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  開発許可の技術的な基準が定められています。

  各基準の適用は、開発行為の目的が建築物の建築、第一種特定工作物又は第二種特定工作物の建設のい ずれであるかによって、又それが自己居住用、自己業務用、その他のいずれであるか等によって異なりま す。次の表はその一覧です。

許可基準の適用関係(○印適用、×印不適用)

7 技術的基準

(法第33条)

開発許可の技術的な基準が定められています。

各基準の適用は、開発行為の目的が建築物の建築、第一種特定工作物又は第二種特定工作物の建設のい ずれであるかによって、又それが自己居住用、自己業務用、その他のいずれであるか等によって異なりま す。次の表はその一覧です。

許可基準の適用関係(○印適用、×印不適用)

技術的基準

(法第33条)

建築物

第一種特定工作物

(コンクリートプラ ント等)

第二種特定工作物

(ゴルフコース等)

その他 自己用 その他 自己用 その他 自己用

(1) 用途地域等との適合性 (2) 道 路 、 公 園 等 ( 消 防 水 利 を 含

む。)に関する基準

居住用×

業務用○

(3) 排水路等に関する基準 (4)水道等給水施設に関する基準 居住用×

業務用○

(5) 地区計画等に関する基準 (6) 公共公益施設に関する基準 開 発 行 為 の

目 的 に 照 ら し判断

開 発 行 為 の 目 的 に 照 ら し判断

開 発 行 為 の 目 的 に 照 ら し判断

開 発 行 為 の 目 的 に 照 ら し判断 (7)宅地の防災に関する基準 (8) 開 発 行 為 を 行 う の に 適 当 で な

い区域内の土地に関する基準

× × ×

(9) 樹 木 の 保 存 、 表 土 の 保 全 等 に 関する基準

(10) 緩衝帯に関する基準 (11) 輸送施設に関する基準 (12) 申請者の資力、信用 居住用× 小規模× 小規模×

制度編資料編  手続編技術的基準編  (1-イ)用途地域等との適合性      (法第33条第1項第1号イ)

   用途地域等が指定されている地域において開発行為が行われるときは、予定建築物等の用途がこれに 適合していなければなりません。

 (1-ロ)用途地域等が定められていない場合の用途の制限       (法第33条第1項第1号ロ)

   都市計画区域(市街化調整区域を除く。)又は準都市計画区域内について用途地域等が定められてい ない地域において開発行為が行われるときは、建築基準法別表第2(わ)項に掲げる建築物は、建築で きません。ただし、特定行政庁が認めて許可した場合においては、この限りではありません。

   別表第2(わ)項 劇場、映画館、演芸場若しくは観覧場又は店舗、飲食店、展示場、遊技場、勝馬 投票券発売所、場外車券売場その他これらに類する用途で政令で定めるものに供する建築物でその用途 に供する部分(劇場、映画館、演芸場又は観覧場のときは客席の部分)の床面積の合計が10,000㎡を超 えるもの

 ⑵ 道路、公園、広場、その他の公共の用に供する空地等公共空地に関する基準

(法第33条第1項第2号、令第25条、則第20条、第20条の2、第21条、第24条、第25条)

   「第四編 技術的基準編」を参照してください。

 ⑶ 排水路その他の排水施設に関する基準 (法第33条第1項第3号、令第26条、則第22条、第26条)

   「第四編 技術的基準編」を参照してください。

 ⑷ 水道その他の給水施設に関する基準          (法第33条第1項第4号)

   「第四編 技術的基準編」を参照してください。

 ⑸ 地区計画等に関する基準         (法第33条第1項第5号)

   当該申請に係る開発区域内の土地について地区計画等が定められているときは、予定建築物等の用途 又は開発行為の設計が当該地区計画等に定められた内容に即して定められていること。

 ⑹ 公共公益施設に関する基準         (法第33条第1項第6号、令第27条)

   「第四編 技術的基準編」を参照してください。

 ⑺ 宅地の防災に関する基準       (法第33条第1項第7号、令第28条、則第23条、第27条)

   「第四編 技術的基準編」を参照してください。

 ⑻ 開発行為を行うのに適当でない区域内の土地に関する基準

(法第33条第1項第8号、令第23条の2)

