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Webジャーナル

『クオリティマネジメント』

■月刊誌から Web ジャーナルへ

1950 年3月に創刊された月刊『品質管理』

誌は,産業界で長く,広く愛読され,日本の品 質管理の普及・発展に大きな役割を果たしてき た.その時々の読者の期待に応えるべく誌面を 常に刷新し,2002 年1月には『クオリティマ ネジメント』と誌名を変え,2011 年7月号で は創刊800号を記念するに至った.

しかしながら,産業界を取り巻く環境の変化 は著しく,読者の求める記事・情報をタイム リーに提供していくことが求められるようにな り,これに対応するべく,月刊誌としての発行 は2011年12月号(vol.62 №12)をもって終了 し,2012 年4月から,IT を活用した新しいメ ディアとして,Web ジャーナル『クオリティ マネジメント』がスタートした.

■ Web ジャーナルの特徴

「日本で唯一の“品質”総合専門Webジャー ナル」として,主な読者層は企業のトップ層,

ミドルマネージャーや管理職とし,様々な経営 課題をクオリティの視点でとらえ,解決の道筋 を示すことを目指している.

掲載内容は,スペシャルインタビュー,特集,

連載,コラム・エッセイ,特別企画の5本を柱 に,年4回発行し,各記事を順次更新していく.

Web ジャーナル移行時から掲載しているコ ラム「温故知新」は,『品質管理』誌のバック ナンバーからその当時の実状を知ることができ る文献や,今も語り継ぎたい記事や真理を石川 馨先生からのメッセージとして紹介しており,

好評を得ている.

日科技連賛助会員会社は,会員特典として,

1口につき1ユーザー無料で閲覧できる.

[企画内容]

・スペシャルインタビュー

・特集

「日本のものづくり~品質で日本を盛り返す」

「防災・減災~次の世代につなげるために」

「チームの底力」

・連載

「日本品質奨励賞への道」

「TQMとISO 9001改訂のマネジメント システム要素間の関係」

「『現場力』の変化を見る」

・特別企画

「品質管理シンポジウムルポ」

「品質管理検定実施概要報告」

・コラム,エッセイ

「温故知新-石川馨先生からの時を超えた メッセージ」

「QMコラム」

「企業と人間力」

▶ Web『クオリティマネジメント』

http://qm-juse.jp/

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月刊誌『QCサークル』

■創刊 50 周年

『QC サークル』誌は,2012 年4月号をもっ て創刊 50 周年を迎えた.本誌の前身である

『現場とQC』誌の1962年4月の創刊号で当時 の編集委員長であった石川 馨先生の呼びかけ で始まったQCサークルも,同じく50周年を迎 えたことになる.

そこで,創刊50周年を記念し,「50周年記念 特大号-新たな価値を求めて-」と題し,創刊 からこれまでのQCサークルのあゆみを振り返 るとともに,副題にもあるように,これから のQCサークル活動(小集団改善活動)に求め られる新しい価値を探る意

味で,事務・販売・サービ ス部門での広がり,特に医 療・福祉や全国の自治体組 織や,中堅企業への普及な ど,今後発展すると思われ る分野の動きを特集として 掲載した.

■ただいま出動 QC サークル 119 番

QCサークル活動(小集団改善活動)は,様々 な業種・職種において普及・拡大が進んでい る.今では企業規模や製造業に限らず,事務・

販売・サービス部門,特に医療・福祉や全国の 自治体組織,中堅企業でも活発な活動が見られ るようになった.

そこで,活動を始めたばかりのサークルや導 入直後の職場が活動を進めていく中で様々な問 題や悩みにぶつかった時の参考となる記事とし て,2010 年からノウハウとポイントを4コマ マンガに収めた「ただいま出動 QC サークル 119番」の掲載を開始した.

す で に 70 事 例 を 越 え,

2015 年3月に日科技連出 版社から同名の単行本を発 行し,多くの読者に活動の ヒントを提供している.

■ QC サークル石川 馨賞

1962年に創刊された『現場とQC』誌(『QC サークル』誌の前身)の副題Quality Control for the Foreman の略称をとって,1965 年に

「FQC 賞」が創設され,その後,1990 年に石 川 馨先生の偉大な業績をたたえ,「FQC 賞」

を「QCサークル石川 馨賞」と改称し,今日 に至る.FQC賞の受賞は258件であった.

2013 年,QC サークル活動(小集団改善活 動)の更なる普及・発展と活性化をはかるた め,特色ある活動によって本活動の普及・発展 と活性化に貢献したサークルに贈られる賞とし て「QCサークル石川 馨賞奨励賞」を新しく 創設した.

2015年度までの受賞件数は,QCサークル石 川 馨賞は697件,奨励賞は88件である.

なお,全国のQCサークル活動(小集団改善 活動)推進の一助として,QC サークル本部長 としてご尽力いただいた米山髙範氏(コニカミ ノルタ㈱)から日科技連に多大な寄付があり,

この寄付を 2005 年度から

「QC サークル石川 馨賞」

表彰のための基金として充 当している.

授賞式は年2回,QCサー クル全国大会(小集団改善 活動)にて行っている.

▶『QC サークル』誌 Web サイト

 最新号情報,創刊から 50 周年の歴史などを掲載   http://www.juse.or.jp/qc_circle/

表彰楯

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日科技連賛助会員制度

日科技連は,科学技術ならびに経営管理技術 の振興に必要な諸事業を総合的に推進し,人材 の育成をはかり,産業と学術・文化の発展に寄 与することを目的としている.品質重視の考え 方にもとづき,産業界の品質経営実現に向け 様々な事業を展開している.こうした当財団の 事業目的にご理解とご賛同いただける企業・組 織に賛助会員として入会いただき,当財団が取 り組む品質経営の推進・普及に支援いただくた めの制度である.

入会金(1万円),年会費(1口5万円)で様々 な会員特典が利用できる.

Web 版に移行した『クオリティマネジメン ト』の閲覧も,2012 年の公開時から特典に加 えられた(1口につき1ユーザー).

2015 年 12 月現在の賛助会員数は,677 社/

686口である.

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機関紙『日科技連ニュース』

日科技連の創立以来,賛助会員向けに日科技 連の活動や品質管理に関する最新情報を伝える ために機関紙を発行している.

現在の『日科技連ニュース』は,前身となっ た『ENGINEERS』(最終発行2001年12月号・

通巻 638 号)を大幅に改訂し,2002 年1月号 から機関紙タイトルを『日科技連ニュース』と

改め,年 10 回(1月・2月/7月・8月は合 併号,他の月は毎月発行)発行している.2015 年12月号で通巻140号となる.

読者から好評な専門家によるシリーズ記事 は,年5本前後掲載している.

[シリーズ記事掲載タイトル(2014 ~ 2015年)]

・品質保証体制を再構築する

・創造アーキテクトと新商品企画の定式化

・顧客満足から顧客感動へ

・ビジネスで使える確率・統計・戦略

・人為ミスゼロ化の考え方と手法

・ISO 9001, 14001規格改正動向

・環境経営入門

・小集団活動活性化のレシピ

・日本の産業力・国際競争力強化と品質

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講演録『クオリティのひろば』

機関紙『日科技連ニュース』とともに 2002 年から発行を開始した講演録『クオリティのひ ろば』は,日科技連の各事業で行われた著名人 や専門家による講演の講演録であり,賛助会員 へ会員特典として配付した.

2010年4月(№57)の発行が最終となった.

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