以下は、「2.2 基本構成」 の環境下における対処動作 replace の確認手順です。
1. クライアントのブラウザから WEBサーバへ疑似攻撃を行います。
リクエストは、ロードバランサの分散グループで指定した仮想IPアドレス(192.168.1.120)へ送信します。
また手順では、XSS(クロスサイトスクリプティング)攻撃を検知する 「お試し用攻撃文字列」 を指定して います。
http://192.168.1.120/?test=<SiteShell_Cross_Site_Scripting_Sanitizing_Test>
2. ブラウザに、WEBサーバ(Webサイト)が返す画面が表示されることを確認します。
SiteShell がサニタイジングしたリクエストを WEBサーバへ転送することで、そのリクエストを Webサイ トが受け付け、応答を返します。
3. 監査ログの記録内容を確認します。
攻撃元IPアドレスには、クライアントの IPアドレスが記録されます。
[2017/06/08 18:10:02][XSS][XSS-9901-03][replace][192.168.1.10][/][paramValues]test=<SiteShell _Cross_Site_Scripting_Sanitizing_Test>
マスタサーバの切り替え
この時点で、ロードバランサの1台目(現在のマスタサーバ)への SiteShell 導入を終えています。
ロードバランサの2台目(現在のスレーブサーバ)に SiteShell を導入するため、マスタサーバを1台目から2 台目に切り替えます。
マスタサーバの切り替え手順は、下記をご参照ください。
CLUSTERPRO X 3.3 for Linux 製品付属マニュアル 「インストール&設定ガイド」
以下は、マスタサーバの切り替え例です。
1. ClusterManager にログインします。
2. フェイルオーバグループを移動します。
3. 起動するサーバに2台目のロードバランサ(現在のスレーブサーバ)を選択します。
4. マスタサーバが切り替わっていることを確認します。
SiteShell の導入(2台目)
この時点で、初期導入を終えたロードバランサの2台目がマスタサーバとなり、CLUSTERPRO X のフローテ ィングIP(FIP)機能により、SiteShell が待ち受けるための仮想IP(192.168.1.130、192.168.1.140)が起動していま す。
ロードバランサの1台目と同様に、2台目についても SiteShell を導入します。
SiteShell の導入手順は、「4.3 SiteShell の導入(1台目)」 をご参考ください。
重要
・ ロードバランサの1台目と2台目では、通常はロードバランサの物理 IP アドレスが異なります。
SiteShell の trusted.proxies プロパティには、SiteShell を導入するロードバランサに付与した IP アドレスを設定するようにしてください。
SiteShell の動作確認(2台目)
ロードバランサ(現在のマスタサーバ)に SiteShell を導入した後は、SiteShell の攻撃検知/対処の動作確 認を行います。
ロードバランサの1台目と同様に、2台目についても SiteShell の動作を確認します。
SiteShell の動作確認手順は、「4.5 SiteShell の動作確認(1台目)」 をご参考ください。
EXEC リソース 起動/停止スクリプトへの追記
EXECリソースの起動/停止のスクリプトに、SiteShell の起動コマンドを追記します。
これによりフェイルオーバ時に、SiteShell をマスタサーバでは起動させ、スレーブサーバでは停止させておく ことができます。
EXECリソースについては、下記をご参照ください。
CLUSTERPRO X 3.3 for Linux 製品付属マニュアル 「リファレンスガイド」
SiteShell の起動コマンドについては、下記をご参照ください。
InfoCage SiteShell 製品付属マニュアル 「製品説明書」 の 「付録C.NW型SITESHELL運用管理コ マンド」
以下は、EXECリソース 起動/停止スクリプトへの追記例です。
1. ClusterManager にログインします。
2. Config Mode に切り替えます。
3. グループリソース(EXEC)のプロパティを変更します。
4. 起動スクリプトをエディタで開きます。
5. 起動スクリプトに SiteShell の起動コマンドを追記します。
■起動時
■フェイルオーバ時(起動側)
6. 起動スクリプトの追記内容を保存します。
7. 同様に、停止スクリプトもエディタで開き、SiteShell の停止コマンドを追記します。
■停止時
■フェイルオーバ時(停止側)
8. グループリソース(EXEC)のプロパティを閉じます。
9. 変更情報を反映します。
10. 反映結果を確認します。
11. Operation Mode に切り替えます。
12. グループリソース(EXEC)が Online となることを確認します。