  ① 開発区域の一部又は全部が次の開発行為を行うのに適当でない区域内の土地を含む場合は、原則と して許可されません。

   イ 災害危険区域(建築基準法第39条第1項)

     津波、高潮、出水等による危険の著しい区域として指定された区域で、建築の制限は地方公共団 体の条例で定めます。

   ロ 地すべり防止区域(地すべり等防止法第3条第1項)

     地すべり区域(地すべり区域又は地すべりするおそれのきわめて大きい区域)及びこれに隣接す る地域のうち地すべり区域の地すべりを助長し、若しくは誘発するおそれのきわめて大きい区域と して指定された区域

   ハ 土砂災害特別警戒区域(土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律第8 条第1項)

     土砂災害警戒区域のうち、急傾斜地の崩壊等が発生した場合に、建築物に損壊が生じ住民等の生 命又は身体に著しい危害が生ずるおそれがあると認められる区域で、特定の開発行為に対する許可 規制及び建築物の構造規制等が行われる区域

   ニ 急傾斜地崩壊危険区域(急傾斜地の崩壊による災害の防止に関する法律第3条第1項)

     崩壊するおそれのある急傾斜地でその崩壊により相当の居住者その他の者に危害が生ずるおそれ のあるもの、及びこれに隣接する土地のうち当該急傾斜地の崩壊を助長又は誘発するおそれのある 土地の区域として指定された区域

     なお、急傾斜地崩壊危険区域内における行為の制限は同法第7条に規定があります。

  ② 地すべり防止区域、急傾斜地崩壊危険区域及び土砂災害特別警戒区域での開発行為の許可を受けよ うとする場合には、それぞれの法律による許可を受けなければなりません。

 ⑼ 樹木の保存、表土の保全等に関する基準

       (法第33条第1項第9号、令第23条の3、第28条の2、則第23条の2)

   「第四編 技術的基準編」を参照してくだい。

 

 ⑽ 緩衝帯に関する基準   (法第33条第1項第10号、令第23条の4、第28条の3、則第23条の3)

   「第四編 技術的基準編」を参照してください。

 ⑾ 輸送施設に関する基準         (法第33条第1項第11号、令第24号)

   40ha以上の開発行為にあっては道路、鉄道による輸送の便等を考慮し、特に必要があると認められる場 合には、開発区域内に鉄道施設の用に供する土地を確保するなどの措置を講ずることが必要となります。

 

 ⑿ 申請者の資力、信用          (法第33条第1項第12号、令第24条の2)

   申請者に当該開発行為を完成させるために必要な資力及び信用(事業計画どおりに当該事業を完成す るために必要な資金調達の能力があること、及び誠実に事業計画、許可計画、許可条件を遵守して事業

制度編資料編  手続編技術的基準編  ⒁ 関係権利者の同意          (法第33条第1項第14号)

   開発行為をしようとする土地又は当該開発行為に関する工事をしようとする土地の区域内にある土 地、工作物及び建築物等について、開発行為の施行又は開発行為に関する工事の実施の妨げとなる権利 を有する者の同意を得ていなければなりません。

   開発許可申請の段階で、全員の同意を得るようにしてください。

   また、開発行為施行等の同意書(様式第3号)の印は、印鑑証明を必要とします。

   開発行為の施行又は当該開発行為に関する工事の実施の妨げとなる権利を有する者とは、次の者をい います。

  ① 土地

    所有権、永小作権、地上権、賃借権、質権、抵当権、根抵当権、先取特権、採石権等を有する者の ほか、土地の保全処分の対象となっている場合には、その保全処分をした者(裁判官)を含みます。

  ② 工作物

    所有権、賃借権、質権、抵当権、先取特権等を有する者のほか、土地改良施設がある場合にはその 管理者が含まれます。

 ⒂ 景観法第8条第2項第1号の景観計画区域内の開発行為          (法第33条第5項)

   景観法第8条第2項第1号の景観計画区域内の開発行為については、同条第1項の景観計画に定めら れた開発行為についての制限の内容を条例で定めているときは、その定めをもって開発許可の基準とな ります。

 ⒃ 公有水面埋立法第22条第2項の告示後の開発行為         (法第33条第7項)

   公有水面埋立法第22条第2項の告示後の開発行為については、同法第2条第1項の免許の条件に開発 許可の技術的基準の規定に関する定めがあるときは、その定めをもって開発許可の基準となります。