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成 果 1.現状の説明

ドキュメント内 Microsoft Word - 1.自己点検報告書前書き.doc (ページ 38-84)

(1)教育目標に沿った成果が上がっているか。

〈1〉大学全体

学芸学部、大学院2研究科とも、学習成果に関する統一的な評価指標・評価システムを 必ずしも有していないが、卒業・修了時の課題研究(卒業論文・卒業制作)あるいは修士 論文を厳格に評価することによって、各学科や専攻が掲げるそれぞれの教育目標に照らし てどの程度学習成果があがったか、ということに対する評価が行われている。

学芸学部および大学院 2研究科では、学生による授業評価アンケート調査や卒業・修了 学年による大学満足度アンケート調査等を実施している。

〈2〉学芸学部

本学では、2010年度よりGPA(Grade Point Average)を導入し、各学科に対し成績表 とともに通知している。また、本学では教養部制を取らず、一般教育と専門教育の両方を 4 年間にわたって配置するという教育課程を採用してきた。そのため、以前は 4 年次以外 の学年では留年制度がなかったが(休学を除く)、2007年度に4年次進級段階でそれまで の単位取得状況をもとに進級判断を行う制度を導入した。この制度は現在、学生の学習成 果を測定する指標の一つとして機能している。

その他、個別の授業科目についてはシラバスに到達目標や成績評価基準が明記されてお り、科目担当教員は成績評価という形で学生の学習成果や教育効果を測定している。ある いはまた、食品栄養学科など、一部の学科では国家試験等による資格の取得状況から教育 効果を測定し、その結果を教育課程の改善に反映させている例もある。

本学では、全学的な授業評価アンケート調査を導入した。これにより、半期ごとに学生

(1~3年次)が受講した授業全体に対する授業評価が行われ、改善要望が複数寄せられた 特定の授業の担当者に対して改善を要請する仕組みができた。その他、監督官庁から指導 を受けている食品栄養学科では、管理栄養士養成科目に関する授業評価アンケートを実施 するなど、学科によっては独自に実施しているところも複数ある。

卒業年次の学生に対しては、卒業時に大学満足度アンケート調査を実施し、一般教育科 目や専門教育科目の内容、教員の指導・支援体制、大学に対する総合的満足度等について 調査を行っている。

上記のような授業評価アンケートおよび大学満足度アンケートの調査結果については、

専任教員に配布される「FD通信」とは別に、文書を配布し、情報の共有化を図っている。

これにより、授業評価の結果を各学科の授業改善に反映させる仕組みができた。また、学 生に対しては、大学ホームページの学内専用コーナーにアンケートの集計結果を掲載し、

周知している。

就職先の評価については、就職担当職員が企業回りをしながら個別に情報収集を行って いる。組織的な調査は 2011年度実施予定である。

〈3〉人文科学研究科

本研究科において、学生の学習成果を測定するための具体的な評価指標はないが、これ

まで本研究科が社会に送り出してきた人材を見ると、国内外の大学教員、中学校・高等学 校の教諭、図書館司書、文学館の学芸員、学術系出版社の編集者、児童相談所の児童心理 司等、それぞれが修めた専門分野の延長上で専門職に就いている者が多い。修了生のこう した進路・就職状況は、とりもなおさず本研究科における学習成果を証するものである。

〈4〉健康栄養学研究科

本研究科では 2009 年度に初めての修了生を送り出した。1 名は学校勤務の現職管理栄 養士で、長年の実践経験を基に栄養教諭の職務に関する調査研究を行い、学会や現職者の 研修会で研究成果を報告している。もう 1名は学部での卒業研究を発展させ、学校におけ る健康教育の授業研究を行った。大学院修了後は小学校の養護教諭となり、現場で研究成 果を活かしている。2名とも専修免許(栄養教諭、養護教諭)を取得している。

本研究科は 2010年度に 2回目の修了生を送り出すが、研究科の教育目標に専門的職業 人の育成を掲げていることもあり、大学院修了後の進路や資格の取得状況によって学生の 学習成果を測定・評価することが可能である。

