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事業内 容

ドキュメント内 調布市要綱第  号 (ページ 69-73)

公益財団法人として求められている社会的要請を踏まえ,当財団及び各館のミッションの 実現に向けて,次に掲げる指標により,調布に住んでいて良かったと多くの市民が思えるよ うな事業展開を図ります。

一方で,調布市の財政状況を踏まえ,厳しい経営状況の中,事業・業務運営の効率化,質 的充実と自主財源の確保,業務改善による経費縮減へ向けた見直しを推進します。

(1) 美術振興事業

多くの市民が主体的に芸術・文化に関わり,その楽しさを享受できる環境を整え,幅広い 世代が楽しめる機会を提供します。

展示室では,子ども向けの展示や若い世代の創造体験事業にも取り組むとともに,ギャラ リートークや講演会,ワークショップなどを通じて事業内容をより深く理解できる機会を提 供し,芸術・文化の振興を図ります。

また,リトルギャラリーへの市民からの出品も含めて,市内作家を認知してもらう取組を 積極的に実施し,市民の調布市に対する愛着が深まるよう事業展開を図ります。

(2) 芸術振興事業

文化会館たづくりでは,多くの市民が芸術・文化に触れることの心地良さを知り,誰でも 気軽に参加できるような事業を提供し,市民の多岐にわたる興味に応えます。

平成25年度から実施している「きらり・昼どき・コンサート」は,当財団が基本計画に 掲げる販売戦略を生かした事業として,今年度においても市内事業者との連携を強化するな ど,当財団事業のブランド化に向けた取組として推進します。

グリーンホールでは,レベルの高い音楽や様々なジャンルの芸術公演を市民に提供し,芸 術の振興を図ります。

そして,鑑賞者の裾野を拡大するため,幅広い世代が楽しめる機会,特に次世代を担う子 どもたちが参加できる機会を提供するとともに,調布市の地域性を生かした芸術・文化,人 材資源を活用した事業展開を実施します。

また,アウトリーチ活動を積極的に行い,芸術・文化の普及・振興を図ります。

(3) 体験・育成事業

芸術・文化への興味を促進させるため,美術振興事業や芸術振興事業に付随した体験事業 を実施するとともに,次世代を担う子どもたちが芸術・文化の楽しさを感じ,将来の鑑賞者 となることを推進します。

また,調布ゆかりの新進芸術家等に出演の機会を提供し,市民に対して市内の将来有望な 人材の紹介及び芸術家等の育成の一助とします。

(4) 映像文化事業

撮影所などの映画・映像関連企業が多く集まる「映画のまち調布」に,市民が愛着と誇り を持てるよう事業展開を図ります。「調布映画祭」では,市内の映画・映像関連企業や調布 市立図書館,調布市観光協会などと連携し「映画のまち調布」の映画祭を演出します。

また,発表の場が少ないアマチュアの映像制作者に機会を提供し,映像文化の振興を図る ことを目的として,18回目となるショートフィルム・コンペティションの実施に加え,新 たに自主制作映画の上映会を開催します。併せて,市内で行われる映画・映像関連の各事業 と連携し,体系的な事業展開を図ることができるよう関係機関等と調整を行います。

また,グリーンホール事業の映画上映については,市内ゆかりの映画会社作品やテーマ性 のある企画を実施することで,多くの市民が楽しめる内容を提供します。

(5) 文化祭事業

日頃から研さんを積んでいる芸術・文化及び学習活動の発表の場とともに,市民が相互に 刺激し合い,文化交流とコミュニティ意識の向上を図る場として,引き続き,調布市,調布 市教育委員会,調布市文化協会とともに「第59回調布市民文化祭」を実施します。

また,実行委員会や各運営団体と連携して,長年にわたり育まれた調布市の芸術・文化の 財産を次世代につなげていくためにも,若年層の参加を促すよう調整を図ります。

(6) 地域コミュニティ活性化事業

地域住民が集い,交流を活性化させるための手段として,よさこい踊りを通じたコミュニ ティの醸成を図ります。「調布よさこい2014」は,より多くの人が参加し交流を図るこ とができるよう,市内各地域で実施する「出前よさこい」などの普及事業を強化します。

