1 年 1-4Q
13 教員の資質の維持向上の方策
(1) 長崎大学の取組
① 全学教務委員会(委員長は教学担当理事)の下に,全学の教育改革の現状の把握,改 革内容の検討,改革方針の確立を図るために評価・FD教育改善専門部会(部会長は教 学担当理事)を置き,授業内容の改善を含む教育改革を不断に進めていく体制を整えて いる。また,学内共同教育研究施設の一つとして,教学担当理事がセンター長を務める 大学教育イノベーションセンターが設置され,全学教務委員会のシンクタンクとしての 役割を果たしている。同センターには,アドミッション部門,学士課程教育部門,教育 改善部門及び教学
IR
部門が置かれ,教育改善部門は授業評価の在り方を研究するとと もに,評価・FD教育改善専門部会と緊密な連携を図りながら授業内容の改善に資する 全学FD
の企画・立案に当たっている。②
FD
に出席した教職員には修了証を与える等,教職員の意識変革を促し主体的に教育 改革に取り組む体制も整えており,FDへの出席状況を教員評価の評価項目の1
つにし ている部局もある。③ 既に学生による授業評価を実施しており,平成
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年度からは,その結果を学内に公 開し,平成25
年度からは学外にも公開している。(2) 熱帯医学・グローバルヘルス研究科の取組
TMGH
博士後期課程における授業内容の改善を含む教育改革の不断の推進は,研究科 長のイニシアチブによる研究科ガバナンスを最重要課題とし,全学教務委員会の評価・FD
教育改善専門部会等と密接な関係を保ちながら推進する。TMGH
博士後期課程の基本理念及びディプロマポリシーに基づき有為な人材を社会に 提供するために,教員の資質を向上させるとともに不断にカリキュラムを改善する。具体 的には,学生による授業評価を定期的に行い,評価結果を活用し,教育内容の質的向上や 双方向的な教育方法の推進等の教育改善を図る。また,教員の資質向上のために,LSHTM
等海外の連携する大学院との教員や教材の交流・交換等を活発に行い教員のレベルやカリ キュラム内容の向上に努める等のFD
を実施する。長 崎 大 学 熱 帯医学 ・グ ロ ー バルヘ ル ス 研 究科 博 士課程 設置の 概要 ① 構 想
研究科・専攻名熱帯医学・グローバルヘルス研究科・グローバルヘルス専攻(博士後期課程) 地球上のすべての人々の健康向上と健康格差の解消を目指し,公衆衛生・国際保健学,熱帯医学の伝統的な要素を統合させた教育,研究, 実践における新たな学問領域である「グローバルヘルス(
G H
)」を推進する目的で,現行の修士課程を踏襲し,研究科名・専攻名にグローバルヘル スを冠した。また,特に研究科名については,本学の強みである熱帯医学を明示し,熱帯医学・グローバルヘルス研究科(TM G H
)とした。 学位名称博士(グローバルヘルス):保健衛生分野 本専攻の教育目標は,ある限られた特定領域の高度専門職業人を育成し輩出することを一義的に目指すものではなく,医学・医科学,公衆衛 生学を中心としながらも,より統合的な総合学問としての
G H
の発展に寄与する研究者を輩出するものであり,「博士(グローバルヘルス)」とした。ま た,国際的に通用する学位名称であることを留意して,Do ct o r o f P h ilo so p h y: P h .D. ”
を採用する。 入学定員5名(国際連携専攻と合わせて10名) ロンドン大学衛生・熱帯医学大学院(
LS H TM
)及び国立国際医療研究センター(N C G M
)等との連携,サテライトキャンパスの運用による充実 したカリキュラムにより,世界から優秀な学生が集まると考えており,国際連携専攻と合わせて最大10名が適当と考える。 (LS H TM
