九州電力CSR報告書2017
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人権尊重・働きがいのある職場づくり
コンプライアンス
啐啄同時 OJT(職場内教育)
Off-JT(職場外教育)
従業員一人ひとりが最大限に能力を発揮し、成長していく組織づくりの取組みの展開や、技術力の維持継承に 向け、研修や知識・技能向上への取組み等を実施しています。
「九州電力教育憲章」に基づく教育・研修
社員教育の指針である「九州電力教育憲章」に基づき、
教育方針・計画を定め、社員一人ひとりが向上の意欲を 持ち、人間的・能力的成長を促すとともに、人材育成を 重視する職場風土づくりに向けて、さまざまな教育・
九州電力教育憲章
九州電力は、人材こそが最も大切な資産であり、企業 価値向上の源泉であるとの信念のもと、経営層をはじめ 全社員が本憲章を理解・共有し、社員教育を推進する。
【私たちの目指す人材像】
私たちは、「九州電力の思い」の実現に向け、大切にし たい5つの意識(スピリッツ)を持ち、個人として自ら業 務遂行する能力、組織に貢献する能力を高めながら、
努力・成長する社員を目指します。
大切にしたい5つの意識(スピリッツ)
●人の尊重
個性を尊重し、あらゆる立場の人を思いやる
●倫理の重視
高い志を持って、誠実に社会の期待に応える
●使命感の堅持
社会のためチームの一員として責務を全うする
●お客さま志向
常にお客さまを原点に考える
●チャレンジ
理想の姿を描き、向上の意欲を持って挑戦する 個人として自ら業務遂行する能力
●考える
望ましい姿を描き、それを実現するための課題の 本質を見出し、解決に向けた方策を生み出す(構想 力、分析力、企画力)
●行動する
専門知識や技能を持ち、周囲と意思疎通を図りな がら信頼関係を構築し、最適な選択を行い、目標を 達成する(実行力、判断力、コミュニケーション力、
専門知識・技能)
組織に貢献する能力
● 情熱を持って部下や後輩を導き、育てる
(指導・育成力)
● メンバーの意欲を引き出し、チーム全体を引っ張る
(リーダーシップ)
● チームメンバーを尊重し、チームの運営を支える
(チームワーク力)
●信頼、尊敬され周囲に影響を与える(人望)
2011年4月制定 2011年8月改正 1 教育の目的
教育は、会社の発展と、仕事を通じた自己実現の ため、社員一人ひとりの人間的・能力的成長を促す ことを目的とする。
2 教育の基本姿勢
教育は、「啐啄同時」を基本とし、社員一人ひとりの
「向上の意欲」、会社や職場の上長などの「育成の意 志」に基づき行う。
3 教育の内容
教育は、社員の人間形成などの意識教育と業務遂 行に必要な知識・技術教育により行う。
4 教育の推進体制
教育は、職場内教育を基盤とし、人間形成や社員 共通の能力は人材活性化本部が、部門の専門知識 や技術は各部門が主体となり推進する。
5 社員の姿勢
社員は、常に九州電力の一員として自覚と向上心 を持ち、自己研鑽や相互研鑚に努める。
6 経営層、管理職及び社員の育成責務
経営層、管理職及び社員は、後進の育成が重要 な責務であることを認識し、常に愛情と厳しさを持っ て、自ら教育を行う。
7 教育成果の評価・活用
会社は、教育成果を適正に評価し、発揮の機会を 通じて活用することにより、社員の更なる成長と会 社の発展を図る。
8 グループ大教育の推進
会社は、九州電力グループの一体的な発展を目指 し、教育機会の共有化を図るなど、グループ大の教
育に努める。
2007年10月制定 2011年8月改正
用 語 集
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九州電力CSR報告書2017教育方針[2017年〜2019年度]及び2017年度教育計画
社員教育の指針である「九州電力教育憲章」を基本として「私たちの目指す人材像」に向けた社員の成長を促すため、
重点項目等を定め社員教育に取り組んでいます。
【重点項目と主要取組み事項】
1 一人ひとりのリーダーシップとそれを引き出す管理職 のマネジメント力強化
・組織を変革に導くリーダー人材の育成のため、 経 営リーダー塾や新任本店部長級研修などを実施
