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年度診療報酬改定

ドキュメント内      歯科領域の安全管理 (ページ 46-56)

医療安全対策加算の新設

1.基本的考え方

○医療安全管理対策については、すでに特定機能病院等を中心に一般の 医療機関においても管理部門の設置、複数の専従職員を配置など、従 来の体制に上乗せした体制が整備されつつある。

○入院患者にとってより安全で効果的な入院医療の提供を一層促進させる 観点から、急性期医療の高度化・複雑化に対応できる医療安全管理対 策の実施体制について、新たに診療報酬上の評価を行う

2.具体的内容

○急性期入院医療において、医療機関内の医療安全管理委員会との連携 による、より実効性のある医療安全対策を組織的に推進するため、医療 安全対策に係わる専門の教育を受けた看護師、薬剤師等を医療安全管 理者として専従で配置している場合について、入院基本料に対する加算 を新設する。

医療安全対策加算(仮称)(1回の入院につき) 50点

第5次改正医療法

平成1941日施行

「医療の安全の確保」

病院等の管理者の責務 第6条の10

「病院、診療所又は助産所の管理者は、厚生労働 省令で定めるところにより、医療の安全を確保する ための指針の策定、従業員に対する研修の実施そ の他の当該病院、診療所又は助産所における医療 の安全を確保するための措置を講じなければなら ない」

一般病院 有床診 療所

無床診療

特定機能 病院

医療安全管理体制の整備

(1)医療の安全を確保するための

指針の策定

(2)委員会の開催 ×

(3)従業者に対する研修の実施

(4)医療機関内における事故報告

・医療安全管理者の配置

・医療安全管理部門の設置

・患者相談窓口の設置

院内感染対策の体制の確保

(1)院内感染対策のための指針の

策定

(2)委員会の開催 ×

(3)従業者に対する研修の実施

(4)医療機関内における事故報告

・院内感染対策担当者の配置

医薬品に係る安全確保のための体制の確保 医療機器に係る安全確保のための体制の確保

●:専任者を義務化 ○:義務化 △:推奨 ×:不要(適応外)

医療安全調査委員会設置法案

産科医療における無過失保障制度

補償額3000万円 来年1月スタート 産科医療補償制度

記事:毎日新聞社 提供:毎日新聞社 【平成20715日】

小児脳性まひの子どもが生まれた場合、分娩(ぶんべん)機関が過失の有無 に関係なく金銭補償をする「産科医療補償制度」が、来年1月にスタートすること が決まった。補償額は一時金600万円と20年間分割で支払われる2400万円 の計3000万円とすることになった。

14日に開かれた同制度運営委員会で、運営主体の財団法人・日本医療機能 評価機構が概要を公表し、了承された。今月下旬から医療機関や助産所の加 入受け付けを始める。

補償対象になるのは、身体障害1-2級に相当する脳性まひ児で、年間推定二 千数百人。分娩機関が同機構を通して損保会社に1件3万円の掛け金を払い、

妊産婦側の申請を受けて、産科医らによる審査委員会が支払い要件に該当す るかどうかを判断する。脳性まひの診断は重症の場合でも生後6カ月以降でな ければ正確にできないため、実際の申請・審査は来年6月1日からになる。【清 水健二】

九州初の医療ADRスタート 福岡県弁護士会

平成21年10月1日 産経新聞

福岡県弁護士会は1日から、医療過誤などをめぐる患者と医療機関とのトラブルを裁判 によらずに解決を図る「医療ADR(裁判外紛争解決手続き)」を開始する。九州では初め ての導入で、裁判よりも迅速で安価な解決をめざす。

ADRは法律紛争を調停や仲裁など裁判以外の方法で解決する方法で、同弁護士会で は平成14年に法律問題全般を扱う機関として開設。医療問題も含めて相談を受け付け ていたが、患者らに浸透しきれず、裁判に訴える患者も多かった。

裁判では解決まで1年以上かかるのが一般的だが、医療紛争の中には「治療の十分な 説明がなかったから謝ってほしい」など、話し合いや和解で済ませられるようなケースも少 なくないという。

医療ADRでは数回の審理による3~4カ月での解決をめざし、患者側と医療機関側の 双方からの申し立てが可能。主張に開きがある場合には、それぞれに専門的な知識を もった弁護士がつき、仲裁人として元裁判官や学者の弁護士が間に入る。

福岡での導入は、東京の3弁護士会、札幌弁護士会、岡山弁護士会に続き全国4例目。

19年9月にスタートさせた東京では、2年間で90件の申し立てがあり、うち約6割が1年 目に解決したという。

福岡県弁護士会の紛争解決センター運営委員会委員長の植松功弁護士は「医療紛争 には双方の感情的なわだかまりだけということも多い。まずは弁護士会に相談してほし い」と呼びかけている。

問い合わせは県内各地区の法律相談センターへ。申し立ては1件につき1万円(税別)。

和解などが成立した場合には、解決額に応じた手数料が必要となる。

医療安全全国共同行動

・参加登録病院 : 3000 病院以上

・有害事象件数の低減: 30 万件以上

・入院死亡者の低減 : 1 万人以上

・入院患者のうち医療事故による死亡者数(推 定)は、約 4 万人

有害事象率:6.8%

死亡率:0.27%

1360 万人×0.3%=約 4 万人

医療施設数の推移

参考資料:最高裁判所HP

医療の質と安全の強化

「患者中心の医療」

患者(国民)の意識の変化

医療の“質” や“安全性”が厳しく問われ医 療機関は患者さんから選ばれる時代に!

医療に対するニーズの高揚、権利意識の高まり ひと昔前は・・・ 「おまかせの医療」の時代

ドキュメント内      歯科領域の安全管理 (ページ 46-56)

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