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4.25 [ Reg Name ] セクション

5.1 形状メッシュ

上に示した各タリーでは、データを収集する幾何形状の種類として、GG領域メッシュ(reg)、r-zスコア リングメッシュ(r-z)、xyzスコアリングメッシュ(xyz)が全て使えます。 この3種類のメッシュを

mesh = [ reg, r-z, xyz ]

で定義します。

領域番号、もしくはセル番号で指定する領域メッシュは次の様に定義します。

mesh = reg

reg = 1 2 3 4 5 ( 10 11 ) 50

領域番号、もしくは、セル番号は、空白区切りで指定します。

幾つかの領域をまとめたい時は、( )を用います。このまとめた領域の識別番号はエコーに表示され ます。

連続した領域番号では、次の様な書式も使えます。

mesh = reg

reg = { 1 - 5 } ( 10 11 ) ( 6 < 10[1 0 0] < u=3 )

( n1 - n2 )は、使えません。( { } ) は可能ですが、{ ( ) } は不可です。( all ) も可 能です。また、( 6 < 10[1 0 0] < u=3 )などのlattice, universe構造も 指定できます。この書式を用い

ればlatticeのひとつひとつを 個別にタリーすることも可能です。また、reg = allという書式で領域を定

義すると全ての領域を対象とします。ただし、最下層でないセルは除かれます。

5.1.2 階層構造の領域と体積の定義

階層構造を含む領域を指定する際は、必ず( ) で書式を括らなければなりません。階層は<で表 します。中間の階層がlattice構造を持つ場合は、そのセル番号の後に[ ]を用いてどのlatticeか指定 することができます。例えば、160[1:2 3:6 1:1]の様に指定した場合は、lattice座標(s,t,u)で表現した 1≤s≤2,3≤t≤6,u=1の範囲に含まれる2×4×1=8のlatticeを意味します。個別に幾つか指定する時 はコンマを用い、160[1 3 4, 2 3 4, 3 3 4]とします。ひとつの階層の中で( )を用いると、それは 括弧内の領域をまとめることを意味します。次の例題を見てみましょう。

例48:mesh = regの例題(1)

1: mesh = reg 2: reg = (all)

3: ({ 201 - 205 })

4: ( 161 < 160[1:2 3:6 1:1] )

5: ( (201 202 203 204) < (161 162 163 ) ) 6: ( ( 90 100 ) 120 < 61 ( 62 63 ) )

このメッシュ定義文をタリーで用いてエコーを取ると次のものが得られます。

例49:mesh = regの例題(2)

1: mesh = reg # mesh type is region-wise

2: reg = ( all ) ( { 201 - 205 } ) ( 161 < 160[ 1:2 3:6 1:1 ] ) ( ( 3: { 201 - 204 } ) < ( { 161 - 163 } ) ) ( ( 90 100 ) 120 < 61

4: ( 62 63 ) )

5: volume # combined, lattice or level structure

7: 1 10001 8.1000E+01 # ( all )

8: 2 10002 5.0000E+00 # ( { 201 - 205 } ) 9: 3 10003 1.0000E+00 # ( 161 < 160[ 1 3 1 ] ) 10: 4 10004 1.0000E+00 # ( 161 < 160[ 2 3 1 ] ) 11: 5 10005 1.0000E+00 # ( 161 < 160[ 1 4 1 ] ) 12: 6 10006 1.0000E+00 # ( 161 < 160[ 2 4 1 ] ) 13: 7 10007 1.0000E+00 # ( 161 < 160[ 1 5 1 ] ) 14: 8 10008 1.0000E+00 # ( 161 < 160[ 2 5 1 ] ) 15: 9 10009 1.0000E+00 # ( 161 < 160[ 1 6 1 ] ) 16: 10 10010 1.0000E+00 # ( 161 < 160[ 2 6 1 ] )

17: 11 10011 4.0000E+00 # ( ( { 201 - 204 } ) < ( { 161 - 163 } ) ) 18: 12 10012 2.0000E+00 # ( ( 90 100 ) < 61 )

19: 13 10013 1.0000E+00 # ( 120 < 61 )

20: 14 10014 2.0000E+00 # ( ( 90 100 ) < ( 62 63 ) ) 21: 15 10015 1.0000E+00 # ( 120 < ( 62 63 ) )

