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1 応援出動都道府県等

青森県防災航空隊の応援出動都道府県及び任務は次のとおりとする。

(1) 迅速出動該当地震 別表4-1

(2) アクションプラン該当地震 別表4-2

(3) その他の大規模災害又は特殊災害 別表4-3

2 応援出動不能時の連絡体制

(1) 機体整備等で運航不能となった場合は、その旨を消防庁広域応援室、代表消 防本部及び別表5に掲げる代替航空隊に通知するものとする。

(2) 運行不能時に第1章2(2)~(4)に該当する災害が発生した場合は第2章 3に定めるところにより、航空支援小隊を編成し、出動可能である旨を消防庁 広域応援室、代表消防本部に通知するものとする。

3 活動可能残時間

青森県防災航空隊の、応援出動都道府県における活動可能残時間は次のとおり とし応援の可否を判断するものとする。

(1) センター離陸時の応援出動都道府県における活動可能残時間は次の数式で 算出する。

点検までの飛行可能残時間-(現地までの飛行時間+自隊基地までの飛行

時間+予備時間)

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(2) 情報収集活動及び救助・救急・消火活動

(1)で算出した時間が3時間以上の場合、情報収集活動及び救助・救急 消火活動での応援を可能とする。

(3) 航空小隊の地上応援活動

(1)で算出した時間が1時間以上3時間未満の場合で、応援先航空隊ヘリ ベース等において航空小隊が地上応援活動可能な場合は、消防庁に地上応 援活動が可能である旨を連絡して出動の要否を確認したうえで地上応援活 動を実施するものとする。

なお、地上応援活動は航空支援小隊での応援活動を優先するものとする。

注 予備時間は、各消防防災航空隊のヘリコプター性能、積載資機材の重量等を 考慮して算出するものとする。

附則

平成29年3月31日策定。

<参考>活動可能残時間を3時間と設定した根拠

活動可能残時間を長く設定すると応援可能航空部隊の確保が困難となり、短く設定すると現地において活動ができない。

活動可能残時間が1時間半あれば、情報収集活動又は救助・救急活動のどちらにおいても応援活動として十分な活動を1回実施で きると考察し、さらに活動内容に余裕を持たせ、1時間半程度の活動を2回または1時間半を超えるような長時間を要する活動でも1回は 実施できるように活動可能残時間を3時間と設定した。

D- 60

10 青森県防災ヘリコプター派遣職員取扱要綱

(趣 旨)

第1条 この要綱は、青森県防災ヘリコプター等に搭乗し、救急救助活動・消火活動、防災活動等の業 務に従事するため、青森県に派遣される市又は一部事務組合(以下「市等」という。)の職員(以下「派 遣職員」という。)の取扱について、必要な事項を定めるものとする。

(派遣推薦書の提出)

第2条 市長又は一部事務組合管理者(以下「市長等」という。)は、職員を派遣しようとするとき は、

派遣推薦書(様式第1号)に掲げる必要書類を添えて、知事に提出するものとする。

(1)履歴書

(2)給与等明細

(3)健康管理カードの写し

(4)その他知事が必要と認める書類等

(協 議)

第3条 知事及び市長等は、前条に定める推薦書に基づき、職員の派遣及び受け入れについて、協議す るものとする。

(協定書の締結)

第4条 前条の協議がととのった場合には、知事及び当該市長等は、派遣職員の身分取扱等について、

この要綱に従い、協定書(様式第2号)を作成し、各1通を保有するものとする。

2 派遣職員の身分取扱等について、この要綱の規定により難い特別の事情がある場合には、協定書に 特別の定めができるものとする。

(派遣期間)

第5条 派遣期間は、3年とする。

ただし、必要があるときは、知事と市長等が協議の上、協定書により、これを変更することができる。

(身分及び服務)

第6条 派遣期間は、職員を派遣する団体(以下「派遣団体」という。)の職員の身分及び県の職員の身 分を併せ有するものとし、その服務については、県の関係規程を適用するものとする。

(分限及び懲戒)

