(2) $[C]$ が
10. 換れの位相不変性と有限性定理
に定まる.「制御を忘れる」 アセンブリ写像によるこの元の $Wh(\pi_{1}(X))$ におけ る像は通常のホワイ トヘッ ドの換れ $\tau(f)$ である.
次に制御された
domination
を持つ空間の制御finiteness obstruction
を定める.
$d$
$K$ および $M$ を $n$ 次元横断的
$CW$
複体とし, K
$M$ を制御写像 $PX$: $Marrow X$
に関する $M$ の $p_{X}^{-1}(\epsilon)$
domination $(du\simeq 1 :Marrow M)$
で $d,$ $u$ 共に横断的とする.
この時,
$C(M)$
は $d_{\#}C(K)$ により $2\epsilon$dominate
されている.
従って3.1
により$(C(M), 1)$
は $n$ 次元 $(2n+6)\epsilon$ 射影鎖複体に$(4n+8)\epsilon$ 鎖同値である
.
この複体の射影類が制御finiteness obstruction
$[M]\in I^{\sim_{0}}\zeta(X, px, n, (2n+6)\epsilon)$ である. (またはL\"uck-Ranicki [13]
のinstant finiteness obstruction
の公式を, $ud\simeq(ud)^{2}$: $Karrow K$
により誘導さ れる制御鎖ホモトピーidempotent
に対して用いてもよい. )
$I\zeta_{0}(Z[\pi_{1}(M)])\sim$ の中 の, この元の制御を忘れるアセンブリ像は通常のWall finiteness obstruction $[M]$
である.
まれており, $K$ と $L$ は横断的であると仮定しても一般性を失わない. さらに
,
ホワイ トヘッ ドの振れは組合せ的に不変であるから(Whitehead [25], Milnor [14], Cohen [7]),
$K$ や $L$ をその細分$K’,$
$L’$ でそれぞれ置き換えてもよい. $f$ を横断 的な胞体写像 $f’$ で置き換える.\S 9
で見たように,
ある $\delta>0$ に対し $C(f_{\%}’)$ は$Wh(L’, 1_{L’}, \delta)=Wh(L, 1_{L}, \delta)$ の元を定め
,
その元は制御を忘れるアセンブリ写像で $Wh(\pi_{1}L)$ の中の振れ $\tau(f)$ に移される
.
十分細かい細分と十分近い近似 $f’$ を選べば $\delta$ はいくらでも小さくできる
.
従って8.3
により $\tau(f)$ は $0$ である 口102
の証明: $X$ はヒルベル ト立方体の部分空間としても一般性を失わない. $X$はある近傍のレトラク トになっている
.
そのレトラクショ ンを $r$: $Varrow X$
とする.
十分大きい $N$ を選べば,
$K\cross I^{\infty-N}$の形をしたより小さい近傍 $U\subset V$ がとれる
.
ただし $K$ は $I^{N}$ の余次元 $0$ の
$PL$
部分多様体である.
$j$: $Xarrow K$
を次の合成で定める
:
包含写像 射影
$j$
:
$X$$arrow$
$U$$arrow$
$K$.
また, $f$
: $Karrow X$
を次の合成とする:
包含写像 $r$
$f$
:
$K$ $=$ $K\cross 0$$arrow$
$U$ $arrow$ $X$.
すると $f$
: $Karrow X$
は $X$ のfinite domination
であり,
ホモ トピー:
$k_{t}$:
$1_{X}$ $\simeq fj$ が ある. $p:Karrow K$
をif
の横断的な胞体写像による近似とし,
$h_{t}$: $jf\simeq p$
をその ホモ トピーとする.
$p_{*}$:
$f_{\#}C(K)arrow f_{\#}C(K)$ を次の合成で定める.
$f_{\#}C(K)arrow^{\simeq\underline}f_{\#}p_{\#}C(K)arrow f_{\#}C(K)f_{\#}(p\%)$
但し最初の写像は次のホモ トピーの誘導する幾何的同型写像である:
$H_{t}$
:
$fk_{t,\simeq^{J}}fjffh\simeq^{t}fp$.
ホモ トピー $K_{t}$
:
$p^{2}\simeq jfjf\simeq jf\simeq p$ は$p_{*}^{2}$ と $p_{*}\lambda$ の間の鎖ホモ トピーを誘導する.
但し $\lambda$
:
$f_{\#}C(K)arrow f_{\#}C(K)$ はホモトピー:
$f\simeq fpHp\simeq^{t}fppfK\simeq^{c}fp\simeq f$
の誘導する幾何的同型写像とする
.
もし $N$ が十分大きかったら(すなわち
$I^{\infty-N}$が十分薄かったら
) ,
ホモ トピー $k_{t}$ の直径はいくらでも小さ くできる.
また,
ホモ トピー 尻の直径もいくらでも小さ くできる.
$X$ は局所可縮だから,
$N$ を十分大 きくとれば $\lambda$ は恒等写像にホモ トピック $(\sim)$ である. 従って $P*$ は鎖ホモトピー 射影であるとしてよい. \S 9 のように,
これはある $\delta>0$ に対し$I^{\sim_{0}}\zeta(X, 1_{X}, \delta)$ の元を 定める. その元の制御を忘れるアセンブリ写像による $\tilde{K}_{0}(Z[\pi_{1}(X)])$ での像は $X$の通常の
Wall finiteness obstruction
である. $\delta$ は限りなく小さくできるので, 8.3
により$X$ の
finiteness obstruction
は $0$ でなければならない 口参考文献
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