との国際連携専攻については5名程度を想定している。)象( 入口 ) TM G H
やLS H TM
などの修士課 優秀な成績を修め,「リサーチ ク」型博士教育を受けるに十 基礎学力と当該領域の専門 識を修得した学生*
教 育の質保 障 学 位の質保 障
課 程 の 概要: 英 国式大学院 教育 に 準 じ て , 「リ サ ー チワ ー ク 」型のコ ー ス デ ザ イ ン ・ LS H T M と の ジ ョ イ ン ト P h D の基 盤 と な る
の 趣 旨 ・必要 性
崎大学の第3
期中期目標・ 画における基幹的テーマは, ーバルヘルス・熱帯医学 野での研究,人材育成,社 貢献 医学研究所,原爆後障害 研究所,医歯薬学総合研 ,海外拠点,国際連携研 略本部を有し,国際的人 成の実績この課題の解決のため,
TM G H
,LS H TM
,N C G M
, 各機関の海外拠点等を 活用し,教育と研究と実 践を一体化させ,世界の 人々の健康と幸福に貢 献し,グローバルヘルス に新たな変革をもたらす ことのできる人材を養成。社会的背景からの必要性 設置の趣旨と 必要性のマッチング
2 1
世紀になってグローバル化が 急速に進む一方で,人類社会 の持続可能な発展が危ぶまれ るようになった。国策からの必要性 安倍首相のランセット誌での 政策表明や,伊勢志摩サミット,
TI C A D 6
の国際会議等,国際 保健外交戦略とのマッチング 新興・再興感染症,非感染症, 等の健康課題が多様気候変動, 精神疾患化し,地球規模課題 として,取り組む必要多様な健康問題への必要性 国際機関での日本人専門家 の不足,各種関連学会等か らの博士レベルの
G H
人材養 成の必要性指摘教育研究上の必要性必要性
LSHTMと連携して,GH分野全体 に対する国際水準の学際的研 究・教育が可能なTMGH修士課 程3コース(熱帯医学,国際健康 開発,ヘルスイノベーション)を 設置。NCGMと連携して東京に サテライト創設。しかし,「グロー バルヘルス」で世界をリードする には博士レベルの英才教育が 必須。
趣旨
人材 養 成 像( 出口)
博士レベルでの専門性を持ち, グローバルヘルスを理論的・実 践的に研究・創造し,問題解決 へ導く能力を備えた実践的・社 会的リーダーを養成する。具体的な進路イメージ ・大学・研究機関の
G H
分野教育・研究者 ・国際機関の管理職,スタッフ ・医療機関の高度専門職業人 ・政府・自治体などの行政官 ・留学生は将来のカウンターパート ・企業等における研究者学際的研究で実績ある国際経験 豊かな教員がグループで研究指 導・英国水準に準じた学位論文 審査,最終試験を構築
外部の委員を加えたアカデ ミックコミッティー(AC)を組織, 博士課程教育のすべての側 面を一元的に管理・監督*
*
コースワークを自由科目として履修可背 景
【資料1】
長崎 大学 熱 帯医学 ・グ ロ ー バル ヘ ル ス 研究科 博士 課程 設置の 概要 ② キ ュ ラ ム 等に つ い て 前 期 課程
了要件30単位とし,「研究倫 」「疫学・統計」「研究方法論」 加え,当該専門領域のコース ークを通じて,修士レベルの 礎的な講義,演習,実習を実 する構 成 に つ い て 来構 想 への 展開 に つ い て
ロンドン大学衛生・熱帯医学大学院(LS H TM )
との ョイントP h D
ディグリー創設(H 3 0
年度に博士後期課程と同時開設予定) にむけてH T M
との共同研究推進:グローバル基準の学位プログラム・学位認定システムを創設 学術交流協定によるパート ナーシップをフル活用し,両 校が持つ教育研究資源の共 有,また両校の指導教員を核 に,国籍・専門を異にする外 部の研究者を巻き込んだ多 国籍の学際的な共同研究を 推進する。グローバル基準の学位プログラムを創設するために,