• 検索結果がありません。

住みよいまちづくりを実現していくため、住民一人ひとりが健康づく りの必要性や福祉に対する認識を新たに持ち、住民自身がその主役であ ることの共通理解のもと、自治会や防犯、防災などの地域活動に関わっ ていくことが重要です。

アンケートの中にも、「住みよいまちづくりは、まずは地域の人々の仲 間意識が芽生えてから始まる。」という意見や、「もう少し、家と家との つながりが持てたり、いっしょに公園にいったり等の近所の交流がある とよい。」など近所付合いの必要性や大切さが感じられる意見もたくさん ありました。

そのためには、一人ひとり住民の立場から地域を見つめ直し、住民同 士でいっしょに地域のあり方を考えていくことが、住みよいまちづくり に向けての第一歩になるのではないでしょうか。そして、自分が住む地 域を知り、愛着を持つことが、地域福祉推進の原動力となります。

しかし、近年、核家族化や家族観 の変化、価値観の多様化など、親子 関係を中心とした家庭機能やその環 境は大きく変わり、その求心性も失 われつつあります。

家庭は、社会を構成する最小単位であり、親子のふれあいや家族の団

らん等、親やきょうだいとのかかわりの中で自分を見つめ、基本的なマ ナーや社会通念を身につけていく人間形成の基盤となる場であり、人と 人、あるいは人と地域をつなぐ重要な基盤であり、よりどころとなるこ とを多くの人が忘れかけているのではないでしょうか。

市民意識調査で回答を寄せてくれた小・中学生からは、家庭について

「アンケートを通して、家族のありがたみがわかった。休日は家族と食 事を取ろうと思った。」とか「家族があってよかった。」という、家族を 見 直 す 意 見 の ほ か 、「 父 親 と あ ま り 話 し を し て い な い こ と に 気 が つ い た。」、「アンケートに記入しているうちに母親と仲良くなった。」等の副 次的効果も見受けられました。

今、地域では、お隣同士でちょっと声を掛け合えば済むような問題か ら、住民同士で話し合わなければいけない大きな課題や問題まで、さま ざまな形で出てきています。そうした課題や問題について、となり近所 や地域との交流を重ね、お互いの共通理解を深めていくことができれば、

地域の課題や問題にも関心が向き、みんなで取り組めるような環境づく りへと進んでいくことが期待されます。

一方、ひとり暮らしの高齢者や障害者の増加、核家族化に伴い、近所 同士のふれあいや交流の大切さも、ますます高まっている状況です。

そうした住民同士、家族同士の近所づきあいから自治活動などの地域 交流やボランティア活動などの社会活動にいたるまで、さまざまな連帯 意識の向上が望まれ、心と心をつなぐ地域コミュニティの再構築と創造

地域福祉や地域コミュニティを考え ていく上では、連携がとても重要な キーワードになっています。そのため、

住民・行政それぞれが担うべき役割、 

さらには民間組織を含めた協働的役 割をできるかぎりわかりやすくしていくことが必要です。 

自宅や地域で暮らし続けたいという希望を持つすべての住民に対して、

その希望に沿った地域の福祉力を発揮できるように、近隣住民やボラン ティアの協力を含め、関係する市民それぞれの役割と連携が見えるよう にしていくことが大切です。 

また、連携を図るにあたっても、「まず連携ありき」ではなく、住民の 望む生活が中心にあることを忘れてはなりません。何のための連携であ るのかが重要で、住民がどのような生活を望み、どのような生活課題や 生活欲求があり、その解決・解消に向けてどのような連携が必要である のか、ということを順序だてて明らかに

していく必要があります。

そして、地域を活性化し、地域の福祉 力を高めいていくという観点から、まず、

住民自身の主体的な連携・連帯を築いていくことが基本となります。

関連したドキュメント