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年の臨床試験(ACCENT I 試験)では,血清病 様反応の発現率は 2.4%であった.

ドキュメント内 untitled (ページ 195-199)

Heart Failure

クローン病患者を対象とした反復投与による 1 年の臨床試験(ACCENT I 試験)では,血清病 様反応の発現率は 2.4%であった.

SPC

和訳 免疫原性:インフリキシマブに対する抗体が出現した患者は,投与に伴う反応を発現する可能 性が高かった(約

2〜3

倍).免疫抑制剤の併用は,投与に伴う反応の発現頻度を低下させると 思われた.

インフリキシマブ

1〜20 mg/kg

の単回および反復投与を用いる臨床試験において,免疫抑制療 法を併用した患者の

14%,免疫抑制療法を併用しなかった患者の24%でインフリキシマブに対

する抗体が検出された.メトトレキセート併用のもと,推奨用量の反復投与を受けた関節リウ マチ患者では,患者の

8%でインフリキシマブに対する抗体が出現した.メトトレキセートと

併用して,あるいはインフリキシマブ単独で

5 mg/kg

の投与を受けた乾癬性関節炎患者では,

全体で患者の

15%において抗体が生じた(ベースライン時でメトトレキセート投与を受けてい

る患者の

4%,メトトレキセート投与を受けていない患者の26%で抗体が出現した).維持治療

を受けていたクローン病患者のうち,約

6〜13%の患者でインフリキシマブに対する抗体が出

現した.抗体の出現率は一時的に治療された患者で

2〜3

倍高かった.方法論的に限界があっ たため,陰性の分析結果はインフリキシマブに対する抗体の存在を排除しなかった.インフリ キシマブに対する抗体が高抗体価で出現した患者では,有効性の低下を示すエビデンスが得ら れた.免疫調節薬を併用せずに維持療法としてインフリキシマブによる治療を受けた乾癬患者

では,約

28%でインフリキシマブに対する抗体が出現した(4.4

項: 「投与時反応および過敏症」

参照).

感染症:レミケードによる治療を受けている患者では,結核,敗血症および肺炎を含む細菌感 染,侵襲性の真菌感染症およびその他の日和見感染症が観察されている.これらの感染症のい くつかは致死的であった.報告頻度の高い致死率

5%を超える日和見感染症には,ニューモシ

スティス症,カンジダ症,リステリア症およびアスペルギルス症が含まれる(4.4 項参照).

臨床試験では,感染症の治療を受けた患者は,プラセボ治療群の

25%に対しインフリキシマブ

治療群では

36%であった.

RA

臨床試験では,肺炎を含む重篤な感染症の発現率は,メトトレキセート単独治療群と比較 しインフリキシマブ+メトトレキセート治療群でより高く,特に

6 mg/kg

以上の用量のインフ リキシマブで高かった(4.4 項参照).

市販後の自発報告では,感染症が最も多くみられた重篤な有害事象であった.一部の症例は致 死的な転帰をたどった.報告された死亡のほぼ

50%は感染症と関連していた.粟粒結核や肺外

結核を含む,時に致死的な結核症例が報告されている(4.4 項参照).

悪性腫瘍およびリンパ増殖性障害:5494 患者年を示す,5780 例の患者が治療されたインフリ キシマブを用いた臨床試験において,

941

患者年を示す

1600

例のプラセボ治療群患者ではリン パ腫は認められず,非リンパ腫性悪性腫瘍が

1

例認められたのに対し,インフリキシマブ治療 群ではリンパ腫が

5

症例および非リンパ腫性悪性腫瘍が

26

例認められた.

6234

患者年(3210 例の患者)を示す,インフリキシマブを用いた臨床試験の長期(5 年間)安

全性追跡調査では,5 例のリンパ腫および

38

例の非リンパ腫性悪性腫瘍が報告された.

SPC

和訳

1998

8

月から

2005

8

月までに,市販後報告,臨床試験および登録試験から,悪性腫瘍が 疑われる症例が

1909

例報告されている(クローン病患者で

321

例,関節リウマチ患者で

1302

例ならびにその他のまたは不明な適応症を有する患者で

286

例).これらの中で,リンパ腫の 症例が

347

例認められた.この期間中に,推定曝露は最初の曝露以後

1,909,941

患者年である

(4.4 項参照).

現在の喫煙者または元喫煙者であった中等度〜重度の

COPD

を有する患者を含む探索的臨床 試験において,157 例の患者が,RA およびクローン病で用いられたと同様の用量でレミケー ドによる治療を受けた. これらの患者のうち

9

例は

1

例のリンパ腫を含む悪性腫瘍を発現した.

追跡調査期間の中央値は

0.8

年であった[発現率

5.7%(95% CI,2.65%〜10.6%)].77

例の対 照患者で報告された悪性腫瘍は

1

例であった[追跡調査期間の中央値は

0.8

年;発現率

1.3%

(95% CI,0.03%〜7.0%)].悪性腫瘍の大部分は肺あるいは頭頸部に発現した.

市販後,レミケードにより治療された,クローン病や潰瘍性大腸炎を有する患者においてまれ に報告されており,多くは思春期および若年性の男性患者だった(4.4 項参照).

心不全:うっ血性心不全(CHF)におけるレミケードの評価を目的とした第

II

相試験において,

レミケードにより治療された患者,特に

10 mg/kg

という高用量(最大推奨用量の

2

倍量)で治 療された患者では,心不全の悪化による死亡の発現率が高いことが認められた.この試験にお いて,NYHA クラス

III-IV

CHF(左室駆出率が35%以下)を有する150

例の患者は,

6

週間 にわたってレミケード

5 mg/kg,10 mg/kg

またはプラセボの

3

回の投与による治療を受けた.

