●上部構造の種類による選定
【橋台・橋脚】
・水平力が卓越
・鉛直力も大きい
剛性が高く、大支 持力が期待できる
杭種
・鋼管杭
・鋼管ソイルセメント杭
・場所打ち杭
【擁壁】
・水平力が卓越
・鉛直力は小さい 剛性が高い杭種 ・鋼管杭
・場所打ち杭
【BOXカルバート】
・水平力は小
・鉛直力が卓越 経済的な杭種
・鋼管杭
・PHC杭
・場所打ち杭
4.杭基礎工法の選定 4.2 工法選定のポイント
●土質条件による選定
【支持層に関するもの】
・支持層深度が深い(概ね60m以上)
⇒適用可能な工法が限定される。
鋼管杭、鋼管ソイルセメント杭、プレボーリング 杭工法
・支持層に傾斜や凹凸が予想される
⇒杭の高止まりの可能性があり、杭長変化を考慮。
4.2 工法選定のポイント
●土質条件による選定
【中間層に関するもの】
・圧密層がある
⇒ネガティブフリクション(負の周面摩擦力)によ る支持力不足の懸念。
周面摩擦力の小さい打込み杭工法、中掘り杭工法 が有利
・礫径の大きな礫層がある(概ね50mm以上)
⇒掘削機への噛み込み等による掘削障害の懸念。
特に中掘り杭工法は留意
(礫径が、杭内径の1/8以下程度が望ましい)
4.杭基礎工法の選定 4.2 工法選定のポイント
●施工条件による選定
・騒音、振動規制区域内での施工
⇒低騒音・低振動工法の採用 打込み杭工法はほぼ適用不可
・施工機材、杭材料の搬入方法
⇒施工地点までの資機材搬入ルートの確認 既製杭工法は特に注意
・施工ヤードの制約
4.2 工法選定のポイント
●杭種、杭径比較について
①適用可能な杭工法を抽出
⇒計画条件、地盤条件、施工条件等を整理し、基礎 形式選定表より適用可能(○、△)な杭工法を抽 出。
(絞りきれない場合)
⇒基礎形式選定表では与えられない条件も考慮し、
現実的に適用可能と考えられる杭工法を絞り込む。
⇒経験や過去の実績より、一般的な杭本数や杭径を 想定し、経済性等より明らかに不利と考えられる 工法を除外する。
4.杭基礎工法の選定 4.2 工法選定のポイント
●杭種、杭径比較について
②工法毎に、現実的な杭径と杭本数を3案程度想定
③想定案の概略計算→工事費算出より、代表案を選定
④各工法代表案により、施工性や経済性の比較検討
⇒杭単価は高額でも、総合的には有利になることも。
⇒杭配置による上部構造(フーチング)規模の相違 も考慮する。