④ 脳
9 小児・新生児に係る救急搬送・受入れの実施基準
( 1 ) 本 基 準 の対 象
本 基 準 は , 1 5 歳 以 下 の 内 因 性 疾 患 の 傷 病 者 を 対 象 と す る 。 た だ し , 次 の 者 を除 く 。
・ 救 急 隊が 軽 症 と 判 断 し た 者。
・ 新 生 児の う ち , 産 科 医 療 機関 か ら 退 院 し て い ない 者 。
※ 外 因 性 疾 患 の 傷 病 者 は , 原 則 と し て 成 人 の 傷 病 者 と 同 じ 手 続 き に よ り 対 応 す る も の と す る が , 多 発 外 傷 , 重 症 頭 部 外 傷 , 窒 息 ・ 溺 水 の 傷 病 者 に 限 り , ( 2 ) , ( 4 ) , ( 5 ) の 基 準 の 対 象 と す る 。
( 2 ) 医 療 機 関リ ス ト
医 療 機 関リ ス ト ⑪ ( 小 児 ・ 新生 児 ) の と お り 。
( 3 ) 観 察 基 準
「 小 児 ・新 生 児 救 急 観 察 基 準票 」 の と お り 。
( 4 ) 選 定 基 準
救 急 隊 は , 観 察 基 準 票 に 基 づ い て 傷 病 者 を 観 察 し た 後 , 重 症 度 に 応 じ , 医 療 機 関 リ ス ト に 掲 載 さ れ た 次 の い ず れ か の 区 分 の 医 療 機 関 の 中 か ら ,直 近 の 医 療 機 関 を 選定 す る 。
ア 重 症 の場 合 ( 観察 基 準 票 で医 療 機 関 選定 理 由 がA と な っ た 場合 ) ・ 救 命救 急 セ ン タ ー ( 主 に外 因 性 疾 患 対 応 )
・ 小 児救 急 中 核 病 院 ・ 地 域小 児 救 急 セ ン タ ー
イ 中 等 症 の 場 合 ( 観 察 基 準 票 で 医 療 機 関 選 定 理 由 が B と な っ た 場 合 ) ・ 小 児救 急 中 核 病 院
・ 地 域小 児 救 急 セ ン タ ー ・ 小 児救 急 医 療 輪 番 制 病 院
・ そ の他 小 児 救 急 に 対 応 でき る 二 次 医 療 機 関
※ 1 傷 病 者 又 は 家 族 か ら 依 頼 さ れ た 医 療 機 関 が あ る 場 合 に は , 傷 病 者 の 症 状 及 び 当 該 医 療 機 関 の 受 入 れ 体 制 等 を 考 慮 し て 搬 送 先 と す る こ とが で き る 。
※ 2 県 外 医 療 機 関 へ の 搬 送 が 必 要 な 場 合 は , 搬 送 先 都 道 府 県 の 実 施 基 準 を 尊 重し , 搬 送 す る も の とす る 。
( 5 ) 受 入 医 療機 関 確 保 基 準
小 児 ・ 新 生 児 の 傷 病 者 の 受 入 医 療 機 関 確 保 基 準 は , 内 因 及 び 外 因 の 受 入 医 療 機 関 確 保 基 準 を 準 用 す る ほ か , 次 の ア か ら ウ ま で の と お り と す る 。
ア 確 保 基 準 対 象 医 療 機 関 は , 医 療 機 関 リ ス ト に 掲 載 さ れ た 次 の い ず れ か に 該 当す る 医 療 機 関 と す る。
・ 救 命 救急 セ ン タ ー ( 主 に 外因 性 疾 患 対 応 ) ・ 小 児 救急 中 核 病 院
・ 地 域 小児 救 急 セ ン タ ー
イ 次 の ( ア ) の 2 つ の 条 件 の い ず れ に も 該 当 す る 場 合 , 救 急 隊 は , 医 療 機 関 選 定 開 始 か ら の 経 過 時 間 ( 2 0 分 ) を 問 わ ず , 次 の ( イ ) の 3 医 療 機 関 の い ず れ か に 傷 病 者 の 受 入 れ を 要 請 す る こ と が で き る 。
こ の 場 合 , 3 医 療 機 関 は , 当 該 傷 病 者 を 極 力 受 け 入 れ る よ う 努 め る も の と する 。
( ア ) 3医 療 機 関 に 受 入 れ 要請 を 行 う 前 提 条 件
・ 近 隣 の 医 療 機 関 に 1 ~ 2 回 受 入 れ を 要 請 し た も の の , 不 応 需 と な っ た とき 。
・ 近 隣 の 医 療 機 関 の 受 入 れ 体 制 や 傷 病 者 の 症 状 か ら , そ れ 以 上 近 隣 の 医 療 機 関 に 対 し て 受 入 れ 要 請 を 継 続 し て も , 傷 病 者 の 受 入 れが 見 込 め な い と き 。
( イ ) 受入 れ 要 請 の 対 象 と なる 3 医 療 機 関 ・ 県立 こ ど も 病 院
・ 土浦 協 同 病 院
