<離職前の事業者への労働者派遣の問題点>
③ 明示した派遣料金額を変更する時
注)ただし、労働契約の締結時(①)に明示した派遣料金額と実際の労働者派遣時(②)の派
遣料金額が同じである場合、実際の労働者派遣時(②)の派遣料金額の明示は省略可
明示すべき就業条件等(書面等明示)
①派遣労働者の業務
②従事する事業所の名称、所 在地、派遣就業場所
③直接指揮命令する者
④派遣期間及び派遣就業日
⑤派遣就業の開始及び終了の 時刻並びに休憩時間
⑥安全衛生に関する事項
⑦苦情処理に関する事項
⑧派遣労働者の雇用の安定を図るた めの措置
⑨紹介予定派遣の場合
職業紹介後に労働者が従事する業 務の内容、労働条件等紹介予定派 遣に関する事項
⑩抵触日
⑪派遣元・派遣先責任者に関する事 項
⑫時間外・休日労働に関する事項
⑬便宜供与に関する事項
⑭派遣受入期間の制限を受けない業 務に関する事項
⑮派遣料金額
派遣先への通知
派遣元事業主
派遣先へ通知 派遣労働者の
氏名、性別、
年齢(下記年齢に該当する場合)
社会保険の加入の有無、
有期・無期雇用の別 等
①派遣労働者が45歳以上である場合は、「45歳以上」である旨、通知
②派遣労働者が18歳未満である場合は、実年齢を通知
③健康保険、厚生年金保険及び雇用保険の被保険者資格取得届の提出無しの場合、その具体的な理 由を通知
④派遣労働者が有期雇用か無期雇用かの別を通知
派遣元管理台帳を作成し、3年間保存
①派遣労働者ごとに就業条件等を記載
②派遣元管理台帳の作成は、事業所ごとに行う
③一般派遣元事業主は、常時雇用される者とそれ以 外の者に分けて作成
派遣元管理台帳
派遣元管理台帳の記載事項
①派遣労働者の氏名
②派遣先事業主の氏名又は名称
③派遣先の事業所の名称
④派遣先の事業所の所在地、派 遣就業場所
⑤派遣期間及び派遣就業日
⑥始業及び終業の時刻
⑦従事する業務の種類
⑧苦情処理に関する事項
⑨紹介予定派遣に関する事項
⑩派遣元・派遣先責任者に関 する事項
⑪時間外・休日労働に関する 事項
⑫就業状況
⑬派遣受入期間の制限を受け ない業務に関する事項
⑭健康保険・厚生年金保険・雇
用保険の被保険者資格取得
届の提出の有無等に関する
事項
法第42条第3項の規定による派遣元事業主に対する通知は、
派遣労働者ごとの同条第1項第2号から第4号(派遣就業をした 日、派遣就業をした日ごとの始業し、及び終業した時刻並びに休 憩した時間、従事した業務の種類)まで並びに第36条第1号(派 遣労働者の氏名)及び第4号(派遣労働者が労働者派遣に係る 労働に従事した事業所の名称及び所在地その他派遣就業をし た場所)に掲げる事項を、1箇月ごとに1回以上、一定の期日を 定めて、書面の交付等により通知することにより行わなければな らない。
就業状況の報告
派遣元
派遣停止の通知
派遣先
派遣労働者
②派遣受入期間の制限に抵触する日を明示したうえで
③派遣受入期間の制限に抵触する日以降継続して労働者派遣を行 わない旨を明示
①派遣先が派遣受入期間の制限に抵触することとなる最初の日の 1か月前から前日までの間に
書面・FAX 電子メール
書面
派遣労働者にかかる雇用制限の禁止
派遣元 派遣先
労働者
労働者派遣契約の終了
派遣先が雇用 正当な理由
なく、派遣 先への雇用 を制限して はいけない
労働契約
の終了
派遣労働者への雇用契約の申込み義務(1:受入れ制限のある業務)
派遣先 は
派遣先
抵触日の前日までに 派遣先に雇用される ことを希望する派遣 労働者
派遣停止の通知を受け、抵触日以降も派遣停止を受 または
けた労働者を使用しようとするとき
派遣労働者の雇用の努力義務(1:受入れ制限のある業務)
派遣先 は
派遣労働者 派遣先
または
就業場所ごとの同一業務について、継続して1年 以上派遣受入期間以内の期間派遣労働者を受入れ た場合であって、引き続き同一業務に労働者を従 事させるため、労働者を雇い入れようとするとき
①派遣実施期間が経過した日までに、派遣先に雇用されて同一業 務に従事することを希望する旨を派遣先に申し出たこと。
②派遣実施期間が経過した日から起算して7日以内に派遣元事業主 との雇用関係が終了したこと。
