1.4 サイドカバーの取り外し
次の手順に従ってサイドカバーを取り外します。
1. 本書の「2章(1.3 取り付け/取り外しの概要)」の手順1~3を参照して、取り外しの準備をします。
2. 筐体ロックタブに錠をしているときは、錠を取り外し ます。
3. サイドカバーが上にくるようにして横置きにします。
ゆっくりと静かに倒してください。
4. サイドカバーを取り外します。
2か所のリリースボタンを押しながら背面側へ向けて スライドさせ、持ち上げてください。
リリース ボタン
リリース ボタン
1.5 フロントベゼルの取り外し
次の手順に従ってフロントベゼルを取り外します。
1. 本書の「2章(1.3 取り付け/取り外しの概要)」の手順1~4を参照して、取り外しの準備をします。
2. 図の向きで、フロントベゼルの上側にあるタブ(3カ所) を引き(①)、タブがフレームから外れる程度まで前面 に少し引っ張ります(②)。
重要 前面に引っ張りすぎると、フロントベゼル下側のフックを破損してしまいます。少しだけ 引き出してください。
3. フロントベゼルを上へスライドさせ、下側の穴3か所 に引っ掛かっているフックを外して、本機から取り外 します。
1.6 EXPRESSBUILDER 組込みキット
オプションのEXPRESSBUILDER組込みキットを取り付ける手順について説明します。
1.6.1 取り付け
次の手順に従ってEXPRESSBUILDER組込みキットを取り付けます。
1. 本書の「2章(1.3 取り付け/取り外しの概要)」の手順1~5を参照して、取り付けの準備をします。
2. EXPRESSBUILDER組込みキットを取り付け、組
込みキットに添付のネジで固定します。
1.6.2 取り外し
EXPRESSBUILDER組込みキットの取り外しは、取り付けと逆の手順で行ってください。
内蔵フラッシュメモリ用コネクタ
1.7 DIMM
DIMM(Dual In-line Memory Module)は、マザーボード上のDIMMスロットに取り付けます。マザーボード上に
はDIMMを取り付けるスロットが4個あります。
メモリは最大32GB(8GB×4枚)まで増設できます。
重要
● 弊社で指定していないDIMMを使用しないでください。サードパーティのDIMMな どを取り付けると、本機が故障するおそれがあります(これらの製品が原因となった 故障や破損についての修理は、保証期間中でも有償になります)。
● 作業の前に、本書の「2章(1.2 静電気対策)」を確認してください。
ヒント PCIソース領域として750MB程度のメモリを使うため、使用できるメモリ容量が搭載メ モリ容量より少なくなることがあります。
本機は、Dual Channelメモリモードをサポートしています。
Dual Channelメモリモードで動作させると、メモリのデータ転送速度が2倍になります。
背面
マザーボード
前面 DIMM1 DIMM3 DIMM4 DIMM2
1.7.1 サポートする最大メモリ容量
本機は、基本アーキテクチャ(x86アーキテクチャ)とOSの仕様により、使用可能な最大のメモリ容量が変わり ます。
最大メモリ容量一覧
OS 各OSが
サポートする 最大メモリ容量
本機がサポートする 最大メモリ容量
4GB(HW-DEP機能を利用する場合)
*出荷時のデフォルト設定 Windows Server 2003 R2 Standard Edition
Windows Server 2008 Standard
4GB
約3.3GB(HW-DEP機能を利用しない場合)
*BIOS の「Execute Disable Bit(XD Bit)」が Disable設定
Windows Server 2008 R2 Foundation 8GB 8GB Windows Server 2003 R2 Standard x64 Edition
Windows Server 2008 Standard (x64) Windows Server 2008 R2 Standard (x64)
32GB
Windows Server 2003 R2 Enterprise Edition Windows Server 2008 Enterprise x86 Edition
64GB
Windows Server 2003 R2 Enterprise x64 Edition 1TB Windows Server 2008 Enterprise (x64)
Windows Server 2008 R2 Enterprise (x64)
2TB
32GB
RedHat Enterprise Linux 5 Server(x86) RedHat Enterprise Linux 6 Server(x86)
16GB 16GB
RedHat Enterprise Linux 5 Server(EM64T) 1TB 32GB RedHat Enterprise Linux 6 Server(EM64T) 2TB 32GB
VMware ESXi 5.0 2TB 32GB (仮想マシンでの最大メモリ容量は1TB)
1.7.2 DIMM の増設順序
DIMM#1→DIMM#2→DIMM#3→DIMM#4の順に1枚単位で容量の大きいものから順に増設します。