・ 筑波 メ デ ィ カ ル セ ン ター 病 院
ウ イ に よ り , 3 医 療 機 関 の い ず れ か に 受 入 れ 要 請 を 行 っ た に も 関 わ ら ず 不 応 需 と な っ た 場 合 , 救 急 隊 は , 筑 波 大 学 附 属 病 院 に 傷 病 者 の 受 入 れを 要 請 す る こ と が でき る 。
こ の 場 合 , 筑 波 大 学 附 属 病 院 は , 当 該 傷 病 者 を 必 ず 受 け 入 れ る も の と す る 。
無 有
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無 有
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隊長コメント 初期診療担当医コメント
脱水症状(皮膚乾燥,弾力なし)
痙攣の持続 生
理 学 的 評 価
症 状 等
【備考】傷病者の症状にあわせて必要な項目を観察すること。
瞳孔異常(散瞳4mm以上,縮瞳2mm以下)
出血傾向(血液が固まらない,注射部位よりの出血など)
低体温34℃以下
ぐったり,又は,うつろ 異常な不機嫌
異常な興奮
頻回の嘔吐(1日6回以上)あるいは胆汁性の嘔吐 90%未満
冷汗,皮膚蒼白,意識レベル低下等
第2段階 ショック徴候
収容決定までに断られた医療機関への依頼回数:( 回)
医療機関選定理由(□A,□B,□C) □受入医療機関確保基準
現発日時
平成 年 月 日 時 分 医療機関到着日時
平成 年 月 日 時 分搬送 搬送先医療機関:
1.(※1)搬送時間等を考慮し,受入可能な地域小児救急 センター等への要請も検討する。
2.(※2)搬送時間等を考慮し,受入可能な二次救急病院 等への要請も検討する。
3.県境の地域においては,隣接県の医療機関への搬送も考 慮し,その際は搬送先の県の実施基準を尊重する。
茨城県
覚知日時 平成 年 月 日 時 分 氏名: □男・□女 M, T, S, H 年 月 日生( 歳) ID:
救急隊名( )消防本部 ( )救急隊
小児・新生児救急観察基準票
傷病者情報
○当観察基準票は主に内因性疾患に対応するものであるため,
外因性疾患は外因救急観察基準票を使用する。ただし,
多発外傷,重症頭部外傷,窒息・溺水は当観察基準票の 搬送先を優先する。
※数値のみでなく重症度を総合的に判断し,重症度が高い場合 は,「救命救急センター,小児救急中核病院,地域小児救急 センター」へ搬送する。
※乳幼児の体動が著しい場合,乳幼児が号泣している場合等で,
各項目を測定することが困難な場合は,第2段階の症状等に 示されている項目を優先して観察し,重症度・緊急度を判断 する。
8以下 30以上 別表参照 第1段階 GCS
またはJCS
*呼吸数・脈拍数
*SpO2
有にチェック
有
無
救命救急センター
(主に外因性疾患対応)
小児救急中核病院① 地域小児救急センター②(※1)
A
軽症やかかりつけ医のある場合は,
①②③以外への搬送も考慮 有にチェック
無
有にチェック 有 無
小児救急中核病院① 地域小児救急センター② 小児救急医療輪番制病院③ その他小児救急に対応できる 二次救急病院(※2)
B
有
別表:各年齢の呼吸数・脈拍数の目安値 (±2SD(緊急)の値)
年齢 呼吸数(/分) 脈拍数(/分) 新生児(0か月) <30,60≦ <100,180≦
乳児(1-11か月) <20,60≦ <80, 150≦
幼児(1-5歳) <15,40≦ <60, 150≦
学童(6-9歳) <10,30≦ <60, 120≦
学童(10-15歳) <10,30≦ <50, 120≦
回 答
MC協議会検証
4 3 2 1 5 4 3 2 1 6
R:不穏 I:失禁 A:自発性喪失 5
4 3 2 1
痛みで逃避
異常屈曲(除皮質姿勢)
異常伸展(除脳硬直)
反応なし M (Best Motor Response) : 運動機能 V (Best Verbal Response) : 言語機能
GCS:(Glasgow Coma Scale) E (Eye Opening) : 開眼機能 (↓乳幼児)
命令に従う 痛みを払いのける 痛みに逃避
異常屈曲(除皮質硬直) 異常伸展(除脳硬直) 全く動かない
声をあげる 泣く 痛みで泣く 痛みでうめく 反応なし 見当識(時・人・場所)あり
会話混乱・見当識なし 不適切発言(単語発語) 無意味音声(ア~ウ~) 発声なし
自発開眼 呼びかけで 痛みで 開眼せず
正常な動き 触ると逃避 300 全く動かない
Ⅲ:覚醒しない 100 痛みで払いのける
200 払いのけないが動く(含む:除皮質硬直・除脳硬直)