第7条 派遣職員に対する分限及び懲戒は、知事と市長等がその都度協議して行うものとする。

(給与及び旅費)

第8条 派遣職員の特殊勤務手当(災害応急作業等手当に限る。)、時間外勤務手当、宿日直手当及び休 日勤務手当は、県の関係規程により、県が負担、支給するものとする。

2 派遣職員の旅費(市等へ帰任する場合の赴任旅費は除く。)は、県の関係規程を適用し、県が負担、

支給するものとする。

3 派遣職員の給料、扶養手当、住居手当、通勤手当、単身赴任手当、期末手当、勤勉手当、寒冷地手

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当等の給与等については、派遣団体の関係規程を適用して、派遣団体が支給するものとする。

(共済組合)

第9条 派遣職員は、派遣団体の属する共済組合の組合員とし、地方公共団体の共済負担金は、派遣団 体が支払うものとする。

(公務災害)

第10条 派遣職員に対する公務災害の補償は、地方公務員災害補償法(昭和42年法律第121号)に定 めるところによる。この場合の認定請求手続は知事が行い、補償費受給手続等は市長等が行うものと する。

2 派遣職員に係る地方公務員災害補償基金負担金は、派遣団体が負担するものとする。

(勤務状況等の通知)

第11 条 知事は、派遣職員の勤務状況を勤務状況通知書(様式第3号)により、毎月市長等に通知す るものとする。

2 市長等は、派遣職員の昇格、昇給等身分の取扱いに関して必要な事項をその都度、知事に通知する ものとする。

(そ の 他)

第12 条 この要綱及びこの要綱に基づく協定に定めるもののほか、当該派遣職員の身分等の取扱いに ついて、疑義が生じたときには、知事及び関係市長等が協議の上、決定するものとする。

附 則

この要綱は、平成7年1月1日から施行する。

附 則

この要綱は、平成13年11月22日から施行する。

附 則

この要綱は、平成22年6月10日から施行する。

附 則

この要綱は、平成22 年6月 14 日から施行する。

D- 67

11 青森県防災ヘリコプター連絡協議会会則

(目 的)

第1条 本会は、青森県防災ヘリコプターの円滑な運航管理を図り、本県消防防災体制の充実強化に資 することを目的とする。

(名 称)

第2条 本会は、青森県防災ヘリコプター連絡協議会という。

(構 成)

第3条 本会は、青森県、県内 40 市町村及び消防の事務を処理する一部事務組合(以下「消防事務組合」

という。)をもって構成する。

(事 業)

第4条 本会は、第 1 条の目的を達成するため次に掲げる事業を行う。

① 防災ヘリコプターの運航に関する協議、連絡、調整

② 県及び市町村が参加して行う防災ヘリコプターに関する合同訓練の協議、連絡、調整

③ 防災ヘリコプターの運航に要する経費のうち、防災航空隊員の人件費に係る市町村負担金の徴収 ④ 防災航空隊員を派遣している市町村及び消防事務組合への助成

⑤ その他目的達成のために必要な事業

(会長、委員及び監事)

第5条 本会に、会長及び委員を置く。

2 会長は、青森県危機管理局消防保安課長をもって充てる。

3 委員は、三沢市、つがる市及び消防事務組合の次長又は消防長の次職にある者並びに青森県市長会 及び青森県町村会が推薦する市町村の防災担当課長をもって充てる。

4 監事は、青森県市長会及び青森県町村会が推薦する者をもって充てる。

(会長、委員及び監事の職務)

第6条 会長は、本会を代表し、業務を総理する。

2 委員は、委員会を構成し、協議会の業務を議決し、執行する。

3 監事は、本会の業務執行状況及び会計を監査する。

(会 議)

第7条 本会の会議は、委員会とし、この会則に定めるもののほか、次の事項を議決する。

① 会則の改廃

② 事業計画及び収支予算 ③ 事業報告及び収支決算

④ 第4条第3号に定める負担金の徴収方法

⑤ その他必要と認める事項

2 会議は、必要に応じて開催し、会長がこれを招集する。

3 会議の議長は、会長がこれに当たる。

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