 能 ) の 接 続 し た複合形式
まず,動詞の単純形式(未然形)に rInが 接 続 し た 諸 形 式 を こ れ ま で の 表 示 方 法 に 従 っ て 示 す と , 第 12表の通りになる。
(非過去 kakar i n (書かれる) 時
肯 定 { 過 去 kakari : tan (書かれた)
非 時 ‑・・・・・・… kakari : tいn(もし すると,書かれるところ
受 身 基 本 { で あ っ た )
{非過去 kaka ran (書かれない) 時
否 定 ( 過 去 kakaran tan (書かれなかった)
非 時 kakaran t.e: n (もし すると,書かれないとこ ろ で あ っ た )
rlnの継続・既存・完了はそれぞれ kaka‑
t tun (書か れ て い る )kakatt話:n (書かれ て あ る )kaka t tan (書かれた)であるが,そ れぞれの「過去
J r
非時J
の 形 式 が 未 調 査 で 示 すことができない。因 に , 瀬 底 方 言 の 基 本 ・ 継 続 ・ 既 存 ・ 完 了 の 諸形式を示すと,第13表の通りになる。 当方 言では,この助動詞は ri : n (れる,受身・可 能)である。
受 身 ・ 完 了 に は 肯 定 ・ 否 定 , 時 ・ 非 時 の 区 別
は存しない。
以 上 は rinの立場からみた基本・継続・既存
・完了の諸形式であるが,一方,動詞 hakun (書く)の立場からみれば,上記の諸形式はす べ て 動 詞 の 基 本 に 接 続 し た も の で あ る 。 第13 表の肯定・非過去の形式を例にとって,その構造
を示すと,次の通り J
什ノん
可aム
(書かれる) ( 書 か れ た )
haka r i ! t e ! n ( も し す る と , 書 か れ る と こ ろ で あ っ た ) ( 書 か れ な い )
( 書 か れ な か っ た )
( も し す る と , 書 か れ な い と こ ろ で あ っ た ) (瀬底方言)
第 13表
hakari !n {非過去
過 去 hakari!tan 時 …
時 定 非 肯 否
hakaran (非過去
過 受身基本
hakarantan 去
時 定 非
hakaran te: n
haka t t i n (書か れ て い る ) hakattutan ( 書 か れ て い た )
hakattute!n ( も し す る と , 書 か れ て い る と こ ろ で あ っ た ) hakatturan ( 書 か れ て い な い )
時
(非過去 過 去 時 … 時 定 非 肯 否
raEEE・EE︐J
︑ ︐
EE﹄‑EEE︑
‑H NH
l (非過去
過 受身継続
hakatturantan (書かれていなかった )
( も し す る と , 書 か れ て い な い と こ ろ で あ っ た ) 去
時 定 非
hakatturante!n
( 書 か れ て あ る ) (書カ通れてあった)
( も し す る と , 書 か れ で あ る と こ ろ で あ っ た ) (書か れ て な い )
( 書 か れ て な か っ た )
( も し す る と , 書 か れ て な い と こ ろ で あ っ た ) hakatte!te!n
hakatte! tan
haka t t i n e ! n haka t te! n 時 …
{非過去 過
{非過去 過
去 時
時 定 非 肯 否
FIli‑‑J
︐ ﹄
E' 't︑ 受身既存
haka t t i n e ! n t an 去
時 定 非
';:.:~;J・嶋凶品副
haka t t i n e! n te! n
( 書 か れ た ) hakattan
時
受身完了・
r i : n (受身・基本) ttin ( " ・継続) haka (動詞・基本)一│
tte:n( " ・既存) ttan ( " ・完了) 他に,動詞の継続に接続した諸形式もあり,そ れらの構造は次の通り。
hatI u ra (動詞・継続)
r i : n (受身・基本) ttin ( " ・継続) tte:n( " ・既存)
(書いていられやすそうでなかった )
2.3.3 Jun ( す ・ 使 役 ) の 接 続 し た 複 飾 式 Junが動詞の単純形式に接続した諸形式を示 すと,第 15表の通りである。
Iunの継続・既存・完了はそれぞれ kakatIun (書かせている)k a ka tI e : n (書かせである) kaka
t I
an (書かせた)であるが, それぞれの 過去・非時の形式は未調査である。因に,瀬底方言の基本・継続・既存・完了の ttan ( " ・完了) 諸形式を示すと,第16表の通りになる。 当方 この動詞の継続に接した具体的な諸形式を示す 言では使役の助動詞は sunである。
