1.写真(集)の目的等
(1)工事写真の目的
①適切な補助事業であることの証のために
:補助対象の工事内容を適切に実施したことを工事写真集で示す。
②適切で円滑な検査のために
:特に工事中に行う中間検査における隠蔽されている工事及びこのとき未着 手部分の工事については、検査員は目視で確認できない。
:これを補うために、隠蔽部分については中間検査時に、未着工部分におい ては完了検査時に、検査員が上記部分の写真に基づいて検査を行う。
全体=適切で円滑な検査のためのもの
検 査 員 が 隠 蔽 部 分 ・ 工事写真集として 未着工部分を確認す 整 理 し て 提 出 す る も の るためのもの
=適切な補助事業の証
(2)写真撮影の原則等
)補助対象となる工事は、現状、工事中及び工事完了の写真撮影を、極力「定 1
点方式」で行う。また、これらを整理して工事写真集を作成することになる ので、計画的に写真撮影を行う(注)ことが重要である。
(注)計画的撮影のポイント
・工事着手時に写真集構成を想定しておく
・すなわち、補助対象工事の対象部それぞれをどのような角度からどれくらい撮 るかを計画する
・また、詳細写真の撮り方も考えておく
)是正箇所があり、検査員に是正結果を報告しなければならない事態には以下 2
のように対応する。
①検査員への是正報告には、是正工事中及び是正完了後の写真を提示する。
②工事写真集の工事中写真には是正工事中のものを採用する。
2.写真集の内容と注意点等
(1)耐震改修事業及び安全安心事業・2事業共通部分
(■:写真集対象、細:詳細写真)
現状 工事中 完了時
耐 1.基礎補強 ■補強部現状*1 ■配筋状況細*2 ■ 型枠 撤去 ・土 台等設 置 震 (ク ラッ ク ( 全 面 的 に 行 う 場 ■ コ ン ク リ ー ト 打 設 状 状況
性 補修は4.) 合は対象全容) 況 能
向 2.壁補強 ■補強壁面現状*3 ■補強状況 ■復旧時の状況
上 (補強仕様別)細*4
に
関 3.屋根の ■現状 ■既存瓦除去状況 ■完成状況 す 軽量化 (全景で代替可) ■下地材補修工事状況
る ■瓦葺き工事等状況
工
事 4 . 屋根 ■ 屋 根 現 状 は 全 景 ■ 必 要 に 応 じ て 下 地 補 ■完成状況 劣 外装 で代替可 修工事等の状況
化 内装 ■ 内 外 装 の 対 象 部
事 分の現状*5
象 ( 壁 補 強 で 代 替 の
改 場合あり)
善
工 樋等 ■ 対 象 部 位 ・ 部 品 ■ 必 要 に 応 じ て 工 事 等 ■完成状況
事 部位 等の現状 の状況
部品
基礎 ■クラック現状 ■エポキシ注入工事中 ■完成状況
(箇所ごと)
家具固定工事 - - ■固定金具取付状況
(対象家具ごと)
[注意点等]
■補強部現状*1
:床解体後に撮影することになる。事業計画書提出時は不要。
■配筋状況細*2
:工事範囲全体が分かる全景写真に加え、代表的な個所の詳細写真を1~2葉撮る。
:詳細写真は、以下のもので必要な場合は、テープを当てる。
①既存部の目荒らしやアンカー筋設置の状況
②主筋、アバラ筋、アンカーボルト等の状況
: 推奨]詳細写真は、黒板に主要事項を記入して撮影する。 [
■補強壁面現状*3
:工事中及び完了時の写真と対応したものとする。
■補強状況(補強仕様別)細*4 (注)後述「3.工事写真集の実例」を参照
、 。
:工事範囲全体が分かる全景写真に加え 補強仕様別の詳細写真を以下のように撮る なお、③等、必要な場合はテープを当てる。
①柱頭・柱脚の接合金物(最大の耐力の金物を撮るよう努める)
②(筋かいの場合)筋かい部材と端部の筋かい金物
③(面材の場合)面材全体及び釘ピッチが分かるもの
■内外装の対象部分の現状*5
:壁や床の劣化事象解消部は壁補強部の写真と重複することがある。その場合は、壁 補強の各写真に劣化事象改善に関するコメントを記入すれば可(工事中も同様 。)
(2)安全安心事業・シェルタータイプ及びシェルター事業(注)
(注)シェルター事業は、下表の「補助対象リフォーム工事」を除く(補助対象外 。)
(■:写真集対象、細:詳細写真)
現状 工事中 完了時
□ 補 助 対 象 と な ■ シ ェ ル タ ー 等 設 ■シェルター設置状況 ■完成状況*2 る シ ェ ル タ ー 置室等の現状*1 ■基礎等の状況
設置等工事
□ 補 助 対 象 リ フ ■現状 - ■完成状況
( )
ォーム工事 取替え・新設等の状況
[注意点等]
■シェルター等設置室等の現状*1
:既存部との取り合い等があるので4面
:床下状況は床解体後に撮影
■完成状況*2
:シェルター室内と周辺取り合い部(建具等を含む)