ただし、Dual Channelメモリモードで動かしたいときは、次のようにして搭載します。
z 2枚単位で取り付ける。
z 取り付ける2枚のメモリは同じ容量で同じ仕様とする。
z 取り付けるスロットはDIMM#1とDIMM#2、またはDIMM#3とDIMM#4を一組とする(使用する組に順 序はありません)。
搭載例
Dual Channel
メモリモード DIMM#1 DIMM#2 DIMM#3 DIMM#4
1.7.3 取り付け
次の手順に従ってDIMMを取り付けます。
1. 本書の「2章(1.3 取り付け/取り外しの概要)」の手順1~5を参照して、取り付けの準備をします。
2. 左側面が上になるように本機をしっかりと両手で持ち、ゆっくりと静かに倒します。
3. 取り付け対象のDIMMスロットにある左右のレバーを開きます。
4. DIMMを垂直に立てて、スロットにしっかりと押し
込みます。
DIMMがDIMMスロットに差し込まれると、レバー が自動的に閉じます。
重要 無理な力を加えたり、斜めに差すと、DIMMやスロットを破損するおそれがあります。まっ すぐ、ていねいに差し込んでください。
チェック
DIMMの向きに注意してください。DIMMの端子には誤挿入を防止するための切り欠きが あります。
5. レバーを確実に閉じます。
6. 引き続き、内蔵オプションの取り付け/取り外し、および設置・接続を行い、電源をONにします。
7. POSTでエラーがないことを確認します。
エラーメッセージが表示されたときは、「メンテナンスガイド」の「3章(1. POST中のエラーメッセー ジ)」を参照してください。
8. BIOSセットアップユーティリティ(SETUP)を起動し、[Advanced] - [Memory Configuration]の表示を
確認します。
増設したDIMMがBIOSから認識されていること(該当する[DIMM Group Status]が「Normal」になっ ていること)を確認します(「メンテナンスガイド」の「2章(1 システムBIOSの詳細)」を参照してく ださい)。
9. ページングファイルのサイズを推奨値(搭載メモリx 1.5)以上に設定します。Windowsオペレーティ ングシステムを使用しているときは、「インストレーションガイド(Windows編)」の「1 章(7.1 メ モリダンプ(デバッグ情報)の設定)」を参照してください。その他のオペレーティングシステムのとき は、オペレーティングシステムに付属の説明書を参照するか、お買い求めの販売店または保守サービ ス会社までお問い合わせください。
切り欠き
1.7.4 取り外し
次の手順に従ってDIMMを取り外します。
チェック
● 故障したDIMMを取り外す場合は、POSTやESMPROで表示されるエラーメッセー ジを確認して、取り付けているDIMMスロットを確認してください。
● DIMMは最低1枚搭載されていないと本機は動作しません。
1. 本書の「2章(1.3 取り付け/取り外しの概要)」の手順1~5を参照して、取り外しの準備をします。
2. 取り外し対象のDIMMスロットの両側にあるレ バーを左右に広げます。
DIMMのロックが解除されます。
3. DIMMを垂直に取り外します。
重要
無理な力を加えたり、斜めに抜くと、DIMMやスロットを破損するおそれがあります。まっ すぐ、ていねいに引き抜いてください。
4. 本機を組み立てます。
5. 本機の電源をONにし、POSTでエラーがないことを確認します。
エラーメッセージが表示されたときは、「メンテナンスガイド」の「3章(1. POST中のエラーメッセー ジ)」を参照してください。
6. 故障したDIMMを交換したときは、[Advanced] - [Memory Configuration] - [Memory Retest]を[Yes]
にします。
変更後、[Save Changes and Exit]で再起動してください。
7. ページングファイルのサイズを推奨値(搭載メモリx 1.5)以上に設定します。
Windowsオペレーティングシステムを使用しているときは、「インストレーションガイド(Windows
編)」の「1 章(7.1 メモリダンプ(デバッグ情報)の設定)」を参照してください。その他のオペレーティ ングシステムのときは、オペレーティングシステムに付属の説明書を参照するか、お買い求めの販売 店または保守サービス会社までお問い合わせください。
1.8 内蔵ハードディスクによる RAID システム
本機に搭載したハードディスクドライブをRAIDシステムで利用するときの方法について説明します。
重要 RAIDシステムに変更するとき、またはRAIDレベルを変更するとき、ハードディスクド ライブを初期化します。ハードディスクドライブに大切なデータがあるときは、バック アップしてからRAIDコントローラの取り付け、RAIDシステムの構築を行ってください。
チェック
RAIDシステムでは、ディスクアレイごとに同じ仕様(同一容量、同一回転数、同一規格) のハードディスクドライブを使用してください。
ヒント
論理ドライブは、1台の物理デバイスでも作成できます。
