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将来あるべき医療提供体制を実現するための施策

ドキュメント内 地域医療構想(序章~1章)医療審議会用 (ページ 115-130)

地域医療構想を実現し、その地域にふさわしいバランスのとれた医療・介護サービス提 供体制を構築するため、地域医療介護総合確保基金※を活用しながら、以下の5つの柱に 基づき事業を展開します。

なお、今後、地域の特性や課題に応じた施策の実施等、必要に応じて適宜見直しを行い ます。

※ 「地域医療介護総合確保基金」とは、地域における医療及び介護の総合的な確保の促進 に関する法律(平成元年六月三十日法律第六十四号)に基づき、都道府県が計画した医 療及び介護の総合的な確保に関する目標を達成するために必要な事業に要する経費を支 弁するため、消費税増税分を活用して、都道府県に設置した基金です。

(1)病床機能の転換の促進

急性期病床及び療養病床から回復期病床への転換を行う際に必要となる施設・設 備整備に対して支援し、病床の機能分化・連携を推進します。

【主な事業】

○病床機能分化・連携基盤整備事業費補助金

医療ニーズからみて過剰と思われる急性期病床から今後必要となる回復期病 床への転換を図る病院に対して必要な施設整備に対して助成します。

(2)医療機関相互の機能の分担及び連携 病院間あるいは病院と診療所間の連携強化を図る上で必要となる設備整備等に対

して支援します。

また、医療機関相互の協調による効率的な医療提供体制を構築するため、研究会 の立ち上げ等により地域医療連携推進法人制度の導入を含めて検討します。

【主な事業】

○診療情報共有推進事業費補助金

病院と診療所の連携強化を図るため、県病院協会と県医師会が中心となって 行う、病院の検査データや画像データ等の診療情報を、患者の同意を得た上で 他の医療機関が閲覧できる公開用サーバの整備に対して助成します。

1 病床の機能分化・連携の推進

地域医療構想の達成に向けた医療機関の施設・設備の整備等を推進し、効率的で質の高い 医療提供体制を構築します。

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(3)地域における特定の医療機能の強化

5疾病5事業の拠点病院等が特定の機能を強化することで、病床機能の見直しに 資する場合の施設整備、設備整備に対して支援します。

【主な事業】

○医療機能特化推進事業費補助金

救命救急あるいは特定の疾患の治療など、病院が特定の機能を強化すること で、病床機能の見直しに資する施設整備、設備整備に対して助成します。

○がん診療施設設備整備事業補助金

がん診療連携拠点病院及びそれと連携する医療施設におけるがんの検査・診療 能力を向上させ、拠点病院を中心とした連携体制の構築とがん診療の均てん化 を進めるため、その施設整備及び検査機器等の設備整備導入に対して助成しま す。

(4)地域医療構想の推進、周知及び啓発 地域医療構想の実現に向け、地域住民の理解につながるよう、周知及び啓発を図

ります。

(1)地域包括ケアシステム(在宅医療・在宅介護体制)の構築 県下全域において、地域ごとの実情に応じた、24時間365日体制で対応できる在

宅医療・在宅介護体制を市町村・地域医師会が中心となって構築できるよう支援し ます。

【主な事業】

○地域在宅医療提供体制推進事業費補助金

多職種連携による在宅医療提供体制の整備に向け、各地域の実情に応じた在 宅医療・介護の提供体制となる多職種連携チームに対して、チーム立ち上げに 必要なコーディネーターの設置や在宅医療に必要な資機材の整備、急変時等の バックアップ支援体制の整備等に対して助成します。

2 在宅医療・介護体制の充実

地域包括ケアシステムを構築し、住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう、在 宅医療を支える人材の育成、体制の整備等を実施します。

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○次世代型の在宅医療体制サポート事業費補助金

在宅医療を実践する医療機関等の負担を軽減するため、在宅医療業務サポー ト窓口の設置や在宅医療を推進する医療機関のグループ化を促進するなど、支 援連携体制の構築を支援します。

(2)在宅医療を担う医療機関への支援

医療機関が在宅医療を提供するに当たり必要となる設備整備や、病院と診療所間 の連携促進による在宅医療の推進を支援します。また、在宅療養中の緊急時に、ス ムーズに入院ができる体制の構築を図ります。

【主な事業】

○有床診療所設備整備費補助金

有床診療所が在宅患者の急変時受入れ等に必要な医療設備について、その整 備費の一部を助成します。

○地域包括ケアシステム整備事業費補助金

県内全域の医療機関、介護施設の情報をデータベース化し、連携を密にする ためのネットワークシステムである「岐阜県包括的地域ケアネットワーク(通 称:はやぶさネット)」の整備に対し、助成します。

○診療情報共有推進事業費補助金【再掲】

病院と診療所の連携強化を図るため、県病院協会と県医師会が中心となって 行う、病院の検査データや画像データ等の診療情報を、患者の同意を得た上で 他の医療機関が閲覧できる公開用サーバの整備に対して助成します。

