5 患者が死亡または、重篤な
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当
事 者
上
席 医
その他関係者
関
係 者
当事 者の 管理 職
専任リ
スク マネ ジャ ー
看護部・科長医事担当課長
事
故 連 絡 会
副
院 長
( 医療 安 全対 策室 長
)
院
長
死亡!
主治医
死亡の 確認 家族等
確認
患者の尊厳を尊重し、家族等の気持ち を慮り、誠実に接する
(1)
5 患者が死亡または、重篤な傷害が発生した場合:患者が死亡されたときの対応
事実をカルテに記録
5 患者が死亡または、重篤な傷害が発生した場合:患者が死亡されたときの対応
(1) 患者が死亡されたときの対応
① 家族等に死亡を伝える場合、医師は、家族や他の医療従事 者とともに患者の死亡を確認し、明確に臨終を告げ、速やか にその事実をカルテに記録する。
② 患者の尊厳を尊重し、家族の気持ちを慮り、誠実に接する。
③ これからの予定について説明する。
患者と家族がともに過ごす時間への配慮や、死後のケア についての説明や参加の有無、荷物の整理等について十 分説明する。
. 5 患者が死亡または、重篤な傷害が発生した場合:事故調査会の開催
当
事 者
上
席 医
その他関係者
関
係 者
当事 者の 管理 職
専任リ
スク マネ ジャ ー
看護部・科長医事担当課長
事
故 連 絡 会
副
院 長
( 医療 安 全対 策 室長
)
院
長 医療安全対策推進委員会
再発防止策の 検討指示
報告
事実関係を詳細に調査・検討
事故原因・過失の有無の見解まとめ
(電子データ含む)
カルテ、看護記録等の記録の保存 事実・見解⇒文書作成
事故調査会
(2)
必 要 に 応じて
自 ら 行 っ た 行 為 や 見 た 事 実 を 報 告書にまとめる
ご家族等
過失があった に謝罪 場合、速やか
5 患者が死亡または、重篤な傷害が発生した場合:事故調査会の開催
(2) 事故調査会の開催 事故に対する緊急な対応が終了したら、直ちに、院内に事故 調査会を設置する。
① 事故発生後、できるだけ早い時期(遅くても24時間以内)に 事故調査会を開催し、事実関係を詳細に調査・検討し、事故 の 原 因 や 過 失 の 有 無 等 に つ い て 見 解 を ま と め 、 院 長 へ 報告するとともに、判断を仰ぐ。
② 事実関係の調査において、異状死が確認された場合は、速 やかに所轄警察署に届出る。
※ 所轄警察署への届出については P45、第三者機関(モデ ル事業)への届出は P43 を参照。
※ 異状死の判断が困難な場合は、P60 以降の資料を参考に する。
③ 所轄警察署への届出を行った場合は、会議開催について慎 重に対応し、関係機関等において疑義を生じさせることの無い よう留意する。(必要に応じて外部委員を選任する)
④ 病院の見解で、明らかに過失があると判断された場合は、速 やかに患者・家族等に病院としての謝罪を行う。
⑤ 事故に関与した職員は、事前に自ら行った行為や見た事実 等を報告書としてまとめておく。
⑥ 調査した事実及び病院としての最終的な見解等は、文書とし て記録し、カルテや看護記録、エックス線フィルム等と一緒に 医事担当課長が保管する。
その際、電子カルテ等の電子データについても保管を確実 に行い、必要に応じてプリントアウトをしておく。
⑦ 院長は、再発防止策の検討を医療安全対策推進委員会に 指示する。
⑧ 事故調査会における検討の目的は事実の究明であり、関係 者の責任問題については別の場で検討する。
. 5 患者が死亡または、重篤な傷害が発生した場合:第三者機関(モデル事業)等への届出
当
事 者
上
席 医
その他関係者
関
係 者
当事 者の 管理 職
専任 リ
スク マネ ジャ ー
看護部・科長医事担当課長
事
故 連 絡 会
副
院 長
( 医 療 安 全 対 策 室 長 )
院
長
死亡!
家族等
モデル事業 調査依頼 事故調査会
医療関連死?