38

週で,レミケードにより治療された

101

例の患者のうち

9

例(5 mg/kg で

2

例および

10 mg/kg

7

例)が死亡し,一方,プラセボ治療群では

49

例中

1

例が死亡した.

レミケードを投与されている患者において,特定可能な増悪因子のあるおよびない心不全の悪 化が市販後に報告されている.既知の以前から存在する心血管疾患のない患者における心不全 など,心不全の新たな発現も市販後にまれに報告されている.これらの患者のいく人かは

50

歳未満であった.

肝胆道系の事象:臨床試験において,レミケードによる治療を受けている患者で,重度の肝損 傷へ進行することのない,ALT および

AST

の軽度または中程度の上昇が認められている.基 準値上限(ULN)の

5

倍以上の

ALT

の上昇が認められている(表

2

参照).レミケードを単独 で,また,他の免疫抑制剤と併用して投与した際,アミノトランスフェラーゼの上昇(AST よ りも

ALT

でよくみられる)が観察された患者の割合は,対照群よりもレミケード投与群の患 者のほうが高かった.大部分のアミノトランスフェラーゼの異常は一時的であったが,少数の 患者ではより長期間の上昇が認められた.一般に,ALT および

AST

の上昇を発現した患者は 無症候性であり,レミケードの継続または中止によって,あるいは併用療法の変更によって,

異常値は低下または消失した.市販後調査では,レミケード治療を受けている患者において,

黄疸および肝炎(自己免疫性肝炎の特徴を有するものもある)の非常にまれな症例が報告され

ている(4.4 項参照).

SPC

和訳 表

2  Proportion of patients with increased ALT activity in Clinical Studies

Number of patients

3

Median follow-up (wks)

4 ≥3 x ULN ≥5 x ULN Indication

placebo infliximab placebo infliximab placebo infliximab placebo infliximab Rheumatoid

arthritis

1 375 1087 58.1 58.3 3.2% 3.9% 0.8% 0.9%

Crohn’s disease

2 173 703 54.1 54.1 3.5% 5.1% 0.0% 1.7%

Pediatric Crohn’s

disease N/A 139 N/A 53.0 N/A 4.4% N/A 1.5%

Ulcerative colitis 242 482 30.1 30.8 1.2% 2.5% 0.4% 0.6%

Ankylosing

spondylitis 76 275 24.1 101.9 0.0% 9.5% 0.0% 3.6%

Psoriatic arthritis 98 191 18.1 39.1 0.0% 6.8% 0.0% 2.1%

Plaque psoriasis 281 1175 16.1 50.1 0.4% 7.7% 0.0% 3.4%

1 Placebo patients received methotrexate while infliximab patients received both infliximab and methotrexate. 2 Placebo patients in the 2 Phase III studies in Crohnʼs disease, ACCENT I and ACCENT II, received an initial dose of 5 mg/kg infliximab at study start and were on placebo in the maintenance phase. Patients who were randomized to the placebo maintenance group and then later crossed over to infliximab are included in the infliximab group in the ALT analysis. 3 Number of patients evaluated for ALT. 4 Median follow-up is based on patients treated.

抗核抗体(ANA)/抗-二本鎖

DNA(dsDNA)抗体:ベースライン時にANA

陰性であり,臨床 試験中に

ANA

陽性となった患者数は,プラセボ治療群の約

1/5

に対し,インフリキシマブ治 療群では約半数であった.抗-dsDNA 抗体が新たに検出された患者数は,プラセボ治療群の

0%

に対し,インフリキシマブ治療群では約

17%であった.最終評価時点で,インフリキシマブ治

療群の患者の

57%は依然として抗-dsDNA

抗体陽性であった.しかしながら,ループス症候群 およびループス様症候群の報告はまれである.

特別な集団に関する追加情報 小児患者集団

若年性関節リウマチ(JRA)患者:

メトトレキセートによる治療にもかかわらず,活動性

JRA

を有する

120

例の患者(年齢範囲:

4〜17

歳)を対象とした臨床試験においてレミケードが試験された.患者は,メトトレキセー ト併用下に,3 回投与の導入療法として

3 mg/kg

または

6 mg/kg

のインフリキシマブ投与を受 け(それぞれ

0,2,6

週または

14,16,20

週) ,その後

8

週間の間隔で維持療法を受けた.

投与時反応

投与時反応を発現した

JRA

患者は,6 mg/kg 投与群の

17.5%に対し,3 mg/kg

投与群では

35%

であった.レミケード

3 mg/kg

投与群では,60 例中

4

例の患者が重篤な投与時反応を発現し,

3

例がアナフィラキシー反応と考えられる反応を発現した(このうち

2

例は重篤な投与時反応 を発現した患者であった).レミケード

6 mg/kg

投与群では,57 例中

2

例の患者が重篤な投与 時反応を発現し,このうち

1

例はアナフィラキシー反応と考えられる反応を発現していた.

免疫原性

インフリキシマブに対する抗体が出現した患者は,

6 mg/kg

投与群の

12%に対し,3 mg/kg

投与

群では

38%であった.抗体価は6 mg/kg

投与群よりも

3 mg/kg

投与群のほうが著しく高かった.

ドキュメント内 untitled (ページ 195-199)