また,芸術・文化を通じた地域コミュニティの活性化を図るため,市内のイベントづくり への参画やアドバイスなど,地域の実状に合わせた環境づくりのサポートを行います。

(7) 芸術・文化学習事業

当財団が実施する事業の特色として,大学教授や専門家による講座のほか,市民が自ら芸 術・文化活動に取り組む契機となるよう,市民講師講座や講座修了生のボランティアによる 市民の力を生かした講座を実施します。子ども向けには,伝統芸能など学校教育を補完する 講座を実施します。

また,芸術系大学を中心に市内や近隣の大学による,特色を生かした多様で専門的な研究

成果を提供する講座を通じて,市民の生涯学習活動の活性化を図ります。

(8) 活動援助事業

市民の自主的な活動を支援し,効果的な芸術・文化の普及のため,様々な用具・設備の貸 出しを行い,地域コミュニティの活動が充実するようサポートします。

活動援助を行うにあたっては,絶えず市民ニーズを捉え,それを市内各地域のイベントづ くりへ反映することで活動しやすい環境の整備に努めます。

(9) 広報事業

広報は,当財団と市民が理解と信頼関係を構築していく中で,当財団の掲げるミッション を地域社会に喚起していく活動と捉え,当財団が携わる事業に参加したことがない市民に事 業への参加を促す手段として,積極的に取り組んでいきます。

販売戦略,集客戦略については,世代ごとのニーズに即した事業実施と販売促進を進める とともに,子どもや若者を対象とした事業を通じて,将来の観客育成に努めます。同時に,

収支バランスの状況に鑑みつつも,市民が気軽に芸術・文化に触れることができるよう,購 入に繋がる料金設定や割引制度を図ります。

このほか,調布市広報課との連携をさらに強めるとともに,地元メディアとの連携を図り 芸術・文化をはじめとした「調布発」の情報発信の強化に努めます。

また,マーケティング活動としては引き続き事業参加者を対象としたアンケートを行うと ともに,調布市と共同で実施している「市民意識・ニーズ調査」を行い,現在当財団事業に 参加していない層の要望や意見を聴取します。そして,これらのアンケート等から得た成果 を,次の事業計画に反映させる仕組みづくりを推進します。

(10) 施設管理運営

指定管理者として,市民の立場に立った運営を心掛け,安全,安心を第一に,快適で誰に でも優しい施設として,清潔で活気があり,親しみやすく,コミュニケーションを大切にし た,市民が愛着と誇りを持てる空間となることを目指します。そのため,施設経営にとって 最適な状態であるコスト最小,効果最大で運営,維持するための総合的な管理手法であるファ シリティマネジメントの考え方を取り入れた管理運営に取り組み,引き続き,安全と安心の 視点から,防火・防災のリスクに強く,環境に配慮した運用を行います。平成26年度は,

東京都環境確保条例における特定温室効果ガスの第1期計画期間の最終年度にあたります。

目標が達成できるよう,調布市とともに取り組みます。

施設の維持保全については,日常の予防保全に努めながら,調布市の基本計画事業「文化 会館たづくりとグリーンホールの維持・補修」における改修として,文化会館たづくりでは 東館,ホール棟の空調設備の耐用年数経過による予防保全,グリーンホールでは約3か月に 及ぶ舞台機構設備の改修などが実施されますので,安全に改修が実施できるよう,支援しま す。グリーンホール大ホールは,本改修の終了後,平成26年7月から貸出しを再開する予 定となっており,新たな舞台機構の安全な運用に努めます。

(11) 人材育成

事業企画のための専門的知識のみではなく,法務などについてもバランスよく理解し,市

民に芸術に触れる機会を提供できるアートマネジメント人材の育成のため,国や大学が実施 するアートマネジメント関連の研修会の積極的な受講に努めます。また,職層ごとに求めら れる能力の向上,組織の中核として財団運営に当たる中堅職員のマネジメント力やリーダー シップ力向上のための研修や,若手職員では問題解決能力,コミュニケーション能力向上の ための研修を実施します。このほか,業務管理や危機管理など,法令遵守に関する研修を,

全職層を対象に実施し,人材育成から組織力の向上につなげていきます。

なお,職員がファンドレイジングの手法や現状を十分に把握し,効果的に寄附金や各種助

成金を獲得するスキルを習得するための研修を実施します。

ドキュメント内 調布市要綱第  号 (ページ 69-73)

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