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第4章 今後の検討課題

Ⅴ 審議結果

情報通信審議会諮問第2009号「小電力の無線システムの高度化に必要な技

術的条件」(平成14年9月30日諮問)のうち「次世代高速無線LANの導入の ための技術的条件」について、別添のとおり一部答申(案)をとりまとめた。

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別 添

情報通信審議会諮問第2009号

「小電力の無線システムの高度化に必要な技術的条件」のうち「次世代高速 無線LANの導入のための技術的条件」(案)

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情報通信審議会諮問第2009号「小電力の無線システムの高度化に必要な技術 的条件」のうち「次世代高速無線LANの導入のための技術的条件」に対する答 申(案)

小電力の無線システムの高度化に必要な技術的条件のうち、次世代高速無線 LANの導入のための技術的条件については、以下のとおりとすることが適当であ る。

1 技術的条件の適用範囲

送受信装置及び制御装置とする。

2 一般的条件

(1) 無線周波数帯

ア 周波数チャネル幅が80MHzのもの

5150MHzから5250MHzまで(以下「5.2GHz帯」という。)、5250MHzから 5350MHzまで(以下「5.3GHz帯」という。)及び5470MHzから5725MHzま で(以下「5.6GHz帯」という。)とすること。

イ 周波数チャネル幅が160MHzのもの

5.2GHz帯、5.3GHz帯及び5.6GHz帯とすること。

(2) 周波数チャネル

ア 周波数チャネル幅が80MHzのもの (ア) 5.2GHz帯

5210MHzとすること。

(イ) 5.3GHz帯

5290MHzとすること。

(ウ) 5.6GHz帯

5530MHz及び5610MHzとすること。

イ 周波数チャネル幅が160MHzのもの

(ア) 1つの周波数セグメントを使用する場合

A 5.2GHz帯及び5.3GHz帯 5250MHzとすること。

B 5.6GHz帯

5570MHzとすること。

(イ) 2つの周波数セグメントを使用する場合

A 5.2GHz帯及び5.6GHz帯

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5210MHz及び5530MHz又は5210MHz及び5610MHzとすること。

B 5.3GHz帯及び5.6GHz帯

5290MHz及び5530MHz又は5290MHz及び5610MHzとすること。

(3) 情報伝達速度

ア 周波数チャネル幅が80MHzのもの

情報伝達速度は、物理層において80Mbps以上とすること。ただし、下

限を40Mbpsとして、情報伝達速度の低減(フォールバック)を可能とす

ること。

イ 周波数チャネル幅が160MHzのもの

情報伝達速度は、物理層において160Mbps以上とすること。ただし、

下限を80Mbpsとして、情報伝達速度の低減(フォールバック)を可能と

すること。

(4) 通信方式

単向通信方式、単信方式、同報通信方式、半複信方式又は複信方式と すること。ただし、半複信方式及び複信方式については、時分割複信方 式とすること。

(5) 接続方式

キャリアセンス多元接続方式とすること。

(6) 変調方式

直交周波数分割多重(OFDM)方式とすること。

(7) システム設計条件

ア 監視制御のための補助信号は、無線主信号に内挿して伝送するものと し、特殊なキャリア又は変調等を使用しないものであること。

イ 送信装置の主要な部分(空中線系を除く高周波部及び変調部)は容易 に開けることができない構造であること。

ウ バースト状の断続的なデータ送信を基本とし、送信バースト長は4ms 以下とすること。

エ 無線設備は、新たな送信に先立ち、キャリアセンスによる干渉確認を 実行した後、送信を開始すること。ただし、この新たな送信を行う無線 設備を主とし、主局のキャリアセンスによる判断に従い送信を行う無線 設備を従として、主及び従の相互間でこのキャリアセンスを起点として

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行われる通信に関しては、最大4msの間、主と従の無線設備におけるキ ャリアセンスは省略できるものとする。

オ 5.3GHz帯、5.6GHz帯を使用するものについては、基地局又は親局によ

り加入者又は子局の送信する周波数チャネルの選択及び送信を制御する ものであること。

3 無線設備の技術的条件 3.1 送信装置

(1) 周波数の許容偏差

±20×10-6であること。

(2) 占有周波数帯幅の許容値

ア 周波数チャネル幅が80MHzのもの 78MHzであること。

イ 周波数チャネル幅が160MHzのもの 158MHzであること。

(3) 空中線電力(平均電力)

