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新規開発ウインドウの自動レイアウト

ドキュメント内 既存ウインドウ情報の解析による (ページ 32-35)

第 5 章 本手法の手順 15

5.3 新規開発ウインドウの自動レイアウト

出力されたレイアウトルールをもとに,開発者から新規開発するウインドウの 情報を受け取り,ルールと比較した後,自動でレイアウトを行う.

開発者が本システムに入力する情報は以下の2種類である.

• ウィジェット情報のリスト – ウィジェットの型

– 変数名

– ラベル名

• ウインドウのサイズ

ここで入力された情報と,発見されたレイアウトルールを比較し,ルールを適 用できるウィジェットが存在する場合,レイアウトを自動的に調整したウインドウ のソースコードを出力する.

自動レイアウトの例として,レイアウトルールに図5.12,開発者による入力に 図5.13を用い自動レイアウト調整させた図5.14に示す.この例では,“OK”ボタ ンに関する位置ルールと,ラベルウィジェットとテキストフィールドウィジェット の組み合わせルールが発見されたものとしている.

“OK”ボタンは位置ルールに従い,ウインドウ右端および下端からの距離を調 整しレイアウトされている.また,ラベルウィジェットとテキストフィールドウィ ジェットは,ウィジェット間の相対的な位置関係を組み合わせルール(個別説明ラ ベル付きウィジェット)に従い調整しレイアウトされている.

Position Rule { type:button;

text:OK;

alignX:DFR;

distanceX:6;

alignY:DFB;

distanceY:6;

}

Labeled Rule { type:textField;

xType:X2X;

distanceX:78;

yType:M2M;

distanceY:0;

}

図5.12: レイアウトルールの例

label("Name:"), textField(), label("Phone:"), textField(), button("OK"), window(240,120)

図5.13: 開発者による入力の例

ラベルとテキストフィールドを 

組み合わせルール(個別説明ラベル付きウィジェット)  で指定された距離に従ってレイアウト 

ボタンを位置ルールに従ってレイアウト 

図5.14: 自動レイアウト調整の例

6 章 評価

6.1 手法適用に関する調査

一般的なソフトウェアのうち,メニューから直接開くことのできるウインドウ を調査し,実際に本研究の手法を適用した場合を想定し,ルール発見および自動 レイアウトの可能性を考察した.

調査は以下の3種のアプリケーションソフトウェアに対して行い,レイアウト ルールが発見されるまでに必要な最小のウインドウ数を記録した.ウインドウは,

メニューの左側の項目から順に見ていき,現段階の本研究の手法の性質により,同 じレイアウト情報が2つ登場した段階でルールが発見されたものとする.

(A) 写真管理ツール(Mac OS X用/ファーストパーティ製)

(B) ワードプロセッサ(Mac OS X用/サードパーティ製)

(C) FTPクライアント(クロスプラットフォーム/オープンソース)

また,ルール発見後にそのルール適用対象登場する3つのウインドウに対し,

ルールを適用した場合のレイアウトと,実際にレイアウトされているものを比較 し,一致するかどうかを判定した.なお,判定は以下の3段階で行った.

○ ほぼ一致する

△ 並べ方の基準は正しいが明らかに間隔が異なる

× 別の基準でレイアウトされている

3種のアプリケーションソフトウェアに対する結果を図6.1から図6.3に示す.

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