1 建築方針
(1) 一体型図書館及び郷土資料センターの共通の考え方 (ア) 災害への備え
・ 災害時にも安全を確保できる施設として機能するようにする。
・ 収蔵物に応じて、停電時にも一定時間対応できるように自家発電装置を整備する。
・ 建物、書架等には耐震対策を施す。
・ 資料保存スペースについては、結露防止、防カビ、防虫等の対策を施す。
・ 収蔵物に応じて、消火設備は、資料及び機器類への影響を最小限にするように配 慮する。
(イ) 障害者等対応(ユニバーサルデザイン)
・ 「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」や「長崎県福祉のま ちづくり条例」などを遵守し、年齢、性別、能力、国籍などの違いにかかわらず、
誰もが自由に行動でき、安全で快適に過ごすことのできる※ユニバーサルデザイ ンの考え方に沿った、利用しやすい施設を目指す。
・ トイレは、オストメイト(人工こう門等)対応設備、子ども用のもの等を設置す るなどの配慮を行う。
(ウ) 周辺のまちづくりや景観への配慮
・ 一体型図書館については、市の中心市街地の交流人口の拡大を図るために、周辺 の道路等と一体的に整備する。
・ 計画地周辺のまちなみと調和した形状、色彩等となるように配慮し、外部空間や 遊歩道などと一体的に整備することで周辺との融合を図る。
(エ) 環境への配慮
・ 太陽光発電システムや自然光の利用などの自然エネルギーの利用や、省エネ型の 機器の導入及び屋根や外壁等の断熱性の向上を行い、施設の維持管理に要する費 用を軽減し、環境に配慮した施設を目指す。
(オ) 地場産材の活用
・ 内装等への地場産材(長崎県産材)の活用について配慮する。
(カ) 共用スペースのあり方
・ エントランスには、総合案内を置き、利用者の基本動線に配慮する。多くの人々 が集う空間として、幅広く活用できる交流スペースとする。
・ 授乳ができるスペース、携帯電話等が使用できるスペース、談話などができるス ペースを設ける。
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(キ) 館内情報システム
・ 利用者への情報提供のシステムについては、障害者等を含め、様々な利用者が望 む情報を分かりやすく提供できるように整備する。
(ク) その他
・ 施設は、運営及び管理が容易な動線計画や、収蔵される貴重品に応じて、セキュ リティゾーンを構成する
・ ※サイン計画は、分かりやすい図表示、多様な言語にも配慮した表記を行う。ま た、色彩計画においても視認しやすい色の選定に努める。
(2) 一体型図書館と大村市立史料館
現在の市立図書館は、大村市立史料館との複合施設であるため、一体型図書館の整備 にあたっても、大村市立史料館を一体型図書館に含めて整備する。
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2 建設場所
「県立・大村市立一体型図書館及び郷土資料センター」(仮称)の計画地の概要は以下 に示すとおりである。
(1) 一体型図書館
<計画地>
大村市東本町 513、574、493、488、170-1、481 番地
<用途地域など>
商業地域 準防火地域 容積率:400%
建ぺい率:80%
ハザードマップにおける浸水区域外
<敷地面積>
18,029 ㎡
N
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(2) 郷土資料センター
<計画地>
長崎市立山1丁目2番地1
<用途地域など>
第一種住居地域 準防火地域 容積率:200%
建ぺい率:60%
ハザードマップにおける浸水区域外
<敷地面積>
3,798 ㎡
N
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3 構成と規模 (1) 施設の構成
(ア) 一体型図書館の各スペースの連携のイメージ
開架・閲覧スペース
資料保存 スペース 貸出及び返却
課題解決・レファレンス
郷土資料 閲覧スペース
事務・管理スペース
・資料
・ビジネス・産業支援
・デジタル資料
・大村に関する資料
・貸出窓口
・返却窓口
・レファレンス窓口
・郷土資料等 レファレンス窓口
・資料閲覧
・新聞/雑誌閲覧
・対面朗読
・事務室
・館長室
・作業室
・救護室
・倉庫 等
郷土資料センター 県内市町立図書館 県内教育機関
・閉架書庫 カウンター 子どもコーナー
・資料閲覧
・お話の部屋
・自動貸出
・自動返却
予約資料等セルフ対応
共用スペース
・エントランス
・カフェ等交流スペース
・トイレ
・階段/エレベーター
・機械室 等
集会・研修スペース
・多目的室
・グループ学習室
・学習室 等
大村市立史料館
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(イ) 郷土資料センターの各スペースの連携イメージ
開架・閲覧スペース 共用スペース
資料保存 スペース 貸出および返却
レファレンス
事務・管理スペース
・資料
・映像等資料
・資料