入力では5つの領域の様に見えますが、エコーを見るとタリーを取る領域として15の領域が定義されてい ることが分かります。それぞれ単一の領域番号で表されないので、新たに10000番台の番号を付けてその 体積と領域の定義文がエコーされます。この場合、[volume]セクションが無いので各セルの体積は1と 定 義されています。

まず、( all )は、この例題では81個の最下層のセルが定義されているので、この領域の体積は81と なっています。もし最下層のセルの体積が正確に[volume]セクションで 定義されていれば、この領域の 体積は入力しなくても正確に与えられます。次に({ 201 - 205 })は、201から205までの領域をまとめ たものですから、体積として5がエコーされています。これも[volume]セクションで正確に体積が 定義 されていれば、この領域の体積は入力しなくてもかまいません。

次に、( 161 < 160[1:2 3:6 1:1] )ですが、これは、160の領域の中に161の領域がlatticeとして組 まれています。ここでは、lattice座標のsに関して1から2、tに関して3から6、uに関して1の各lattice に含まれているセル番号161の計8個の領域でタリーを取ることを意味します。エコーでは、最下層の領 域の数1が体積としてエコーされています。この様な場合は、次に示す体積定義文で体積を与えなければな りません。

次は、( (201 202 203 204) < (161 162 163 ) )ですが、これは、各階層に幾つかの領域が記述され ていますが、全て括弧で括られてひとつの領域にされているので、全体としてもひとつの領域を表します。

エコーの体積は、最下層の領域の和としているので正しくはありません。これもvolume定義文で与えなけ ればなりません。

最後の( ( 90 100 ) 120 < 61 ( 62 63 ) )は、各階層に2つずつ独立な領域があるので計4個の領 域に分割されます。それぞれの体積はやはりvolume定義文で与える必要があります。

volume定義文は、インプットエコーの書式をそのまま使えます。書式は、

mesh = reg

reg = 1 2 3 4 ( 5 < 12 ) ( {13 - 17} ) volume

reg vol

1 1.0000

2 5.0000

3 6.0000

4 1.0000

10001 6.0000 10002 5.0000

用います。この番号は、一度インプットエコーを取ると得られます。上の例題より分かるように、インプッ トエコーの部分をそのままコピーし、体積の値だけを変更すれば済みます。

領域番号(reg)と体積(vol)の順番を変えたいときは、vol reg とします。読み飛ばしコラム用のnon

も使えます。インプットエコーでは、nonとして通し番号が付けられています。axis = regの時の タリー の出力の際にはこの番号がX軸の値として出力されます。GGの場合も、cellでなくregを使ってくだ さい。

最下層の領域である場合、その領域を指定する時は、( 3000 < 3000[1:2 3:6 1:1] ) の様に、同じ 領域を階層構造の様に2度記述します。

5.1.3 r-zメッシュ

r-zスコアリングメッシュの場合、まず、円柱の中心のx, y座標のオフセットを

mesh = r-z x0 = 1.0 y0 = 2.0

の書式で定義します。これは省略可能でデフォルト値はゼロです。

次に、

mesh = r-z r-type = [1-5]

...

...

z-type = [1-5]

...

...

で始まるメッシュ定義文によってrzとのメッシュを定義します。メッシュ定義文は後述します。

[t-track]タリーに関しては、既存のr, zメッシュに加え、θメッシュを指定することができます。ここ で、r, θ,zはそれぞれ円柱座標系における

r:円の半径

θ:円面における角度 z:円柱の中心軸上の位置

であり、θを定義する方位角の基線はx軸です。[t-track]においてθに関するメッシュを指定する際は、

a-typeを用いてください。a-type=1,2,-1,-2のタイプがありますが、これらの数字が正の場合は角度の 単位を余弦で与え、負の場合はdegree単位で与えることになります。ただし、円柱の定義であるので、0度 から360度までしか指定できません。また、角度のメッシュを加えたことにより、角度を横軸にして出力 できるようになりました。そのためにaxisとして、radとdegを指定できます。radはradianで、degは

degreeの単位で出力します。

xyzスコアリングメッシュの場合、

mesh = xyz x-type = [1-5]

...

...

y-type = [1-5]

...

...

z-type = [1-5]

...

...

で始まるメッシュ定義文によってx, y, zのメッシュを定義します。メッシュ定義文は後述します。