派遣労働者への雇用契約の申込み義務(2:受入れ制限のない業務)
派遣先 は
派遣先 派遣労働者
または
就業場所ごとの同一業務について、3年を超える 期間継続して同一の派遣労働者に係る派遣の役務 の提供を受けている場合において、その業務に労 働者を雇い入れようとするとき
※派遣元において無期雇用の派遣労働者については、
適用除外。
有期雇用派遣労働者等の無期雇用への転換推進措置(対象者・措置の内容)
• 派遣元事業主との雇用期間が通算して1年以上である「有期 契約の派遣労働者」
• 派遣元事業主との雇用期間が通算して1年以上である労働 者を「派遣労働者」として雇用する場合(登録型派遣で、登録中の 労働者を新たに雇用する場合をイメージ)
対象となる労働 者(「一定の有期 雇用派遣労働者等」
の範囲)
• 無期雇用の派遣労働者又は無期雇用の通常の労働者とし て雇用する機会の提供
• 紹介予定派遣の対象とすることで、直接雇用を推進
• 無期雇用の労働者への転換を推進するための教育訓練等 の実施
無期雇用への転 換推進措置の内 容
(派遣元事業主が講 ずべき措置)
※1 派遣元事業主は、労働契約の締結・更新の機会やメールの活用等により、対象となる労働者 の希望を把握するよう努める必要がある。
※2 派遣元事業主が講ずべき無期雇用への転換推進措置は、上記のいずれかの措置でよい。
派遣契約の中途解除時への対応(概要)
<派遣契約の中途解除に関する課題>
○労働者派遣契約の中途解除に伴い、派遣労働者の雇用が失われる
○派遣契約の中途解除に当たり講ずべき措置の明確化
・ 派遣先の都合により派遣契約を解除する場合には、派 遣労働者の新たな就業機会の確保、休業手当等の支 払いに要する費用の負担等の措置を講ずるよう、派遣 先に対して義務化
・ 派遣契約に、派遣契約の解除時に講ずる派遣労働者の
新たな就業機会の確保、休業手当等の支払いに要する
費用の負担等に関する事項を盛り込むことを明示
均等待遇の確保
●以下の要素を勘案して、派遣労働者の賃金を決定するよう努めること。
① 派遣労働者と同種の業務に従事する派遣先の労働者の賃金水準 ② 派遣労働者と同種の業務に従事する一般の労働者の賃金水準 ③ 派遣労働者の職務内容や成果等
●教育訓練・福利厚生等についても、派遣労働者と同種の業務に従事す る派遣先の労働者との均衡を考慮するよう努めること。
派遣元 事業主
●派遣元事業主の求めに応じ、派遣労働者と同種の業務に従事する派遣 先の労働者の賃金水準、教育訓練等に関する情報を提供するよう努め ること。
●派遣元事業主の求めに応じ、派遣労働者の職務の評価等に協力するよ う努めること。
派遣先
●均衡待遇の確保に向けて派遣元事業主・派遣先が、それぞれ以下のとお
りの措置を講じることが必要。
マージン率等の情報提供
●マージン率の計算方法
⇒ 毎事業年度終了後、以下の計算式により算出。
派遣元事業主は、計算結果をインターネット等により情報提供。
注1)マージン率の計算は事業所ごとに行うことが原則であるが、その事業所が労働者派遣事業
を行う他の事業所と一体的な経営を行っている場合には、その範囲内で算定することも妨げな
い。
注2)%表記にした場合の小数点第2位以下を四捨五入
※ 平均賃金、平均料金については、1円未満の端数を四捨五入
公開時期 改正法施行後に終了する事業年度から公開
例)H25..3末事業年度の場合、H25.4月以降速やかに公開
マージン率 =
(労働者派遣に関する料金額の平均額
- 派遣労働者の賃金額の平均額)
労働者派遣に関する料金額の平均額
マージン率等の情報提供(情報提供事項)
●情報提供すべき事項
⇒ 事業所ごとに、以下の情報を提供することが必要
① 派遣労働者の数 ② 派遣先の数
③ マージン率 ④ 教育訓練に関する事項
⑤ 労働者派遣に関する料金額の平均額
⑥ 派遣労働者の賃金額の平均額
⑦ その他参考となると認められる事項
注1)「教育訓練に関する事項」とは、派遣元事業主で実施している教育訓練の内容・実施
期間・費用負担の有無等をいう。
注2)「その他参考となると認められる事項」とは、派遣元事業主の判断に委ねられるが、
例えば、福利厚生に関する事項等が考えられる。