6.3.1. オリジナルファイルの格納
提出簿鑑 工事概要、計画工程表 電子データ 等・・・電子データ
当 初
変更提出鑑 変更した部分の 電子データ 電子データ(追加)
変 更
提出簿鑑 工事概要、計画工程表 変更 変更した部分の 等・・・紙データ 提出簿鑑 紙データ(追加)
● ●● 工事概要、計画工程表 ●●●
提出簿鑑 等・・・紙データ 変更 変更した部分の 提出簿鑑 紙データ(追加)
工事概要、計画工程表 変更した部分の 等・・・・紙データ 紙データ(追加)
●● ● ●●●
提出簿鑑 変更 提出簿鑑
工事中の活用
図 6-5 施工計画書オリジナルファイルの取り扱い(例)
P L A N
O R G PLAN
ORG
1) 請負者は、施工計画書を電 子データで作成し、それを紙 で 出 力 し 発 注 者 に 提 供 し ま す。発注者は、それを確認し たうえ、発注者、請負者共、
工事期間中は紙に出力された ものを活用します。
2) 電子データは、当初の施工 計画書であることが分かるよ うに、請負者が管理しやすい フォルダに保存します。
3) 請負者は、工事内容に変更 が生じた際に、追加の施工計 画書を電子データで作成し、
紙で出力したものを発注者に 提出します。
4) 追加の電子データは、追加 の施工計画書であることが分 かるように、保存しておきま す。
5) 請負者は、当初の施工計画 書とその鑑及び変更で追加し た分の施工計画書と鑑の電子 データを電子納品要領(案)
に 従 い フ ァ イ ル 名 等 を 修 正 し、電子成果品 として 、PLAN フォルダのサブフォルダであ るORGフォルダに格納します。
この際の鑑データは押印のな いものを格納します。
6) 発注者は、請負者から提出 された当初から最終までの施 工計画書(紙で出力したもの)
を保管します。
紙にプリントアウト 紙にプリントアウト
受注者から発注者へ 提出、受発注者による 確認
受注者から発注者へ 提出、受発注者による
確認 電子成果品
格 納
6.3.2. 施工計画書管理ファイルの作成
電子成果品作成支援ツール等利用し、作成
0 B PLAN.XML
「工事完成図書に係わる DTD、XML 出力例」
から取得
PLAN04.DTD
図 6-6 施工計画書管理ファイル及び DTD
6.3.3. 施工計画書オリジナルファイルの命名
施工計画書オリジナルファイルの命名規則を次に示します。
ア) ファイル名・拡張子は半角英数大文字とします。なお、現在、一般的に利用されて いるWindows 等では、拡張子に3 バイト以上の文字が扱えるようになっています。
しかし、電子媒体作成のフォーマットは、ISO9660 レベル1 と定められ3 バイト以 上の文字が扱えないため拡張子が3 バイトになるように留意してください。
イ) ファイル名は「PLA01_01.○○○」~「PLAnn_mm.○○○」とします。
PLA01_02.○○○
PLA01_03.○○○
提出簿鑑 PLA01_04.○○○
電子成果品 工事概要、計画工程表 ・
等・・・・紙データ ・ PLA01_01.○○○
当初施工計画書
PLA02_02.○○○
PLA02_03.○○○
PLA02_01.○○○
変更分提出時
図 6-7 施工計画書オリジナルファイルの命名例 XML
D T D
施 工 計 画 書 管 理 フ ァ イ ル PLAN.XML を作成する際には、
PLAN04.DTD を国土交通省電子 納品ホームページ「電子納品に 関する要領・基準」から取得し、
PLAN フォルダへ格納します。
なお、管理ファイルは、市販 の 電 子 納 品 作 成 支 援 ツ ー ル 等 を利用した場合、容易に作成す ることができます。
変更提出簿鑑 電子成果品
変更した部分
電子データ(追加)
04は版番号
施工計画書 オリジナルファイル
PLA01_01.○○○~PLAnn_mm.○○○
6.3.4. 施工計画書フォルダ(PLAN)の格納イメージ
施工計画書フォルダ(PLAN)のフォルダ及びファイルの格納イメージを、図 6-8 に示 します。
PLAN
ORG
PLAN.XML
PLAN04.DTD
図 6-8 施工計画書フォルダ(PLAN)の格納イメージ XML
DTD
●●●
●●●