(3)
異状死の助言
調査受付窓口 (東京地域事務局)
死因が不明な場合
同意
家 族 の 同 意
( 速 や か に 届 出
) 過失が明らかな場合
判断
報告報告 不同意死因が予測されたものであった場合 帰宅 または 病理解剖へ 必 要 に
応じて
異状死
不同意
家族の同意
5 患者が死亡または、重篤な傷害が発生した場合:第三者機関(モデル事業)等への届出
(3) 第三者機関(モデル事業)等への届出
① 患者が死亡した場合のうち、死因が明らかでない場合や、診 療行為の当否が問題となる場合を対象として、「診療行為に関 連した死亡の調査分析モデル事業」へ調査依頼を行うことが ある。
② その際は、患者の家族等に事業の主旨を説明し、同意を 得るとともに同意書にも記載をお願いする。
③ 電話にて、調査受付窓口へ調査分析を依頼し、受託の可否 の判断を得る。
• 調査受付窓口
〒113-0033 東京都文京区本郷 5-23-13 田村ビル 4 階 TEL:03-3813-3025 FAX:03-3813-3026
• 受付時間 月~金曜日 9:00~17:00
④ 依頼書、患者家族の同意書、事案報告書、調査分析に必要 な資料等を用意する。
⑤ 依頼後、異状死の対象であると助言があった場合は、速やか に所轄警察署へ届出を行う。
モデル事業の対象事例
○ 診療行為に関連した死亡について、死因究明と再発防 止策を中立な第三者機関において専門的、学際的に検 討するのが適当と考えられる事例。
○ 医師法21条の異状死届出制度について、変更を加え るものではなく、死体を検案し異状を認めた場合は直ち に所轄警察署に届け出る。
○ 警察に連絡された事例についても、司法解剖とならな かった場合にはモデル事業の対象となることがある。
. (医師法21条による届出等)
5 患者が死亡または、重篤な傷害が発生した場合:所轄警察署等への連絡
当
事 者
上
席 医
その他関係者
関
係 者
当事 者の 管理 職
専任リ
スク マネ ジャ ー
看護部・科長医事担当課長
事
故 連 絡 会
副
院 長
( 医 療 安 全 対 策 室 長 )
院
長
※この項のフロー図は、現在、国において法改正の動きもあるこ
とから、今後、制度改正を踏まえた改訂時に、作成する。
5 患者が死亡または、重篤な傷害が発生した場合:所轄警察署等への連絡
(医師法21条による届出等)
(4) 所轄警察署等への連絡(医師法21条による届出等)
① 医師法第21条では、「医師は、死体又は妊娠4月以上の死産児を検案して異状があ ると認めたときは、24時間以内に、所轄警察署に届け出なければならない。」と規定さ れています。死体等を検案した医師は、「異状」を認めたときにはこの規定に従い、所 轄警察署への届出を行う必要があります。
死体が「異状」であるかどうかは、死体等を検案した医師が判断します。この際、下記 の資料等を参考にします。
② なお、次の場合にも、所轄警察署への届出が必要です。
ア 病院側の過失により死亡若しくは重篤な傷害が発生した場合には、患者さん・ご家 族等に説明した上で、院長が速やかに所轄警察署に届け出ます。
イ 医療事故により患者さんが死亡されたり、重大な傷害を受けた可能性があり、その 医療行為について刑事責任を問われる可能性が考えられたときには、速やかに警察 に届け出ることが必要です。
届出の要否の判断に当たっては、下記の資料等を参考にします。院長は、医療事故 予防対策委員長、上席医師等と相談して届出の要否を判断して下さい。
③ 所轄警察署へ届出をすると同時に、病院経営本部サービス推進部患者サービス課、
福祉保健局医療政策部医療安全課に報告します。
※ 参考資料
・「異状死」ガイドライン (⇒P60)
(平成 6 年 5 月日本法医学会)
・「異状死体の取扱い」 (⇒P63)
(日本医事新報第3711号 平成7年6月10日発行)
(厚生省健康政策局医事課)
・「医療法・医師法(歯科医師法)解」抜粋 (⇒P64)
(厚生省健康政策局総務課編)
・「医療事故防止方策の策定に関する作業部会(中間報告)」抜粋
(国立大学医学部付属病院長会議常置委員会) (⇒P65)
・「リスクマネジメントスタンダードマニュアル作成委員会」 (⇒P66)
・「異状死届出の判断基準」(東京都監察医務院) (⇒P67)
・「臨床医師が死亡診断書を作成するときの留意事項」 (⇒P68)
(監察医務院)
※この項については、現在、国において法改正の動きもあることから、今後、制度改正を踏まえて
改訂する。
. 5 患者が死亡または、重篤な傷害が発生した場合:病院としての説明・謝罪
当
事 者
上
席 医
その他関係者
関
係 者
当事 者の 管理 職
専任
リス クマ ネジ ャー
看護部・科長医事担当課長
事
故 連 絡 会
副
院 長
( 医 療 安 全 対 策 室 長 )
院
長
(5)
家族等 病院関係者
必ず
出席 病院側と患者・家族等の出席
者、説明内容、質問・回答、話 し合いの結論等を記録
病院経営本部へ報告 事 故 調 査 会
で 同 席 者 を 選任
過失が有った場合は、速やかに 謝罪する。
患者・家族等の心情を十分配慮 して、誠意をもって分かり易く説明 する。
説明会等の実施
保管
5 患者が死亡または、重篤な傷害が発生した場合:病院としての説明・謝罪
(5) 病院としての説明・謝罪 病院としての最終的な結論が出た段階で、患者・家族等に正式 に説明する場を設定する。
① 説明を行うときは、事故調査会で選任した者が出席する。
② 事前に、患者・家族等と時間や出席人数、出席者の患者との 続柄等について確認しておく。
③ 説明は、事故の結果に対する患者・家族等の心情を十分配 慮して、誠意をもって応対する。また、専門用語や分かりにくい 表現は避け、図示や参考文献等を活用したりするなど、患者・
家族等に理解していただけるよう心掛ける。
○ 患者・家族等の発言に十分耳を傾け、冷静に話を聴 くよう心掛ける。
○ 病院が行った調査の結果、病院側に過失が存在す ることが明らかになった場合には、事実を説明し、病院 として謝罪する。そして、以後の話合いについては、
東京都として責任をもって対応することを説明する。
○ 病院側に責任がないと考えられる場合には、その理由 を患者・家族等が分かるように説明し、理解を求める。
理解が得られないようであれば、その後も必要に応じて話し 合いの場を設け、誠意をもって患者・家族等の疑問を解消して いくよう努力する。
④ 説明の終了後に、病院側と患者・家族等の出席者、説明内 容、質問・回答、話し合いの結論等を記録し、医事担当課長が 保管しておく。
また、その経過等を病院経営本部に報告する。