季 端 艇 競 漕 曾
編 者
東風搦々ピして彩霞胎蕩︑天朗かに鳥謡ひ人億
百一
●
漫 鎌
方に花に醇ひ月に耽るの時︑一片の飛橡︷吾曹
が萬解の渇塵を欝癒して絃ふ我端艇競漕曾の畢
を報eぬ〇
四月十五日︑描暁︑二登の號砲は爆然校庭の暖
露を破うて春の夜の残夢を掘かせり︑輕装大野
濱に向ふの時陰雲天を蔽ひ人は競÷竃Lて宿雨
の
再襲せんかを危ふむ︑濱に到るの比ひ雲ハ白
嶽の頂よ9破れて見るく麗々ε晴れ亘◇たる
青弩は忽ち赫々だる暁輝を吐いて燦光斜めに水
面を射う波絞綾の如く濃かなう︑見亘せは蓮江
の
長流︑溶々たる一⁝帯眠れるが如く静あユ卒和
を曝きつ︑逝き︑蓼廓εして人籟を聞か走︑焉
ん↓ゲ知らん此卒和萩る水域13藪賠の後︑條ちユ
して萬頃の怒濤Y呼んで鴎鷺の夢を驚かし寵闘
虎撰の批観Y起すの劇戦場ピならんピはo
百二 聴 計
入点︑劉暁たる鐘鈴は水Y亘うて響き殿︑瑞
穂
敷島葦原の三艇︷白青赤仕帽衣を被れる勇士
を分載して影を清流ゐ砕く︑於戯︑艇は是れ連
月の冬眠に倦んで舵痕長へみ椎に印せざるを嘆
ぜし者︑艇員ハ是れ雲裡嘘邊の泰卒よ厭きて鐵
腕夜をに鳴ウて止まざりし者︑演身の覇氣森然
巴して正ユ鯨鯉Y屠るの慨あり︑齋しく讐頬に
徴
笑を撲惚て徐うにスタートを指して瀕る体度
の勇ψぐしさよo
忽然硝煙之揚うぬ︑砲響は聞えぬ︑観衆眸を注
ぐの慮三艇舳を井べて珠沫舷に蓬り擢聲軋々餅
車の如く奔霧の若く駒虎の勢殆と當る可かタ瑳
入をして麗侵宇肩を鴛かし腕を振して快哉を連 呼 せしむo
今試みユ其一二を塞げん欺o
第 十七回 ︵職員競漕︶
三 艇 波を裁冠て進む・と約五十迷突︑不幸白の
一士認て流擢の災に陥り満艇之よ座せられて
遽
に檀の捕の義経此二の舞を演じ︑須史ゐし て叉他士轄倒の厄に遇ふてピツチ爲に乱さる 赤青之を奇貨εし猛⁝進寛に宇治河の高綱たる
Y
得
たり︑唯見る青吐操携宜しまに⑳なひ勢
頗る雄偉白龍の室を縫ふが如く激潭を形づく
うつ︑進む勝算既み歴々さるを︑一漕叉一漕
喝采聲裡に悠々決勝点に入∧・Lは之れ青衣青
帽乃艇員︒
舵 手
整調 五番
村上致授︵殴閂學科︶
福見助教授
宮川助致授
四
番
三番 二番
由 長 中俣教授 山瀬書記
舳 手
田 部
●漫 録 第二十回 ︵書學部撰手競漕︶
一年︵赤︶二年︵白︶三四年︵青︶
呼︑赴÷たる各七撰手︑休戚ハ懸つて各級の
頭 上 ゐあう︑中原の鹿途ユ誰が手に蹄せん哉︑
號
砲
璽O叫聲振ふ︑殺氣一道浪を衡いて袷渠
鼎沸風馳電激鬼紬⁝も端俊すべうざるが如きや 衆 或
は赤の優勢を吻々し白の必勝を喋々し青
の蓮往Y噴々ゑ走Y人追ふ人之恰も狂するに
似さり︑惜む可し青のコース梢乱れゑユn非
ざるか︑舵手が煽聲叱陀太だ力めし巴錐も白
の
機に乗ヒて勢倍÷加はウ衝風の如く流星の
如3ゐ及之瑳して砲一登審剣棲上白姻は白旗
を吐いて醗れり︑時を要する四分︑艇nこれ
瑞
穂號︑旺肚なるあな︑兵に日く戦克ちて懸
驕う卒・惰る者・︷敗るピ︑善く戦ふものは︷勝を 百ミ
●漫 録
敗る︑の日に求め︑敗を勝つの日ユ度ふ︑勝
て驕る可のら宇敗る︑も屈す可から竜易めよ や健見o 舵 手
整調 五番 四番
辻 村 耕 夫
清
水秀夫 井上隼雄 緬岡喜洋
三番 二番 舳手
都
築熊藏 森岡惚太郎 高田重忠
競漕総て二十二回︑聴夕陽撤く傾き落霞水Y射
りて更に清し︑戦克つて擢を横へて孟將軍の古
を偲び︑手つから創震Yつ︑んで大塞ゐ哺けパ
豪氣牝斗を貫き︑胸間メダールの光は燦燗とし
て名樫の寵見を彰表し︑人をして坐うに提督子
ル ソ ン の 風
姿を懐之しむ︑知ら瑳今夜の夢︑果
して那邊にか彷復之んo
會長之委員を集めて徐ろあ慰勢の辞を迷べて曰
く
百 四 校 友 會
成うてよう鼓に此初回の盛會を見る委
員の功多ピ・をるa足る望むらくハ旬將來に向
つて努を惜まざらん乙εを︑ピ
●佐藤先生を送る 編者
樹蔭宇日の交も︑手を分つゐ方・りて相顧みて稠
帳キ︑燕遊一夕の朋も︑訣Y梯ふユ臨んで之声
依々ぜして傷祠す︑況んや師ピ仰ぎ弟芭愛しむ
乙巴殆ん澄六簑葛︑旦哺咳に陪して鴻﹇講の恩に
浴
せしに於てをやo
我 柔 道 部
敷師佐藤怯賢先生︑將に職Y辞して京
都 大學繧科聴講生巴して入校せられんεすo先 生職Y我校に襲ふ︑實に明治廿入年な0きo當 時我柔道部創設の際ユ方ゐ・︑先生夙夜杭〃ピし
て諭へ︑絢々ピtて導き︑温篤惇さに赤誠實具
を掲して饒濫なLO實ユ我稜体育振與の實ピ.剛 健
佼武の美風Y獲揚せ・しは先生の功に蹄せざる
を得ず︒宜⑤り諸生の一たひ訓導Y蒙る岱の皆
薫
然芭して其熱情に靡服し︑相率ひて以て永く
先 生 の
教 下よ在るY得んヒ巴Y糞へうo圃らざ
6き︑今や突如冠を桂け瓢然として去られんピ
すO鳴呼今よう以後︑吾曹は再び峻乎だる風手
に
接して︑親しく豪肚の枝を修養し得ぎるを悲
しみ︑無聲堂裡亦先生の温容を仰・ぐ能亡ざるを
恨むc然れ︒世も酬て之を想ふ︑之れ軍に吾曹の
爲めに悲しむべくして︑而か吊先生の爲めに大
あ 悦 ぶ
へきもの︑吾曹登徒らに婦女の顔を爲さ
むやo丈夫涙なきあ非卍離別の間に漉がそo往
けよ先生︑鴨河の翠︑嵐山の緑︑笑て先生の行
を迎へむo於戯思ふ所ハ功名よあう︑離別焉ん
●
漫 録 ぞ悲しむよ足らむo