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第 8 章 考察・将来課題 30

8.2 将来課題

本研究では,ユーザに構築したサービスの流れを理解させる為に,矢印記号を用いてサービ スを構築する手法を提案した.しかし,サービス構築を支援する見せ方というものは多数存在 する.例えば,鍵と鍵穴で接続できるサービスコンポーネントを表し,目で見たときに直感的 にどのサービスコンポーネントと接続することができるかということがわかるようにする方 法や,サービスを構築する為のフレームを鋳型で用意し,鋳型に適合するサービスコンポーネ ントを鋳型に入れることによってサービスを構築する方法などである.よって,サービス構築 を支援するユーザインターフェースがどのような見せ方をしたときに,ユーザにとってサー ビスを構築しやすいフレームワークとなるかということを定量的方法で評価したいと思う.

評考察・将来課題 31

また,今回のサービスフレームワークでは,使用可能なサービスコンポーネントの自動発見 を行うことができないので,サービスの自動発見と,すでに構築されたサービスを取得可能と したい.この機能によって,より使いやすいフレームワークになる上にサービス同士の競合問 題を根本から解決することができる.

また,本研究においてサービスフレームワークの対象をアプライアンスに限定して接続ルー ルを提案したことにより,汎用的なサービスフレームワークとすることはできなかった.よっ て,より汎用的なフレームワークにする為のAPIを考えることが必要となる.

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9 結論

なぜユーザがGUIでサービス構築するほうがユーザにとって使いやすいフレームワーク になるか,ということを情報デザインの分野を取り入れることによって論理的に説明し,ユー ザビリティを確保するために必要な要素を取り入れることによって,ユーザにとって使いや すく,分かりやすいフレームワークとできた.

また,サービス開発者は本フレームワークにおいて,プロパティとしてのXMLの記述方式 を定めたことと,サービスコンポーネントの接続をコントロールする部分を型指定によって 接続可能か否かを判定する情報家電ネットワークを使用したことにより,サービス開発者は 独立してサービスコンポーネントのユーザインターフェースの開発を行えるようになった.

以上より,COBBLE PADの設計をユーザからみて,使いやすくて分かりやすいフレームワー

クにこだわったことと,サービス開発者からみて,独立して開発できるようにしたことにより, 現状の問題点であったユーザビリティの高く,ユーザとサービス開発者を分離されたフレー ムワークを提案することができた.

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謝辞

本論文を作成するにあたり、数多くのご指導を頂いた中島達夫教授に大変感謝しておりま す。また、研究についての多くの助言をくださった徳永さん、技術的な面でも助けて頂いた 小林さん、インタラクション班の皆様にも大変感謝しております。

技術面でも研究のベースになる知識に対しても未熟であった私に、数多くのご指導をして いただき、本当に有り難うございました。

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