と,第 14表の通りになる。 使役・完了には肯定・否定,時・非時の区別 r i: n (れる)は hatIe: n (書いである。既 はない。
存 )hatI an (書いた,完了)には接しえない。 以上は sunの立場からみた基本・継続・既存 以上は瀬底方言の例である。 ・完了であるが,一方, hakun (書く)の立場 次に,湯湾方言の rinがもJasa:n ( "'""'した からみれば,上記の諸形式はすべて hakun の い )j assa: n ( "'""'しやすい)guruJa: n ( "'""' 基本に接続したものである。第16表の肯定・非 しにくし、)の直前に位置することは確かだと思 過去の形式を例にとってP その構造を示すと,次 われるが未確認である。瀬底方言では次のよう の通りになる。
にあらわれる。 rsun (使役・基本)
tI i n ( " ・継続) haka (動詞・基本)
‑1
も.fe:n( " ・既存) tI an ( " ・完了) 他に,動詞の継続,具体的には「書く」の継続 hatIuraにも接する。これを示すと,第17表 の通りになる。
r i: n (受身・可能)と同様, ha tI e: n (既 存 )ha tI an (完了)には接しえない。
以上は瀬底方言の例である。
次に,湯湾方言の Iunが rin (受身・可能) の直前に位置することは,次の例でもわかる。
Fun 1 kuga sar . i n (船を漕がされる) 因に,瀬底方言では次のようにあらわれる。
haka r 1 : buJe: giku ne:n tan
動 詞 ・ 受 身 ・ 過去・終
基 本 基 本 願 望 様 子 否 定 止形語尾 (書かれたさそうでなかった)
hatIura r i : buIe: giku ne:n tan
動 詞 ・ 受 身 ・ 過去・終
継続 基 本 願 望 様 子 否 定 止形語尾 (書いていられたさそうでなかった)
haka n: j a
I
J e : 9 i ku n e : n tan 動 詞 ・ 受 身 ・ 過 去 ・ 終基本 基 本 容 易 様 子 否 定 止形語尾 (書かれやすそうでなかった)
haもJura ri: jaIJe: giku ne:n tan
動 詞 ・ 受 身 ・ 過去・終
継続 基 本 容 易 様 子 否 定 止 形 語 尾
ヮ︐u
っ
︑ ︐
A
( 書 い て い ら れ る ) ( 書 い て い ら れ た )
ha,もfurari: te: n ( も し す る と , 書 い て い ら れ る と こ ろ で あ っ た ) hatfuraran ( 書 い て い ら れ な い )
動 詞 派 生 ( 継 続 ) 形 式 を 承 け た も の ( 瀬 底 方 言 ) 第 14表
ha tf u ra r i: n {非過去
過 去 haもSurari:tan 時…・
時 定 非 肯 否
fillJIll‑
( 書 い て い ら れ な か っ た )
hatfurarante: n ( も し す る と , 書 い て い ら れ な い と こ ろ で あった ) ha,もfurarantan
1
非過去 過 去 時定 非 受 身 基 本
( 書 い て い ら れ て い る ) ( 書 い て い ら れ て い た )
h a tf u ra t t u t e: n ( も し す る と , 書 い て い ら れ て い る と こ ろ で あ っ た ) ( 書 い て い ら れ て い な い )
時
h a tf u ra t t i n (非過去
過 去 hatf ura t t u tan 時
非 時定 肯 否
FE ll s‑ JI li
‑‑︑
w N
( 書 い て い ら れ て い な か っ た )
( も し す る と , 書 い て い ら れ て い な い と こ ろ で あ っ た ) hatfura t turan
ha,もfurat turan tan {非過去
過 去 時
定 非 受身継続
ha,もfu ra t t e : n ( 書 い て い ら れ て あ る ) hatSuratte:tan ( 書 い て い ら れ て あ っ た )
( も し す る と , 書 い て い ら れ て あ る と こ ろ で あ っ た ) ha,もfurattine:n( 書 い て い ら れ て な い )
( 書 い て い ら れ て な か っ た )
( も し す る と , 書 い て い ら れ て な い と こ ろ で あ っ た ) hatf ura t turan te: n
hatfura t te:t e:n (非過去
過 去 時
時 時 定 非 肯 否
FI ll
︽1111L‑ {非過去
過 受身既存
hatfura t t i ne: n tan 去
時 定 非
ha,もfura t t i ne : n te : n
( 書 い て い ら れ て し ま っ た ) hatfura t tan
時
受 身 完 了