第2章 要介護認定者数と各サービスの見込み量
4 施設整備に関する基本的考え方
(1)施設整備の基本方針
本市では、施設サービスの基盤整備については、これまでも「市高齢者保健福祉計画」
に基づき着実な整備を進めてきましたが、今後も高齢化とともに増加が予想される常時介 護 が 必 要 で 在 宅 介 護 が 困 難 な 要 介 護 者 に 対 し て サ ー ビ ス が 提 供 で き る よ う 在 宅 サ ー ビ ス と施設サービスとのバランスがとれた整備を図ります。
また、地域包括ケアシステムの構築にあたり高齢者一人ひとりができる限り住み慣れた 地 域 で の 生 活 を 継 続 で き る よ う 日 常 生 活 圏 域 単 位 で の 地 域 ニ ー ズ を 踏 ま え た 整 備 を 行 い ます。
(2)施設等の整備計画数の設定
【特別養護老人ホーム】
特別養護老人ホームについては、国において地域包括ケア推進のための基盤整備として 地域密着型サービスの充実を図っています。本市としても高齢者が可能な限り住み慣れた 地域において継続して生活することができるよう、サービスの充実を図る必要があること から、地域密着型特別養護老人ホーム(定員 29 人以下)を整備することとし、要介護3
~5の中重度の入所希望者の待機状況などを踏まえ、市全域で145床分を整備する計画と します。
地域の設定については、日常生活圏域 14 圏域のうち地域密着型特別養護老人ホームが 未整備となっている圏域及び 65 歳以上人口に対する施設の充足率が低い9圏域を整備圏 域の対象とし、事業所からの応募状況などを踏まえながら整備を行います。
整備対象圏域
第1圏域 平市街地、第2圏域 平北部、第3圏域 平東部、
第5圏域 小名浜市街地・東部、第6圏域 小名浜西部、第8圏域 勿来中部・南部、
第11圏域 内郷、第13圏域 四倉・久之浜大久、第14圏域 小川・川前
【介護老人保健施設】
介護老人保健施設については、一定程度の整備が図られていることから、新規及び既存 施設の増床については、整備目標を設定せず、県が実施した療養型病床からの老人保健施 設への転換に係る意向調査を基に、意向を示した3施設 69 床分を転換老健として整備す る計画とします。
【介護療養型医療施設】
介護療養型医療施設は平成30年3月31日をもって廃止となり、他の介護保険施設等に 転換することとされている一方で、国において長期療養が必要な高齢者が入所する施設と して「療養機能強化型介護療養型医療施設(仮称)」という新たな施設機能を設置する検 討が進められているなど、その動向が不明確な状況にあります。このことから、県の意向 調査において転換意向を未定としている2施設82床分を現状で推移する計画とします。
-149--150-
【グループホーム(認知症対応型共同生活介護) 】
グループホーム(認知症対応型共同生活介護)については、要介護者であって認知症で ある者の日常生活上の介護及び機能訓練等を行う施設であること、また、特別養護老人ホ ー ム の 重 点 化 に よ り 特 別 養 護 老 人 ホ ー ム の 入 所 者 が 原 則 と し て 要 介 護 3 以 上 に 限 定 さ れ ることを考慮し、入所希望者の要介護度や認知症自立度の状況などを踏まえ、市内全域54 床分を整備する計画とします。
地域の設定については、グループホームの充足率が低い5圏域を整備対象とし、事業所 からの応募状況などを踏まえながら整備を行います。
整備対象圏域
第3圏域 平東部、第8圏域 勿来中部・南部、第10圏域 常磐・遠野 第13圏域 四倉・久之浜大久、第14圏域 小川・川前
【特定施設入居者生活介護】
特定施設入居者生活介護については、要介護者に対して日常生活上の介護や機能訓練を 行う施設であり、特別養護老人ホームの重点化により、要介護者の住まいとしての役割が 大きくなることが見込まれることから、入所希望者の要介護度や認知症自立度の状況など を踏まえ、147床分を整備する計画とします。
【養護老人ホーム・軽費老人ホーム(ケアハウス) 】
養護老人ホーム・軽費老人ホーム(ケアハウス)については、一定程度の整備が図られ て い る こ と や 有 料 老 人 ホ ー ム や サ ー ビ ス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 な ど 他 の 住 宅 型 施 設 の 整 備 がなされてきている状況などから、新たな整備は行わず、現在の床数で推移する計画とし ます。
