▲ 73
平 成 2 ６ 年 度 は 、 景 気 の 持 ち 直 し 等 に よ り 税 収増が見 込 ま れ る も の の 、 第 3 次 札 幌 新 ま ち づ く り 計 画 事 業 や札幌 市ま ち づ く り 戦 略 ビ ジ ョ ン事業 の積 極 的 な 事 業 化 を 図 っ た ほか 、消 費 税 増 税 に よ る 歳 出 増など の影 響 に よ り、 239億円の財源不足が生じ ました。
不 足 額 に つ い て行 財政 改 革 推 進 プ ラ ン に 沿 っ た事 務事 業 の 見 直 し や 公 営 企 業 の経 費節 減 、 土 地 開 発 基 金 の 活 用な どを 積 極 的 に 進 め る と と も に、 財政 調 整 基 金 の 取 崩 し を 行 って 、こ れ を解 消することとしています。
中期財政見通し（25年2月）
（単位 億円）25
年度
26年度
27年度
28年度
4,615 4,615 4,615 4,615
国・道支出金
2,157 2,246 2,351 2,435市債（臨時財政対策債を除く）
307 322 336 325その他
1,445 1,400 1,403 1,405Ａ Ａ Ａ
Ａ
8,524 8,583 8,705 8,780人件費
1,004 977 984 947扶助費
2,629 2,757 2,885 3,009公債費
915 910 936 931普通建設事業費
742 742 742 742他会計繰出金
1,054 1,083 1,119 1,110その他
2,180 2,187 2,192 2,194B B
B B
8,524 8,656 8,858 8,9330 73 153 153
歳
出 歳 入
市税、交付税などの一般財源
（臨時財政対策債を含む）
財源不足 財源不足 財源不足
財源不足 Ａ－Ｂ Ａ－Ｂ Ａ－Ｂ Ａ－Ｂ
▲ 73
-68-●行財政改革推進プラン上の見直し項目
（単位 千円）
道路占用料 74,073
市営住宅使用料減免改正 87,769
使用料 小計
161,842
161,842
●その他の改定項目
（単位 千円）
道路占用料 －
堤防使用料 －
★
★
★
★
幼稚園預かり保育料 22,135
★★
★★
高等学校授業料 45,554
使用料 小計 67,689
特定屋外タンク貯蔵所等設置許可手数料 －
手数料 小計 0
67,689
注：26年度から新たに効果額が発生する項目には「★」を付けている。
■企業会計における改定項目
（単位 千円）
病院（特別室・上等室使用料加算額等） 9,795
市場（施設使用料） 25,238
軌道（乗車料） 2,092
高速（乗車料） 454,146
水道（水道料金等） 1,005,000 下水道（下水道料金等） 578,326 2,074,597
項 目 効果額 主 な 見 直 し 内 容 （H25→H26）
国並びの改定（経過措置期間中：24～26年度）
住まいの協議会の答申を踏まえて減免制度を見直し【減免後平均家賃：6,456円→9,963円/月】（25～28年度で段階的に改定）
項 目 効果額 主 な 見 直 し 内 容 （H25→H26）
合 計
消費税増税に伴う改定（外税）
国並びの改定（消費税増税分 ただし、当該使用料総体に占める割合が微小であるため、効果額は見込まない）
国並びの改定（消費税増税分 ただし、当該使用料総体に占める割合が微小であるため、効果額は見込まない）
市立幼稚園において預かり保育を実施することに伴い、預かり保育料を新たに徴収【通常時：700円/日、長期休暇時：1,200円/日】
高等学校授業料の制度変更に伴い、一定以上の所得がある世帯に対し授業料を徴収【全日制：9,900円/月、定時制：2,700円/月】
国並びの改定（消費税増税分 ただし、当該手数料について実績がないため、効果額は見込まない）
合 計
項 目 影響額 主 な 改 定 内 容 （H25→H26）
消費税増税に伴う改定（外税）
消費税増税に伴う改定（内税）：H26年10月改定、普通運賃170円→据置、定期料金→現行料金×108／105、どサンこパス300円→
