8 VACMAN Middleware の特徴
8.2 導入
VACMAN Middleware のいくつかの機能によって、導入を容易するができます。これらの特徴を 組み合わせることによって、マニュアル方式から完全自動方式まで異なる導入シナリオを提供し ます。
8.2.1 管理者用 MMC インタフェース
VACMAN Middleware 2.3以降、管理者用MMCインタフェースが完全な設定と管理を提供しま
す。
8.2.2 Active Directory への機能拡張
VACMAN Middleware 2.3 以降、ユーザおよびDIGIPASS の管理をActive Directory の[Users and Computers]の中で管理することができます。ユーザのプロパティを選択すると、以下のよう な、完全なユーザとDIGIPASS の管理がActive Directory のインタフェースの中で提供されていま す。
8.2.3 Dynamic User Registration (DUR)
この機能により、もしユーザ名とパスワードが有効であるならば、VMはバックエンドの
RADIUSサーバもしくはWindowsのドメインコントローラの(まだVMのデータベースに存在
しない)ユーザ名およびパスワードをチェックし、VMデータベースにユーザ名を生成させます。
8.2.4 パスワードの自動学習
この機能では一箇所でユーザのパスワードを変更させることによって、管理者の時間と労力を省 くことができます。ユーザがVM データベースに保管されているパスワードにマッチしないパス ワードでログインを試みた場合、VM はバックエンドのRADIUS サーバもしくはWindows のド メインコントローラでそれを確認し、正しい場合、それを将来の使用のために保存します。
8.2.5 ストアード パスワード プロキシ
VMはユーザのRADIUSサーバのパスワードもしくはWindowsのドメインコントローラのパス ワード(固定パスワード)をデータベースに保存することができます。そしてユーザはユーザ名 と動的なワンタイムパスワードでのみログインすることが可能になります。もしこの機能を無効 にした場合は、OTPに続き、ただちにユーザ名と固定パスワードによるログインをする必要があ ります。
8.2.6 DIGIPASS の割り当て
ユーザはDIGIPASSのシリアル番号をWebサイトで入力することによって、お客様自身で固定
パスワードとOTPでの、DIGIPASSの割り当てを行うことができます。
7.2.7 DIGIPASSの自動割り当て
大量のインポート、または、Dynamic User Registrationを通じて、いずれも手動でユーザ作成 を行う際、ユーザが最初にDIGIPASSを利用するのと同時にユーザ作成し、自動割り当てをする ことができます。また、DIGIPASSのシリアル番号とユーザ名を電子メールにより管理者に送る ことができます。
8.2.7 猶予期間
DIGIPASSの割り当てからOTPを使ってログインをするまで、ある程度の猶予期間(デフォルト
では7日)を提供しています。この猶予期間は、初めてDIGIPASS使用した際、自動的に期限切 れとなります。この機能は、管理者がDIGIPASSをユーザに割り当てた後に、一定期間の間に実
際のDIGIPASSをユーザに配布することを可能にます(例:別の拠点にDIGIPASSを送付する
必要があるとき等)。
8.2.8 バーチャル DIGIPASS によるバックアップ
バーチャルDIGIPASSは、ワンタイムパスワードをユーザの携帯電話に届けるために、テキスト
プライマリー・バーチャルDIGIPASS
プライマリー・バーチャルDIGIPASSは、
標準的なDIGIPASSトークンと同様に取
り扱われます。それはVACMAN Middleware のデータベースにインポートされ、ユー
ザに割り当て、他のDIGIPASS同様に VACMAN Middlewareのデータベースに よって扱われます。
バックアップ・バーチャルDIGIPASS
バックアップ・バーチャルDIGIPASSの
機能は、単純にユーザの携帯電話にOTPを送れる様にします。これはVACMAN Middlewareと 別々のものではありませんが、ユーザに割り当てず、有効にするか無効にするかだけです。
バックアップ・バーチャルDIGIPASSは、また、既に別のDIGIPASSを持っているユーザが、
そのDIGIPASSを利用できない時に有効にすることができます。バックアップ・バーチャル
DIGIPASSの取扱いは、時間や使用回数などで制限を設けることができます。システムアドミニ
ストレータはSMSを送るための関連経費をコントロールすることができます。
8.2.9 大量管理
管理者は一回のマウスクリックで素早く複数のユーザとDIGIPASSを管理することができます。
8.2.10 CSV ファイルのインポート
カンマで区切られたファイル(.csv)は、ユーザ情報を(DIGIPASSのシリアル番号やその他の 情報を含めて)作成することができます。VACMAN Middlewareにこのファイルをインポートす ることによって、割り当てられた DIGIPASS およびその他決定された設定でユーザが作られます。
8.2.11 ユーザ自身で管理可能な Web インタフェース
以下の項目について、ユーザがユーザ自身で登録や実行が出来る様に、IIS上で動作するWebイ ンタフェース(サイト)が提供されています。
・VMへのユーザ名の登録
・バックエンドサーバ(RADIUSかWindows)のパスワード登録
・DIGIPASSの登録(セルフ アサイン)
・バックエンドのパスワードストアードのVMデータベースへのアップデート
・PINの変更(DIGIPASS GO 3 / GO 6)
・DIGIPASSのテスト