該当事項はありません。
日糧製パン株式会社(E00382) 有価証券報告書
独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書
2021年6月23日 日糧製パン株式会社
取締役会 御中
監査法人ハイビスカス
札幌事務所
指定社員
業務執行社員
公認会計士 堀 俊 介 ㊞
指定社員
業務執行社員
公認会計士 大 塚 克 幸 ㊞
<財務諸表監査>
監査意見
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられて いる日糧製パン株式会社の2020年4月1日から2021年3月31日までの第87期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照 表、損益計算書、株主資本等変動計算書、キャッシュ・フロー計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表 について監査を行った。
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、日糧製 パン株式会社の2021年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する事業年度の経営成績及びキャッシュ・フ ローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準におけ る当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職 業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査上の主要な検討事項
監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要である と判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成におい て対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
日糧製パン株式会社(E00382) 有価証券報告書
固定資産の減損
監査上の主要な検討事項の
内容及び決定理由 監査上の対応
2021年3月期の固定資産残高は9,744,229千円、総資 産に占める割合が67.3%であることから、仮に減損損失 が生じた場合の業績に与える影響には重要性があるもの と認められる。
会社は、事業用資産については、管理会計上の区分及 び投資の意思決定等を考慮してキャッシュ・フローを生 み出す最小単位として捉え、その単位を基礎にグルーピ ングする方法を採用しており、パン・菓子類を主として 製造する、月寒、琴似、釧路、函館各工場と、米飯・調 理パン類、いわゆるデリカ製品を主として製造する、月 寒デリカ工場を主要な資産グループとしている。また、
遊休資産については個別資産ごとにグルーピングを行っ ている。減損損失の認識要否の判定については、それぞ れの資産グループに減損の兆候が認められた場合、行う こととしている。
資産グループについて継続して営業赤字となっている 場合、減損の兆候が認められることから、減損損失の認 識要否の判定が必要となる。減損損失の認識の判定は、
資産グループにおける割引前将来キャッシュ・フローの 見積総額と、資産グループにおける固定資産の帳簿価額 の比較によって行われる。将来キャッシュ・フローは将 来の売上高予測や営業利益予測等複数の仮定に基づいて 算定しているが、これらは今後の市場の動向等により大 きく影響を受ける可能性があり、不確実性を伴うもので ある。これらの見積りにおける重要な仮定は、経営者の 判断に重要な影響を受けるため、監査上の主要な検討事 項に該当すると判断した。
当監査法人は、会社が実施した資産グループごとの減 損の兆候判定の方法、減損損失の認識の要否の判定の妥 当性を検討するため、主として以下の手続を実施した。
・固定資産に関する減損損失計上の要否判定に係る内部 統制の整備・運用状況の有効性を評価した。
・継続的な営業赤字の判断の基礎となる資産グループご との損益実績について、推移分析及び関連する資料との 突合による検討を踏まえ、その正確性を検討した。
・将来キャッシュ・フローについて、経営者によって承 認された事業計画との整合性を検討した。
・事業計画に関連する資料を閲覧するとともに、そこで 考慮されている重要な仮定について財務報告の責任者に 質問した。
・過去の事業計画(又は予算)に対する実績の計画未達の 要因を分析し、当該要因が将来キャッシュ・フローの見 積りにあたって、適切に考慮されているか検討した。
・不動産評価額については、不動産評価資料及び利用可 能な外部データ、過去評価額との比較分析を実施した。
日糧製パン株式会社(E00382) 有価証券報告書
財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表 示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営 者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを 評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要 がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにあ る。
財務諸表監査における監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示が ないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明すること にある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決 定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家と しての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続 を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切 な監査証拠を入手する。
・ 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の 実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及 び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・ 経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づ き、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結 論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に 注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外 事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいてい るが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかど うかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計 事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制 の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、
並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガー ドを講じている場合はその内容について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事 項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止さ れている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回 ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。
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