-150--151-
(3)基盤整備目標
全市および日常生活圏域ごとの基盤整備目標を次のとおり示します。
表2-2-6 本市における基盤整備目標量 (単位:床)
施設種別
第5期計画 第6期計画
平成29年度末 見込み
(目標値)
平成26年度末 見込み
平成27年度 平成28年度 平成29年度 合計
特別養護老人ホーム 1,551 145 145 1,696
大規模 1,270 - - 1,270
地域密着型 281 145 145 426
介護老人保健施設 1,189 69 69 1,258
非転換 1,168 - - 1,168
介護(医療)療養型からの転換 21 69 69 90
介護療養型医療施設(※) 155 △73 △73 82
グループホーム
(認知症対応型共同生活介護)
570 54 54 624
特定施設入居者生活介護 992 147 147 1,139
介護専用型 - -
混合型 965 147 147 1,112
地域密着型 27 - - 27
公募により順次整備していく予定ですが、事業所選定結果等の状況によって、整備時期等が変動する可能性 があります。
※県の意向調査における介護(医療)療養型から転換意向のある床数(単位:床)
施設種別 転換先 床数
介護療養型医療施設
老人保健施設 24
医療療養型病床 30
一般病床 19
計 73
医療療養型医療施設 老人保健施設 45
-151--152-
(4)地域密着型サービスの日常生活圏域別基盤整備目標
地域密着型サービスの基盤整備における日常生活圏域の設定については、地域密着型サ ービスが未整備の圏域や日常生活圏域ごとの整備状況などを踏まえ、地域密着型特別養護 老人ホーム 145 床、認知症対応型共同生活介護 54 床を次の圏域を対象として整備するこ ととします。
表2-2-7 地域密着型サービスの日常生活圏域別施設整備整備目標 日常生活圏域名
(主な地区)
地域密着型 特別養護老人ホーム
認知症対応型 共同生活介護
(グループホーム)
第1圏域 平市街地 ○
第2圏域 平北部 ○
第3圏域 平東部 ○ ○
第4圏域 平南部
第5圏域 小名浜市街地・東部 ○
第6圏域 小名浜西部 ○
第7圏域 小名浜北部
第8圏域 勿来中部・南部 ○ ○
第9圏域 勿来北部・田人
第10圏域 常磐・遠野 ○
第11圏域 内郷 ○
第12圏域 好間・三和
第13圏域 四倉・久之浜大久 ○ ○
第14圏域 小川・川前 ○ ○
※○印の圏域を整備圏域の対象とし、事業所選定結果等の状況により整備を進めることとします。
-152--153-
(5)基盤整備のイメージ図
軽度 中等度 重度 護
介 要 援
支 要 立
自
※ この図は、身体状況等の視点から、各住まい等の位置付けの大まかな目安をイメージ図 として表したものであり、これに当てはまらない場合もあります。
※ 要支援の方については、居宅サービスの「訪問介護」「通所介護」が平成29年4月から 予防給付から地域支援事業へ移行する予定です。
居 宅
養護老人ホーム
軽費老人ホーム(ケアハウス)
グループホーム
特別養護老人 ホーム 住宅型有料老人ホーム
介護老人保健施設
介護療養型医療施設 サービス付き 高齢者向け住宅
介護付き 有料老人ホーム
特定施設入居者生活介護・
居宅サービス
居宅サービス
特定施設入居者生活介護・ 居宅サー ビス 居宅サービス
特定施設入居者生活介護
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(6)保健福祉サービスの見込み量
ここでは、介護保険法定給付及び地域支援事業以外に、本市が提供する福祉サービスの 事業量について示します。
表2-2-8 福祉施設サービスの見込み量
見込み量 現在の状況
養護老人ホーム
2施設 180人分
2施設 180人分
・徳風園…100人分
・千寿荘… 80人分
軽費老人ホーム
(従来のケアハウス)
5施設 180人分
5施設定員180人
・日之出荘 …80人分
・ハートフルなこそ…30人分
・ケアハウスかしま…20人分
・ケアハウス恕宥荘…20人分
・ケアハウス小名浜…30人分
経過的
(従来のA型・B型)
1施設 50人分
1施設50人分
・悠々の里…50人分
老人福祉センター 4施設
4施設
・平老人福祉センター
・勿来老人福祉センター
・内郷老人福祉センター
・四倉老人福祉センター
老人憩いの家 1施設
1施設
・小名浜老人憩いの家