・各階層に求められるリーダーシップとマネジメント の理解及び職場での実践促進のため、 マネジメント 研修や新任の管理職への研修などを階層別で実施
・職場での実践の振り返りと内省の支援のため、 管 理職ワークショップやリーダーシップチェックシート などを展開
2 強固な事業基盤の基礎となる専門知識・技能の維持・
向上と九州電力グループ一体となった競争力強化に 向けた教育の推進
・業務遂行に必要な専門知識、 技術 ・ 技能等の習得 のため部門別教育の実施
・グループ会社 ・ 協力会社を含めた合同教育 ・ 研修 の実施
・問題解決力、 お客さま意識 ・ 対応力、 職場のコミュ ニケーション能力向上などの知識やスキルの習得 に向けた課題対応型研修を展開
3 企業の社会的責任を果たす上で求められる意識 ・ 能力の向上
・安全第一主義の実現に向けた安全意識醸成と基本 動作を徹底する教育を実施
・ダイバーシティ推進の一環として、 一人ひとりの能 力発揮に向けた、 女性やキャリア社員などを対象に した教育研修や、 職場の意識醸成の支援を実施
・コンプライアンスや人権尊重に関する意識の向上 のための研修を実施
4 OJTを基盤とした人材育成や能力向上に積極的に取 り組む職場風土の醸成
・職場におけるOJTを着実に進めるため、 各種研修 に加えて、 より個に焦点をあてた個別サポートの実施
・若年層社員の早期育成に向けて、 入社3年目まで を重点育成期間とし、 新入社員教育等の研修とOJT との連携を図り、 実務能力の効果的な向上を支援
・個人や職場の自律的な成長のために、 自己成長支 援として自ら選んで学ぶ研修や自己啓発支援の充 実 ・ 拡大
コンプライアンス
ダイバーシティ OJT(職場内教育)
用 語 集
全社教育
組織力向上ブロック 自己成長ブロック
OJT(職場内学習)
部門別教育
ハンドブック各種 リーダーシップ
チェックシート 知識・技能
向上教育 管理職
ワークショップ 個別サポート
課題対応型研修 全社テーマ
階層別
派遣型研修
自己啓発支援
TOEIC 受験支援 通信教育 新任本店部長級研修 安全教育
新任事業所長研修 新任グループ(課)長研修 マネジメント研修上級コース
入社3年目教育 新任管理職研修
新入社員教育 職場リーダー養成研修
コンプライアンス研修
人権・同和問題研修 ダイバーシティ推進 キャリア社員制度 CSR意識浸透・推進
情報セキュリティ・
個人情報保護研修
参加型講座自主
eラーニング グループ支援車座
リーダー塾経営
リテラシー経営 管理職 特別管理職一般管理職主任主務重点育成一般職若年層
九州電力CSR報告書2017
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人権尊重・働きがいのある職場づくり
●技術・技能の習得を目的とした各部門の取組み
電力輸送本部 ・ グループ会社(㈱九電ハイテック)との 協業体制の整備・運用による保全技術 力維持継承に向けた取組み
配電本部 ・ 定期的な「配電工事技術訓練」等を通じ た配電設備復旧技術の向上への取組み
火力発電本部
・ 教育プログラム、知識、技能向上サイク ル等に基づく一人ひとりの成長度合い を踏まえた計画的な教育の実施
・ 発電所建設業務による発電所設計・建 設に関する技術力の蓄積・継承への取 組み
土木建築本部 ・ 専門研修や現場力、マネジメント力向 上への取組み
原子力発電本部 ・ 新入社員の技術系各課への早期配属
技術力の維持継承に向けた取組み
業務遂行に必要な専門知識、技術・技能の習得を目的 に各部門において、研修や知識・技能向上への取組み等 を実施しています。
社 員 の
「九州電力の思い」を実現できる 社員を育成します。
教育計画の策定や新入社員教育など、社員の人材育成に取り組んでいます。
「企業は人なり」とも言われるとおり、企業が存続し発展を続けていくために、人材育成 は最も重要な取組みの一つだと思っています。今年の新入社員教育では、初めて講義や クラスの運営を担当しました。講義では、一対多で何かを伝え、理解してもらうことの難し さを実感し、クラス運営では、新入社員の主体性を重視しながら集団としての規律を指導 するバランスに悩みました。一か月半にわたる教育期間を通して、新入社員とともに、自分 自身も成長できたと感じています。