20大声と揺さぶりで,離握手のみ 呼掛け開眼し目を向ける 30 痛み刺激で辛うじて 呼掛け辛うじて開眼 Ⅱ:刺激すると覚醒
10 呼びかけで,指示に従える 飲物欲しがる
2 時・場所・人が認識できない あやして笑わない・視線合う 3 名前生年月日が言えない 母親と視線合わない 0 意識清明・見当識良好
Ⅰ:刺激なしで覚醒 (↓乳幼児)
1 いまいち清明でない あやすと笑うが声を出さない 消防機関→医療機関
転 帰 □自宅退院, □転 院, □死 亡 回答部署:
連絡欄
退 院 日 年 月 日 入
院
JCS:(Japan Coma Scale)
転送不応需医療機関 不応需理由 : A満床 B多忙 C処置中 D手術中 E処置困難 F専門外 G医師不在 Hその他
1) 2) 3) 4)
主たる治療
□抗痙攣薬 □気管支拡張薬吸入 □酸素吸入 □持続輸液 □気管挿管 □人工換気
□CPR □血管作動薬 □注腸造影・整復 □脳蘇生 □輸血 □血液浄化
□脳外科手術 □胸部外科手術 □腹部外科手術 □その他の部位の外科手術 □異物除去術
□補助循環(IABP, PCPS, ECMO) □その他
入院時所見: 経過:
入院後の担当 診療科: 主治医:
確定診断名
搬送先医療機関記載(小児・新生児救急)
救 急 外 来
・ 初 療 結 果
初期診療担当者 診療科: 担当医:
病態または診断名:
処置:
□[重症] 生命の危険の可能性がある □[緊急度2] 12時間以内の処置(治療)が必要だった
□[中等症] 入院必要だが生命の危険性はない □[緊急度1] 処置(治療)は要さないが12時間以内の受診が望ましかった
□[軽症] 入院を要さない(医学的に) □[緊急度O] 処置(治療)を要さず翌診療目の受診で充分だった
□静脈路確保 □採血 □気管支拡張薬あるいはボスミン+デカドロン吸入 □酸素吸入 □単純X線
□エコー検査 □CT,MRI □気管挿管 □CPR □血管作動薬
初療時重症度(傷病そのものの重症度) 初療時緊急度(生命・機能予後のため治療を開始すべき時間経過)
□[死亡] 初診時死亡確認(CPRせず) □[緊急度4] 生命の危機が切迫していた
□[重篤] ERでCPRを行った・ショックになった □[緊急度3] 1時間以内の処置(治療)が必要だった
初期診療の転帰 □ 帰宅 □ 外来死亡 □ 入院 □ 同日転送**
**転送先医療機関名
○ 小 児 ・ 新 生 児に 係 る 救 急 医 療 体 制図
鹿嶋市 下妻市
つくば市
取手市 常総市
潮来市 阿見町
利根町 守谷市
大子町
五霞町
行方市
かすみがうら市
桜川市
茨城町
小美玉市 八千代町
水戸市
石岡市
坂東市
牛久市
笠間市
鹿嶋市
北茨城市
古河市
筑西市
下妻市
高萩市
つくば市
土浦市
常陸太田市 日立市
ひたちなか市
結城市
龍ケ崎市
潮来市 阿見町
稲敷市 河内町
美浦村
神栖市 鉾田市
利根町
大子町
五霞町 境町
つくばみらい市
常陸大宮市
那珂市 東海村
茨城町 大洗町 城里町
八千代町
【 凡 例 】
★ 救 命 救 急 セ ン タ ー 小 児 救 急 中 核 病 院 地 域 小 児 救 急 セ ン タ ー ● 小 児 救 急 医 療 輪 番 制 病 院
県 北・県 央
県 南 東 部 県 南 西 部
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【 地 域 小 児 救 急 セ ン タ ー 】 日 立 総 合 病 院
【 地 域 小 児 救 急 セ ン タ ー 】 ひ た ち な か 総 合 病 院
【 小 児 救 急 中 核 病 院 】 土 浦 協 同 病 院 ★
【 地 域 小 児 救 急 セ ン タ ー 】
【 小 児 救 急 医 療 輪 番 制 病 院 】 東 京 医 科 大 学 茨 城 医 療 セ ン タ ー 龍 ケ 崎 済 生 会 病 院 つ く ば セ ン ト ラ ル 病 院
【 地 域 小 児 救 急 セ ン タ ー 】 J A と り で 総 合 医 療 セ ン タ ー
【 小 児 救 急 医 療 輪 番 制 病 院 】 総 合 守 谷 第 一 病 院
【 地 域 小 児 救 急 セ ン タ ー 】 茨 城 西 南 医 療 セ ン タ ー 病 院 ★
【 小 児 救 急 医 療 輪 番 制 病 院 】 友 愛 記 念 病 院
古 河 赤 十 字 病 院
【 救 命 救 急 セ ン タ ー 】 水 戸 済 生 会 総 合 病 院 ★
【 小 児 救 急 中 核 病 院 】 県 立 こ ど も 病 院
【 救 命 救 急 セ ン タ ー 】 水 戸 医 療 セ ン タ ー ★
【 小 児 救 急 中 核 病 院 (群 )】
筑 波 大 学 附 属 病 院 筑 波 メ デ ィ カ ル セ ン タ ー 病 院 ★