・映像等資料
・貸出窓口
・返却窓口
・レファレンス窓口
・資料閲覧
・新聞/雑誌閲覧
・映像等資料視聴
・エントランス
・交流、飲食スペース
・トイレ
・階段/エレベーター
・機械室 等
・事務室
・館長室
・映像等資料作業室
・倉庫 等
一体型図書館
・閉架書庫
・映像等資料 保管庫
カウンター
県内市町立図書館 県内教育機関 資料保存スペース
予約資料等セルフ対応
・自動貸出
・自動返却
・貸出窓口
・返却窓口
サテライトカウンター 展示スペース
・既存書庫 閲覧スペース
集会・研修スペース
・多目的室 等
(映像の上映・鑑賞等)
長崎歴史文化博物館 連携
パソコンコーナー
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(2) 整備面積
「県立・大村市立一体型図書館及び郷土資料センター」(仮称)の、おおよその整備 面積は以下に示すとおりである。
(ア) 県立・大村市立一体型図書館( 12,000 ㎡程度 )
スペース 内 容 概算面積
開架・閲覧スペース
開架スペース(約 25 万冊)
貸出及び返却窓口、レファレンス窓口、一般資料開架、
子ども室、児童図書研究室(子ども読書活動支援センタ ー)(仮称)、資料閲覧スペース、新聞及び雑誌閲覧スペ ース、ビジネス及び産業支援サービス(仮称)スペース、
対面朗読室、デジタル資料(データベース、視聴覚資料)
利用スペース、大村市関係資料(郷土資料)スペース 等
4,000 ㎡
集会・研修スペース 多目的室(研修・ボランティア活動等)、学習室 等 1,100 ㎡ 資料保存スペース 閉架書庫(約 177 万冊) 2,600 ㎡ 事務・管理スペース 事務室、館長室、資料整理作業室、配送作業室、救護室、
倉庫 等 1,100 ㎡
共用スペース
エントランス、カフェ、ギャラリー・インフォメーショ ン等交流スペース、コインロッカー、トイレ、階段、エ レベーター、機械室 等
3,200 ㎡
合 計 12,000 ㎡
なお、一体型図書館と併設する大村市立史料館の整備面積は以下のとおりであるが、
今後の設計業務により、共用部分等の精査を行うこととする。
スペース 内 容 概算面積
史料館専有スペース 展示スペース、教育普及スペース、収蔵スペース等 1,200 ㎡ 共用スペース 講座室、搬入口(トラックヤード)、荷解室等 160 ㎡
合 計 1,360 ㎡
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(イ) 郷土資料センター( 2,000 ㎡程度 )
スペース 内 容 概算面積
開架・閲覧スペース
開架スペース(約3万冊)
貸出及び返却窓口、レファレンス窓口、閲覧スペース、
映像等資料利用スペース、展示スペース、新聞及び雑誌 閲覧スペース、パソコンコーナー 等
360 ㎡
集会・研修スペース 多目的室 等 270 ㎡
資料保存スペース
閉架書庫(約 30 万冊)
映像等資料保管庫 等
○面積には、公文書コーナーの保存スペース(約 4 万冊 分)を含む。
1,080 ㎡
事務・管理スペース 事務室、館長室、映像等資料作業室、配送作業室、倉庫、
等 90 ㎡
共用スペース エントランス、交流、飲食スペース、コインロッカー、
トイレ、階段、エレベーター、機械室 等 200 ㎡
合 計 2,000 ㎡
○資料保存スペース(約 34 万冊)のうち約 15 万冊分については、既存書庫(平成7年建設)
を活用する。
○隣接する長崎歴史文化博物館と接続させることを検討する。
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(3) 駐車場及び駐輪場
(ア) 一体型図書館
■ 駐車場
・施設の利用者専用に、障害者用を含め 200 台程度の駐車スペースを確保する。
・上記とは別に業務用車両駐車スペースを設ける。
・駐車スペースは、利用者の利便性と安全性、周辺の道路事情、景観、多目的利用、
管理方法等を考慮して、動線を確保し、整備を行う。
■ 自動車の進入路及び動線
・敷地の出入口は、東側の道路から車両の出入りを行うように検討する。
・平面式の駐車場を基本とし、管理しやすい駐車場とする。
■ 駐輪場
・100 台(バイクを含む)程度の駐輪場を、周辺の景観と利便性等を考慮して設置す る。
・駐輪場の方式は、平面式とする。
(イ) 郷土資料センター
■駐車場
・施設の利用者専用に、障害者用を含め 20 台以上の駐車スペースを確保する。
・上記とは別に業務用車両駐車スペースを設ける。
・駐車スペースは、利用者の利便性と安全性、周辺の道路事情、景観、多目的利用、
管理方法等を考慮して、動線を確保し、整備を行う。
■自動車の進入路及び動線
・敷地の出入口は、現在と同じ位置とする。
・平面式の駐車場を基本とし、管理しやすい駐車場とする。
■駐輪場
・20 台(バイクを含む)程度の駐輪場を、周辺の景観と利便性等を考慮して設置す る。
・駐輪場の方式は、平面式とする。
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