H22年~27年 ※
4.2 早期の事故対策効果確認の導入方針
4.1 早期の事故対策効果手法の紹介
4.2 早期の事故対策効果確認の導入方針
4.1 早期の事故対策効果確認手法の紹介
■整備効果確認の課題
・対策後の事故データ蓄積を待つと、対策後2、3年経過してから、はじめて整備 効果を確認することとなる。
■早期整備効果確認の必要性
・対策効果が早期確認できれば、今後の対策導入判断に役立つ。
・事故対策の内容によっては、「安全性が増す一方で、別な危険性が発生する」
場合もあることから、対策後の早期検証が必要な箇所もある。
早期整備効果確認の必要性
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検証内容 データ取得方法 長所 短所
走行速度の低減
減速路面標示による速度 低減など
z スピードガン
●モバイルトラフィックカウンター スピードガン z計測簡易・安価
z多くのサンプル調査に適さない
モバイルトラフィックカウンター z
多くのサンプル調査可能z規模によっては調査費大
z民間プローブカーデータ (路線区間速度)
民間会社が取得したサンプリング車両の
「路線 / 区間毎の走行速度データ」
z
長期間のデータが集計できる。z
交通量少ない箇所ではサンプル数少ない。z
信号待含む速度のため詳細が不明車両の動きの安定 z ビデオ撮影
走行位置、車線変更位置など をビデオ撮影、動線確認
z
車両挙動の確認・記録に適する。z
俯瞰できる撮影条件が必要z
サンプル数によって解析費用大z 民間プローブカーデータ(急ブレーキ位置・回数)
民間会社が取得したサンプリング車両の
「急ブレーキデータ」
z
長期間の平均値が集計できる。z
交通量少ない箇所ではサンプル数少ない。利用者の
安全性向上実感
車両速度、動きでは確認 できれない効果や問題点
z沿道住民へのアンケート調査 z
実感を直接把握できるz
個人の主観回答なので個人差がある。z
規模によっては配布集計費用大zプロドライバー、事業者へのヒアリング調査 z
経験豊富なドライバー実感を把握できるz
規模によっては配布集計費用大4.1 早期の事故対策効果確認手法の紹介
右折指導線設置による走 行位置の安定化など
撮影映像 撮影映像
4.2 早期の事故対策効果確認の導入方針
■効率的な箇所選定
・全ての対策箇所検証は、費用面が課題。 → 効率的な箇所選定が必要。
■効果的な箇所選定
【早期整備効果確認が不必要な箇所】
・特徴の少ない対象箇所で、標準的な事故対策を行っている場合
→ 効果検証の必要性低い。
【早期整備効果確認が必要な箇所】
・特徴のある対象箇所(交差点形状が特殊など)、特徴的な事故課題がある箇所、
先進的・事例の少ない対策を実施した箇所。 → 検証の必要性が高い。
【早期整備効果確認の導入方針】
・上記を踏まえ、道路管理者は、早期整備効果確認の必要性を検討し、必要と判 断される場合は、早期対策効果確認を行う。
・確認手法(速度・動き・実感)は、対策工種に応じて選定する。
【早期整備効果確認の導入方針】
・上記を踏まえ、道路管理者は、早期整備効果確認の必要性を検討し、必要と判 断される場合は、早期対策効果確認を行う。
・確認手法(速度・動き・実感)は、対策工種に応じて選定する。
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5.自転車空間整備の取り組み
5.1 神奈川県内の自転車事故の状況
ドキュメント内
Microsoft Word - 00_議事次第 doc
(ページ 31-35)