RAIDシステムを利用するときに設定するマザーボードとバックプレーンのジャンパの位置は下図の通りです。
マザーボード
SWRAID
3 2 1 3 2 1
無効 有効
(a) オンボードのRAIDコントローラ(LSI Embedded MegaRAID)を利用する場合
オンボードのRAIDコントローラを使うときは、次の手順に従ってジャンパを設定してください。
マザーボード上のジャンパピン(SWRAID) 有効:2-3 に設定してください。
2.5型ハードディスクドライブ用バックプレーン(2.5型ドライブモデルに標準実装) (J7) オンボードSATAコントローラ:1-2 に設定してください。
1 2 3
1 2 3
N8103-128/G128/149/150/151 オンボードSATA
コントローラ 2.5型ハードディスクドライブ用バックプレーン
(2.5型ドライブモデルに標準実装) 1
2 3
1 2 3
N8103-128/G128/149/150/151 オンボードSATA
コントローラ
その後、LSI Software RAID Configuration UtilityでRAIDシステムを構築します。
詳しくは、「メンテナンスガイド」の「2章(4. RAIDシステムのコンフィグレーション)」を参照してくだ さい。
ヒント
添付の「EXPRESSBUILDER」DVDを使ってセットアップすると自動でRAIDシステムを 構築します。また、インストールするオペレーティングシステムがWindowsオペレーティ ングシステムの場合は、オペレーティングシステムのインストールまで切れ目なく自動で 行うことができます。
(b) オプションのRAIDコントローラ(N8103-128/G128/149/150/151)を利用する場合
オプションのRAIDコントローラ(N8103-128/G128/149/150/151)を使い、内蔵のハードディスクドライブ をRAID構成にする場合は、本機に添付のインタフェースケーブルは使用せず、以下のオプションケーブ ルを使います。
― 3.5型ハードディスクドライブを使用する場合:K410-253(00)内蔵SAS/SATAケーブル
― 2.5型ハードディスクドライブを使用する場合:K410-180(00)内蔵SASケーブル
マザーボード上のジャンパピン(SWRAID) 無効:1-2に設定してください。
2.5型ハードディスクドライブ用バックプレーン(2.5型ドライブモデルに標準実装) (J7)
N8103-128/G128/149/150/151:2-3 に設定してください。
ヒント 3.5型ハードドライブモデルではN8103-128/G128/149/151が、2.5型ハードドライブモデ ルではN8103-128/G128/149/150/151が接続対象となります。
チェック
オプションのRAID コントローラを取り付ける場合は、BIOS SETUPユーティリティの
「Advanced」メニューの「PCI Configuration」ー「PCI Slot xx ROM(xxはPCIスロット番 1
2 3
1 2 3
N8103-128/G128/149/150/151 オンボードSATA
コントローラ
重要 RAID
システム構築時は、休止状態への移行は行わないで下さい。
(c) 取り付け
オプションの RAID コントローラ(N8103-128/G128/149/150/151)の取り付けは、本書の「2 章(1.10 PCI ボード)」を参照してください。
重要 RAIDコントローラを接続する場合、BIOSのSETUP ユーティリティのBootメニューに おける優先順位を8番目以内に設定してください。設定が9番目以降となっている場合、
RAIDコントローラのコンフィグレーションメニューを起動できません。
(d) 取り外し
オプションの RAID コントローラ(N8103-128/G128/149/150/151)の取り外しは、取り付けの逆の手順を 行ってください。
また、ボードを取り外したまま運用する場合は、本機に取り付けられていたブランクカバーを必ず 取り付けてください。
1.8.1 RAID システム構築時の注意事項
RAIDシステムを構築するときは、次の点について注意してください。
● 各RAIDレベルで必要となるハードディスクドライブの台数が異なります。
● オンボードのRAIDコントローラまたはオプションのRAIDコントローラ(N8103-128/G128/149)を使用 する場合、RAID5/RAID6でのRAIDシステム構築はできません。
RAIDシステム構築に必要となる ハードディスクドライブの最小数 RAIDレベル
オンボードのRAIDコントローラ
またはN8103-128/G128/149 N8103-150/151
RAID 0 1 1
RAID 1 2 2
RAID 5 3
RAID 6 3
RAID 10 4 4
RAID 50 6
● SAS/SATAハードディスクまたはSSDはすべて同じ容量、同じ回転数のものを使用してください。
● オンボードのRAIDコントローラでのRAID10では、論理ドライブのサイズを指定することができないた め、2TB以上のハードディスクドライブを使用する場合、論理ドライブのサイズが約4TB以上となります。