○在宅療養あんしん病床登録事業費補助金

在宅で療養している高齢者を対象に、かかりつけ医を通して入院を希望する 病院等の情報登録にかかるシステム整備について助成します。

(3)在宅医療を支える人材育成の推進

在宅での生活を支える医療・介護等職員の連携を強化するための研修や、在宅医 療を担う人材の育成に必要な研修を実施します。

【主な事業】

○多職種連携アセスメント研修事業費

実際に在宅サービスを受けている高齢者を取り上げ、多職種連携によるアセ スメントに基づく実践を通じ、その効果を実感していくケーススタディ型研修 を実施します。

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○次世代型の在宅医療体制サポート事業費補助金【再掲】

在宅医療を実践する医療機関等の負担を軽減するため、在宅医療を行う際の 同行研修や情報端末を活用したOJTにかかる経費を助成します。

○在宅医療普及啓発・研修事業費

職種間の相互理解を深め多職種の連携促進につなげるため、医療従事者には 介護の観点、介護従事者には医療の観点を養う研修を実施します。

○訪問看護師養成講習会(ナースセンター事業費)

訪問看護に携わる看護師等に対して、訪問看護に必要な基本的知識と技術を 修得させるための研修を実施し、医療依存度の高い在宅療養者を長期的に支え ることができる体制を整備します。

○小児・障がい児者在宅医療人材育成・確保事業費

医師、看護師、理学療法士を対象とした実技講習会や、個々の利用者のケア に精通した医師・看護師等による個別指導、重度障がい児者看護や小児リハビ リに関する専門研修等により、医療的ケアが必要な小児・障がい児者の在宅生 活を支える医療人材の育成・確保を図ります。

○小児・障がい児者在宅医療支援福祉人材育成・確保事業費

喀痰吸引等研修の受講促進に向けた支援や、重症心身障がいに関する病態や ケア等に関する福祉事業者向けの研修をはじめ、福祉事業所における訪問リハ ビリや口腔ケアの活用促進に向けた人材育成支援等により、医療的ケアが必要 な小児・障がい児者に対応できる介護職員等の育成・確保を図ります。

○小児在宅医療推進事業費

医療・看護・福祉・教育・行政等の関係者が一堂に会し、課題の共有や相互 理解を深める小児在宅医療研究会や公開連続講座の開催等により、多職種連携 による小児在宅医療体制の充実を図ります。

○薬剤師在宅医療参加推進技術研修事業費

薬局薬剤師を対象に、訪問薬剤指導の際に有用となるバイタルサインの取得 や調剤における無菌操作等の技術力の習得を目的とした研修会を実施するため に、フィジカルアセスメント・訓練モデル(シミュレーター)等を使用した研 修を実施します。

- 113 - ○理学療法士等人材育成研修事業費

若手の理学療法士等を対象として、専門性の高い、良質なサービス提供がで きる人材を育成するための研修会や、在宅医療提供体制の構築のため、医療、

介護、生活支援等、他職種・他領域についても理解した人材を育成するための 研修会を実施します。

○訪問歯科衛生士人材育成事業費

通院困難な方の口腔機能改善と維持管理を図るため、歯科衛生士を対象とし て、疾病や障害の理解等、基本的な知識や技術を習得する研修会を開催し、訪 問歯科診療に対応できる人材を育成します。

(4)在宅歯科医療の推進による口腔機能向上

在宅で療養される方の口腔機能向上によるQOL(生活の質)の維持・向上を図 るため、地域において安全・安心な在宅歯科医療が受けられる体制を整備します。

【主な事業】

○地域在宅歯科医療連携室事業費補助金

地域歯科医師会における在宅歯科医療連携室の窓口を設置し、多職種との連 携会議、歯科医療関係者に対する研修会の開催や、在宅歯科医療に必要な機器 の整備等について助成します。

○歯科的観点における多職種人材育成事業費

医療介護関係者等多職種と連携し、歯科的観点における人材育成を目的に、

口腔機能の維持・向上等の重要性を認識させる研修会を開催し、ネットワーク の構築を行います。

(5)在宅医療の普及・啓発

地域包括ケアシステムや在宅医療への理解を深めるよう普及・啓発を行います。

【主な事業】

○在宅医療普及啓発・研修事業費【再掲】

先進事例・好事例の情報発信など、県民に対して普及啓発を行います。

○かかりつけ医健康増進啓発推進事業費

県医師会と協力して、かかりつけ医の研修等を実施し、かかりつけ医受診の 機会をとらえた検診の勧奨や健康維持に関する情報提供を行ない、検診の受診 率向上、予防的な知識の啓発を図ります。

ドキュメント内 地域医療構想(序章~1章)医療審議会用 (ページ 115-130)

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