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対象企業の財務特性

ドキュメント内 専 門 職 学 位 論 文 (ページ 38-42)

4. リサーチ・デザイン

4.5. 対象企業の財務特性と基本統計量

4.5.1. 対象企業の財務特性

本研究は、2004年4月から2009年3月を対象期間として分析を行った。対象企業数は、

6,206社・年、対象セグメント数は14,125事業セグメント・年である。

図表 4-1は、専業企業と多角化企業(関連多角化と非関連多角化の内訳を含む)につい て、対象企業、対象事業セグメント、および検証モデルの説明変数の基礎となる財務指標

図表 4-1 専業・関連多角化・非関連多角化の企業数・セグメント数等と財務指標

全体 専業

合計 関連多角化 非関連多角化

企業数 6,206 2,519 3,687 525 3,162

割合 100.00% 40.59% 59.41% 8.46% 50.95%

セグメント数 14,125 2,519 11,606 1,889 9,717

平均値 2.28 1.00 3.15 3.60 3.07

中央値 2 1 3 3 3

最大値 8 1 8 8 8

最小値 1 1 2 2 2

平均値 162,457 87,969 213,348 263,785 204,974

中央値 55,040 42,240 67,262 108,227 63,734

平均値 4.10% 4.13% 4.08% 4.43% 4.03%

中央値 3.71% 3.58% 3.79% 3.57% 3.85%

平均値 5.56% 6.14% 5.17% 4.55% 5.27%

中央値 4.46% 4.84% 4.24% 3.41% 4.40%

平均値 1.25 1.40 1.15 1.19 1.14

中央値 1.10 1.25 1.03 1.10 1.02

対象期間:2004年4月~2009年3月

対象企業:東京証券取引所 一部または二部上場企業

備  考:検証モデルの各説明変数において3標準偏差以上の乖離がある企業は除外済み

多角化

対象事業セグメント 対象企業

売上高営業利益率

総資産回転率 総資産(百万円)

売上高成長率

の基礎データを示したものである。14

また、図表 4-2 は本検証モデルにより関連多角化企業と識別された企業の事業セグメ ント数と、そのうち関連多角化事業として識別された事業セグメント数の分布状況である。

14 より詳細なデータは、Appendicesを参照のこと。

図表 4-2 関連多角化企業のセグメント数別の関連多角化事業の識別状況

2 3 4 5 6 7 8 合計

企業数 89 206 91 58 41 4 1 490

割合 18.2% 42.0% 18.6% 11.8% 8.4% 0.8% 0.2% 100.0%

企業数 0 13 7 1 2 3 0 26

割合 0.0% 50.0% 26.9% 3.8% 7.7% 11.5% 0.0% 100.0%

企業数 0 2 0 0 2 0 4

割合 0.0% 50.0% 0.0% 0.0% 50.0% 0.0% 100.0%

企業数 0 0 4 0 0 4

割合 0.0% 0.0% 100.0% 0.0% 0.0% 100.0%

企業数 0 1 0 0 1

割合 0.0% 100.0% 0.0% 0.0% 100.0%

企業数 89 219 100 59 48 9 1 525

割合 17.0% 41.7% 19.0% 11.2% 9.1% 1.7% 0.2% 100.0%

合計

関連多角化企業の事業セグメント数

関連多角化事業と識別された 事業セグメント数

1

2

3

4

5

なお、図表 4-3から図表 4-5は、検証モデルで使用する総資産の自然対数、売上高成長 率、売上高営業利益率、総資産回転率の4つの財務指標のヒストグラムである。

図表 4-3 総資産の自然対数のヒストグラム

図表 4-4 売上高成長率のヒストグラム

次に、本研究では、事業セグメントの相互関係に着目して関連多角化・非関連多角化を 分類しているが、検証モデルの基礎となる専業企業・関連多角化企業・非関連多角化企業 の事業セグメントの展開について確認する。

図表 4-5売上高営業利益率のヒストグラム

図表 4-6 総資産回転率のヒストグラム

図表 4-7は事業セグメント数別の対象企業の分布を示している。関連多角化、非関連多 角化企業とも、事業セグメント数は2~4事業に集中しており、関連多角化で78%、非関 連多角化で90%を占めていることが分かる。

また、図表 4-1から、関連多角化と非関連多角化の事業セグメント数の平均はそれぞれ 3.60 および 3.07 であり、関連多角化企業の方がセグメント数は多くなっているが、これ は関連多角化がより事業セグメントの多いところに分布していることとも整合している。

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