本研究科は 1専攻で学生数も少数のため、研究科長と専攻主任が年度始めと学年末に学 生を集めて、授業・教育環境等の満足度や要望を聞く機会を設けている。ここで収集され た情報は、研究科の全教員で共有し、改善へとつなげている。また、修了 1年後には修了 生に対してアンケート調査を実施し、教育成果の確認と今後の改善に向けて必要な対策を 検討する契機としている。

(2)学位授与(卒業・修了認定)は適切に行われているか。

〈1〉大学全体

学芸学部および大学院 2研究科は、それぞれの学則や学位規程に従い、適切に卒業認定・

修了認定を行っている。

〈2〉学芸学部

学位授与に関しては、学芸学部および各学科において、それぞれディプロマ・ポリシー を明文化し、公表している。卒業の認定は、4 年間の学修の成果について、単位数と内容 を各学科において審査し、教務部委員会で確認した後、教授会に上程して承認する、とい う手続きを必要とする。しかし、毎年度 20~30 名の学生が基準に満たず、卒業延期にな っている。

〈3〉人文科学研究科

宮城学院女子大学大学院学位規程には「修士の学位は、修士課程に 2年以上在学し、所 定の授業科目について 32 単位以上を修得し、修士論文を提出し、且つ、その論文審査及 び最終試験に合格した者に授与する」と定められている。なお、修士論文は前年度までに 16単位を修得し、研究指導を受けた者でなければならないという規定がある。また、学位 授与にあたっては、学則および大学院学位規程に基づき、研究科委員会がその合否を決定 する。上記の学位授与基準およびその手続きは、適切なものと考えている。

課程修了認定は、学則および宮城学院女子大学大学院学位規程に則り、厳格に行われて

いる。具体的には、指導教員 2名による論文審査、および口頭の最終試験が行われ、その 結果が研究科委員会に報告され、一定の審議を経て最終的な合否を決定する仕組みになっ ており、学位授与と修了認定に関して客観性と透明性が確保されている。

〈4〉健康栄養学研究科

宮城学院女子大学大学院学位規程には「修士の学位は、修士課程に 2年以上在学し、所 定の授業科目について 32 単位以上を修得し、修士論文を提出し、且つ、その論文審査及 び最終試験に合格した者に授与する」と定められている。なお、修士論文は前年度までに 16単位を修得し、研究指導を受けた者でなければならないという規定がある。また、学位 授与にあたっては、学則および大学院学位規程に基づき、研究科委員会がその合否を決定 する。上記の学位授与基準およびその手続きは、適切なものと考えている。

課程修了認定は、学則および宮城学院女子大学大学院学位規程に則り、厳格に行われて いる。本研究科では、修士論文指導教員全員で学位論文の審査および口頭の最終試験を行 い、3 分の 2以上の教員が了とした場合に合格となる。その結果は研究科委員会に報告さ れ、一定の審議を経て最終的な合否が決定される。学位授与と修了認定に関しては、この ようにして客観性と透明性が確保されている。

2.点検・評価

①効果が上がっている事項

【大学満足度】

卒業時に行われる大学満足度アンケート調査によれば、70~90%の学生が一般教育科目 や専門教育科目の「授業内容に関心が持てた」あるいは「やや持てた」と回答している。

また、教員の指導・支援、大学への総合的な満足度についても、80%程度の学生から肯定 的な回答が得られた。

【教育目標に沿った成果】

健康栄養学研究科の在籍者は、2010年度現在、新卒者5名、現職者4名となっている。

本研究科における新卒者と現職者のバランスは、研究科の教育目標、教育課程、教育内容 等の適切性を証するものといえる。

②改善すべき事項

卒業生評価は現在のところ未実施である。

3.将来に向けた発展方策 ①効果が上がっている事項

本学独自の授業評価アンケートや学生満足度アンケートについて、調査項目や実施方法 の適切性を検証し、教育内容や教育方法のさらなる改善に役立つよう、見直しを行う。

②改善すべき事項

就職先の評価については、2011年度に組織的なアンケート調査を行うことになっている。

また、卒業生評価は 2011年度以降に実施する予定である。

ドキュメント内 Microsoft Word - 1.自己点検報告書前書き.doc (ページ 38-84)

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