310円 等
消費税増税に伴う改定（内税）：H26年10月改定、普通運賃→初乗り区間のみ据置で他区間は＋10円、定期料金→現行料金×108
／105、ドニチカキップ500円→520円、地下鉄専用1dayカード800円→830円 等 消費税増税に伴う改定（外税）
消費税増税に伴う改定（外税）
合 計
-69-▲ 6 0
▲ 6 0
▲ 6 0
▲ 6 0
▲ 4 0
▲ 4 0
▲ 4 0
▲ 4 0
▲ 2 0
▲ 2 0
▲ 2 0
▲ 2 0 0 0 0 0
H26 H27 H28 H29 H26 H26 H27 H27 H28 H28 H29 H29 H26 H27 H28 H29
人件費
扶助費 扶助費 扶助費
扶助費は、生活保護費及び障がい
福祉費の増などにより増加が見込ま れます。生活保護費は、近年の伸率 の逓減傾向を考慮し試算しました。
「
「 「
「一般財源 一般財源 一般財源」 一般財源 」 」については、市税収入は景気動向、地方交付税は国の制度改正に左右される 」 ため、今後を見通すことが困難であること、また、国の「中期財政計画」では、地方一般財 源総額を「27年度まで実質的に25年度と同水準を確保する」とされていることから、26年度 と同水準と見込んでいます(右表※2の通り) 。
「
「 「
「国 国 国・ 国 ・ ・道支出金 ・ 道支出金 道支出金」 道支出金 」 」については、歳出の扶助費等と連動するものは積み上げています。 」
※制度改正や報酬改定などがあった場合、見込値が変動する可能性があります。
人件費 人件費 人件費
人件費は、生活保護関係職員や保
健師の定数増などを見込む一方、退 職による平均年齢の低下による平均 給与の減などにより、全体としては今 後減少が見込まれます。
公債費 公債費公債費
公債費は、昨今の臨時財政対策債
の発行増により、全体としては増加す る傾向が見込まれます。
高齢人口の増加などに伴い、医療費 や介護費が増加し、介護保険
介護保険介護保険介護保険 ・・・ 後期高・後期高後期高後期高 齢者医療各会計齢者医療各会計齢者医療各会計
齢者医療各会計へのへのへのへの繰出金繰出金繰出金繰出金の増加が
見込まれます。
■
■■
■ 所要一般財源所要一般財源所要一般財源の所要一般財源ののの 大大大大きなきなきなきな 増減増減増減 が増減がが見込が見込見込 まれるもの見込まれるものまれるもの（「まれるもの（「（「（「 歳出歳出歳出歳出 －－－－歳入歳入歳入歳入」」」」 ののの 一般財源の一般財源一般財源ベース一般財源ベースベース）ベース）））
■歳入 歳入 歳入の 歳入 の の の見通 見通 見通 見通し し し し
■歳出 歳出 歳出の 歳出 の の の見通 見通 見通 見通し し し し
「
「 「
「人件費 人件費 人件費」 人件費 」 」の減少傾向が見込まれる一方、 」 「 「 「 「扶助費 扶助費 扶助費 扶助費」 」 」 」、介護保険・後期高齢者医療各会 計への繰出（「 「 「他会計繰出金 「 他会計繰出金 他会計繰出金」 他会計繰出金 」 」）が増加するため、所要一般財源が増加する見込みとなって 」 います（下記グラフのとおり）。また、「 「 「普通建設事業費 「 普通建設事業費 普通建設事業費」 普通建設事業費 」 」については、(仮称)市民交流複 」 合施設関連事業を除き、26年度同額と仮定して見込んでいます(右表※1の通り) 。
（単位：億円）
今後４年間の財政見通しについて、歳入面では一般財源の伸びが見込めない一方、歳出面 では、生活保護世帯や高齢者人口の増などにより、扶助費や介護・後期高齢者医療各会計繰 出金の増などが引き続き見込まれており、今後もそうした状況を見据えて財政運営を行う必 要があります。
「扶助費」は主に26年度をベースとして直近の伸率などで試算。「その他」のうち扶助費的委託料等は直近 の伸率などで見込み、それ以外の歳出は26年度同額と仮定。
■今後４年間の財政見通し（中期財政見通し）
（単位：億円）
