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第 4 章 就業者数予測

4.6 推定結果

4.8: 住宅宿泊事業者数シナリオ予測

4.8: 住宅宿泊事業者数シナリオ予測結果

年月 ’20-Q2

実績値

’20-Q3 実績値

’20-Q4 実績値

’21-Q1 予測値

’21-Q2 予測値 生産設備DI 20,766 20,407 19,768 19,369 18,970

飲食・宿泊サービス業就業者数予測モデルのデータとして,表4.8の住宅宿泊事業者数数 2021年第1,第2四半期予測値を利用する.

4.9: 説明変数選択結果

対象指標 説明変数候補 時点 符号条件 1期先 2期先 業況 業況DI(全企業・宿泊飲食) 当期 正

人件費負担 雇用人員DI(全企業・宿泊飲食) 当期 負

設備費負担 生産設備DI(全企業・宿泊飲食) 当期 負 ◯ ◯

採算性 販売価格DI-仕入価格DI(全企業・宿泊飲食) 当期 正  

前期 正

借入環境

資金繰りDI(全企業・宿泊飲食) 前期 正 前々期 正

貸出態度DI(全企業・宿泊飲食) 前期 正

前々期 正

金利面 貸出約定平均金利(新規・長期・国内銀行) 前期 負 ◯

前々期 負 ◯

対外競争力 実質実効為替レート 前期 正 ◯

前々期 正 ◯

特需要因 住宅宿泊事業者数 当期 正 ◯ ◯

民泊解禁効果 - - ◯ ◯

季節調整

Q1ダミー - - ◯ ◯

Q2ダミー - - ◯ ◯

Q3ダミー -

-表4.9より,1期先飲食・宿泊サービス業就業者数予測モデルは,生産設備DI・貸出約定 平均金利・実質実効為替レート・住宅宿泊事業者数・民泊解禁効果・季節ダミーを含む7変 数の重回帰モデル,2期先飲食・宿泊サービス業就業者数予測モデルも,生産設備DI・貸出 約定平均金利・実質実効為替レート・住宅宿泊事業者数・民泊解禁効果・季節ダミーを含む 7変数の重回帰モデルを予測モデルとして採用する.但し,日銀短観の生産設備DIは,前 期調査時の1四半期先予測値が日本銀行から公表されている.そこで,1四半期先モデルの 予測の際は「当期」をこの1四半期先予測値で代用する.

4.6.2 飲食・宿泊サービス業就業者数1四半期先予測モデル

4.9で選択された1期先飲食・宿泊サービス業就業者数予測用7変数重回帰モデルのパラ メータ推定結果を示す.ここで,通常のOLSを行ないDW検定の結果,帰無仮説が有意水 準5%で棄却され誤差項が1階の自己相関構造を持つ可能性が示唆された.従って,PW 換によるGLS推定を行いそのL-Rプロットを以下に示す.赤点は外れ値(Y方向の影響点), 紫点は高い作用点(X方向の影響点)を表す.

4.9: 飲食・宿泊サービス業就業者数1期先モデルL-Rプロット

図4.9にて,赤点・紫点は式A.39基準に従って検出した影響点を指す.影響点を3点検 出したためPW変換後にMM推定を行い頑健なパラメータ推定を行なった.1期先モデル のGLSMM推定結果を表4.10にまとめる.

MM推定結果より,多重共線性,系列相関,不均一分散の問題に対処した推定値が得ら れたと判断.従って,表4.10の結果を飲食・宿泊サービス業就業者数1期先予測モデルと して利用する.また,MM推定による加重最小二乗推定の各データ点へのウェイトを棒グ ラフで表現し図4.10に示す.図4.10から,外れ値(赤棒線)を中心にウェイトを低下させ影 響点による推定量への影響を制御していることがわかる.

4.10: 飲食・宿泊サービス業就業者数1期先予測モデルMM推定の各ウェイト

4.10: 飲食・宿泊サービス業就業者数1期先予測モデルMM推定結果

被説明変数:

説明変数 時点 符号条件 就業者数 VIF

生産設備DI 当期 負 -1.2371∗∗∗ 1.475

(5.3e-07)

貸出約定平均金利 前期 負 -13.6432∗∗ 2.470 (0.039)

実質実効為替レート 前期 正 0.2372 2.215 (0.111)

住宅宿泊事業者数 当期 正 0.0016∗∗∗ 1.782 (1.3e-06)

民泊解禁効果 - - 24.6394∗∗∗ 1.097 (3.5e-04)

季節Q1ダミー - - -5.5683∗∗∗ 1.327

(0.009)

季節Q2ダミー - - -6.0549∗∗∗ 1.310

(0.005)

定数項 - - 378.7088∗∗∗

-(4.0e-31)

観測数 52 DW検定 2.0785

決定係数 0.8559962 (0.4169)

自由度修正済決定係数 0.8437406 BP検定 4.5744

Residual Std. Error 6.356 (0.7117)

()内はpNote: p<0.1;∗∗p<0.05;∗∗∗p<0.01

4.6.3 飲食・宿泊サービス業就業者数2四半期先予測モデル

4.11: 飲食・宿泊サービス業就業者数2期先モデルL-Rプロット

図4.11にて,赤点・紫点は式A.39基準に従って検出した影響点を指す.影響点を4点検 出したためPW変換後にMM推定を行い頑健なパラメータ推定を行なった.2期先モデル のGLSMM推定結果を表4.11にまとめる.

MM推定結果より,多重共線性,系列相関,不均一分散の問題に対処した推定値が得ら れたと判断.従って,表4.11の結果を飲食・宿泊サービス業就業者数2期先予測モデルと して利用する.また,MM推定による加重最小二乗推定の各データ点へのウェイトを棒グ ラフで表現し図4.12に示す.図4.12から,外れ値(赤棒線)を中心にウェイトを低下させ影 響点による推定量への影響を制御していることがわかる.

4.12: 飲食・宿泊サービス業就業者数2期先予測モデルMM推定の各ウェイト

4.11: 飲食・宿泊サービス業就業者数2期先予測モデルMM推定結果

被説明変数:

説明変数 時点 符号条件 就業者数 VIF

生産設備DI 当期 負 -1.2557∗∗∗ 1.819

(7.6e-07)

貸出約定平均金利 前々期 負 -8.7344 2.329 (0.148)

実質実効為替レート 前々期 正 0.1901 1.991 (0.179)

住宅宿泊事業者数 当期 正 0.0017∗∗∗ 1.446 (1.4e-06)

民泊解禁効果 - - 25.4477∗∗∗ 1.104 (4.0e-04)

季節Q1ダミー - - -5.4411∗∗ 1.325

(0.013)

季節Q2ダミー - - -5.8061∗∗∗ 1.313

(0.009)

定数項 - - 377.1072∗∗∗

-(4.6e-30)

観測数 52 DW検定 2.0488

決定係数 0.8383779 (0.3744)

自由度修正済決定係数 0.8126653 BP検定 5.1825

Residual Std. Error 6.488 (0.6377)

()内はpNote: p<0.1;∗∗p<0.05;∗∗∗p<0.01

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