これからも、九州電力の思い「ずっと先まで、明るくしたい。」を実現できる社員の育成を 目指して、挑戦を続けていきます。
社員研修所 教育計画グループ 人材活性化本部
白石 恵梨
しらいし え り
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九州電力CSR報告書2017九州電力グループは、いつの時代においても、お客さまに電力・エネルギーをしっかりお届けするとともに、
社会・生活の質を高めるサービスを提供することを通じ、
快適で環境にやさしい持続可能な社会の創造に貢献します。
エネルギーを取り巻く情勢
世界では、中国やインドなどアジア地域を中心に、経 済発展や人口増加に伴い、エネルギー消費量が増加して います。今後も増加が見込まれ、石油や石炭などの資源 に限りがある中、消費国による資源獲得競争の激化が 予測されています。
特に、エネルギー資源に乏しいわが国は、エネルギー
自給率が6%と低く、大部分を海外からの輸入に頼って おり、世界の情勢に大きく左右されるため、エネルギーセ キュリティの確保が極めて重要です。
さらに、地球温暖化への対応として、CO(二酸化炭2
素)等の温室効果ガスの排出削減に向けた取組みが、喫 緊かつ永続的な課題となっています。
●世界のエネルギー消費の推移と見通し(2040年)
1990 2012 (年)
(100万toe)
18,000 20,000
10,000
6,000 14,000
8,000
4,000 2,000 12,000 16,000
0
その他※ その他
(Non-OECD)
中南米
(Non-OECD)
アフリカ 中東 インド 中国 OECD
(日米除く)
日本 アメリカ
※その他は、国際 海運や国際空運 における消費量
(注1)toeは、tonne of oil equivalentの略であり、原油換算トンを示す
(注2)2040年のエネルギー消費量の見通しは、レファレンスケースで作成 出典: IEA「Energy Balances of OECD Countries 2014」、
「Energy Balances of Non-OECD Countries 2014」、
日本エネルギー経済研究所「エネルギー・経済統計要覧2015」をもとに作成 2040
約3.3倍中国 約2.5倍インド 約1.5倍世界
約1.5倍中国 約2.3倍インド 約1.4倍世界
15%
7%
8%
3%
6%
9%
23%
2%
14%
5% 3%
22%
10%
4%
3%
4%
5%
2%
10%
18%
22%
6%5%
5%6%
5%
14%
13%
17%
24%
●主要国のエネルギー自給率(2012年)
イタリア
日本 韓国 ドイツ アメリカ
イギリス 中国 カナダ ロシア
フランス
(%)
6 18 20 39
53 61
84 87
167 176
(注1)IEAでは、原子力発電の燃料となるウランは一度輸入すると数年間使うことが できるため、原子力をエネルギー自給率に含めている
(注2)エネルギー自給率(%)=国内産出/一次エネルギー供給×100
(注3)イタリア・中国・ロシアは2011年実績値、その他の国は2012年推計値 出典:IEA「Energy Balances of OECD Countries 2014」、
「Energy Balances of Non-OECD Countries 2014」、
電気事業連合会「原子力・エネルギー図面集2015」をもとに作成 0
50
100 日本は、
一次エネルギーの 94%を海外に依存
電気事業においては、安全を最優先に、質の高い電気を安定的かつ効率的にお客さまにお届けし続けることが私 たちの基本的使命であり、最大の社会的責任と認識しています。そのため、電力需要の動向に的確に対応し、効率的 な設備形成を図るとともに、停電減少に向けた取組みや設備運用・管理の高度化、大規模災害時における早期停電復 旧に向けた取組みなどを通して、これまで高めてきた供給信頼度水準を引き続き維持していきます。
エネルギーセキュリティ
温室効果ガス 持続可能な社会 地球温暖化