一部の「市債」（企業会計への出資・補助）、「その他」のうち貸付金元利収入などは積上げ、それ以外の 歳入は26年度同額と仮定。
こ れ ら 一 定 の 仮 定 の も と に 試 算
※27年度以降予定されている消費税等の税制改正については、現時点で本市への影響が不透明であるた め、この試算には含んでおりません。
▲1
▲1 ▲1
▲1
▲44 ▲44 ▲44
▲44
▲27 ▲27
▲27 ▲27
＋
＋
＋
＋ 3 1 3 1 3 1 3 1
＋
＋ ＋
＋ 5 9 5 9 5 9 5 9
＋ ＋
＋ ＋ 8 9 8 9 8 9 8 9
0 0 0 0 30 30 30 30 60 60 60 60 90 90 90 90 120 120 120 120
H26 H27 H28 H29 H26 H26 H27 H27 H28 H28 H29 H29 H26 H27 H28 H29
扶助費
＋
＋
＋
＋ 1 9 1 9 1 9 1 9
＋
＋ ＋
＋ 3 8 3 8 3 8 3 8
＋ ＋ ＋
＋ 5 9 5 9 5 9 5 9
0 0 0 0 20 20 20 20 40 40 40 40 60 60 60 60 80 80 80 80
H26 H27 H28 H29 H26 H27 H28 H29 H26 H27 H28 H29 H26 H27 H28 H29 国民健康保険・
介護保険・後期 高齢者医療会計 繰出金
＋ ＋
＋ ＋ 9 9 9 9 0 0 0 0
＋ ＋ ＋
＋ 2 6 2 6 2 6 2 6
▲ 1 0
▲ 1 0
▲ 1 0
▲ 1 0 0 0 0 0 10 10 10 10 20 20 20 20 30 30 30 30
H26 H27 H28 H29 H26 H27 H28 H29 H26 H27 H28 H29 H26 H27 H28 H29
公債費
26年 度年 度年 度年 度 27年 度年 度年 度年 度 28年度 29年 度年 度年 度年 度
4,691 4,691 4,691 4,691
2,223 2,298 2,355 2,420
363 423 412 391
1,571 1,378 1,384 1,392 Ａ
ＡＡ
Ａ 8,848 8,790 8,842 8,894
973 982 948 932
2,668 2,749 2,841 2,937
889 898 889 916
1,050 1,002 1,008 1,007 1,010 1,060 1,049 1,039 2,258 2,270 2,277 2,286 BBB
B 8,848 8,961 9,012 9,117
171 170 223 そ の
そ の そ の そ の 他他他他
Ａ － Ｂ Ａ － Ｂ Ａ － Ｂ Ａ － Ｂ 財 政 見 通
財 政 見 通 財 政 見 通 財 政 見 通 しししし
国 国 国
国 ・・・ 道 支 出 金・道 支 出 金道 支 出 金道 支 出 金
そ の そ の そ の そ の 他他他他
人 件 費 人 件 費 人 件 費 人 件 費
歳 歳 歳 歳 出 出 出 出 歳 歳 歳 歳 入 入 入 入
市 税市 税
市 税市 税 、、、、 地 方 交 付 税地 方 交 付 税地 方 交 付 税地 方 交 付 税 な どのな どの
な どのな どの 一 般 財 源一 般 財 源一 般 財 源一 般 財 源
（
（
（
（ 臨 時 財 政 対 策 債臨 時 財 政 対 策 債臨 時 財 政 対 策 債臨 時 財 政 対 策 債 を
を を を含含含含 むむむむ ）））） ※※※※ 2222
市 債市 債
市 債市 債 （（（（ 臨 時 財 政 対臨 時 財 政 対臨 時 財 政 対臨 時 財 政 対 策 債
策 債 策 債 策 債 をををを除除除 く除くくく ））））
扶 助 費 扶 助 費 扶 助 費 扶 助 費 公 債 費 公 債 費 公 債 費 公 債 費 普 通 建 設 事 業 費 普 通 建 設 事 業 費 普 通 建 設 事 業 費 普 通 建 設 事 業 費 ※※※※ 1111
他 会 計 繰 出 金 他 会 計 繰 出 金 他 会 計 繰 出 金 他 会 計 繰 出 金