ア 周波数チャネル幅が80MHzのもの 2.5mW/MHz以下であること。

イ 周波数チャネル幅が160MHzのもの 1.25mW/MHz以下であること。

(4) 空中線電力(平均電力)の許容偏差

ア 5.2GHz帯及び5.3GHz帯を使用するもの 上限+20%、下限-80%であること。

イ 5.6GHz帯を使用するもの

上限+50%、下限-50%であること。

(5) 送信空中線利得 特段規定しない。

(6) 送信空中線の主輻射の角度の幅

特段規定しない。

71 (7) 等価等方輻射電力

ア 5.2GHz帯及び5.3GHz帯を使用するもの (ア) 周波数チャネル幅が80MHzのもの

占有周波数帯幅のいずれの部分においても2.5mW/MHz以下である

こと。

ただし、5.3GHz帯を使用するものであって、通信系の平均の空中 線電力を3dB以上低下させる送信電力制御を行うもの以外について は、占有周波数帯幅のいずれの部分においても1.25mW/MHz以下であ ること。

(イ) 周波数チャネル幅が160MHzのもの

A 1つの周波数セグメントを使用する場合

占有周波数帯幅のいずれの部分においても1.25mW/MHz以下である

こと。ただし、通信系の平均の空中線電力を3dB以上低下させる送 信電力制御を行うもの以外については、占有周波数帯幅のいずれの 部分においても0.625mW/MHz以下であること。

B 2つの周波数セグメントを使用する場合

占有周波数帯幅のいずれの部分においても2.5mW/MHz以下である

こと。

ただし、5.3GHz帯を使用するものであって、通信系の平均の空中 線電力を3dB以上低下させる送信電力制御を行うもの以外について は、占有周波数帯幅のいずれの部分においても0.625mW/MHz以下で あること。

イ 5.6GHz帯を使用するもの

(ア) 周波数チャネル幅が80MHzのもの

占有周波数帯幅のいずれの部分においても12.5mW/MHz以下である

こと。ただし、通信系の平均の空中線電力を3dB以上低下させる送 信電力制御を行うもの以外については、占有周波数帯幅のいずれの 部分においても6.25mW/MHz以下であること。

(イ) 周波数チャネル幅が160MHzのもの

A 1つの周波数セグメントを使用する場合

占有周波数帯幅のいずれの部分においても6.25mW/MHz以下である

こと。ただし、通信系の平均の空中線電力を3dB以上低下させる送 信電力制御を行うもの以外については、占有周波数帯幅のいずれの 部分においても3.125mW/MHz以下であること。

B 2つの周波数セグメントを使用する場合

占有周波数帯幅のいずれの部分においても1.25mW/MHz以下である

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こと。ただし、通信系の平均の空中線電力を3dB以上低下させる送 信電力制御を行うもの以外については、占有周波数帯幅のいずれの 部分においても0.625mW/MHz以下であること。

(8) 隣接チャネル漏えい電力

ア 周波数チャネル幅が80MHzのもの

割当周波数から、80MHz離れた周波数の±39MHzの帯域内に輻射される平 均電力が、搬送波のものよりそれぞれ25dB以上低い値であること。

イ 周波数チャネル幅が160MHzのもの

(ア) 一つの周波数セグメントを用いる場合

隣接チャネルの指定ができないため定義は行わない。

(イ) 二つの周波数セグメントを用いる場合

割当周波数から、80MHz離れた周波数の±39MHzの帯域内に輻射される 平均電力が、搬送波のものよりそれぞれ25dB以上低い値であること。

(9) 帯域外領域における不要発射の強度の許容値 ア 周波数チャネル幅が40MHzのもの

(ア) 5.2GHz帯を使用するもの 周波数帯 基準

チャネ ル

基準チャネル からの差の周 波数(f)

1MHzの帯域幅における等 価等方輻射電力

5100MHz以上 5141.6MHz以下

5190MHz

48.4MHzを超え 90MHz以下

2.5µW/MHz以下

5141.6MHzを超え 5150MHz未満

40MHzを超え 48.4MHz以下

15µW/MHz以下

5250MHzを超え 5251MHz未満

5230MHz

20MHz以上 21MHz未満

次に掲げる式による値以下 10-(f-20)+log(1/2) mW/MHz

5251MHz以上 5270MHz未満

21MHz以上 40MHz未満

次に掲げる式による値以下 10-(8/190)(f-41)-1+log(1/2) mW/MHz 5270MHz以上

5278.4MHz未満

40MHz以上 48.4MHz未満

次に掲げる式による値以下 10-(3/50)(f-40)-1.8+log(1/2) mW/MHz 5278.4MHz以上

5400MHz以下

48.4MHz以上 170MHz未満

2.5µW/MHz以下

fの単位は、MHzとする。

73 (イ) 5.3GHz帯を使用するもの

イ 周波数チャネル幅が80MHzのもの (ア) 5.2GHz帯を使用するもの

周波数帯 基準 チャネ ル

基準チャネ ルからの差 の周波数(f)

1MHzの帯域幅における等価 等方輻射電力

5020MHz以上 5123.2MHz以下

5210MHz

86.8MHz以上 190MHz以下

2.5µW/MHz以下

5123.2MHzを超え 5150MHz以下

60MHz以上 86.8MHz未満

15µW/MHz以下

5250MHz以上 5251MHz未満

40MHz以上 41MHz未満

次に掲げる式による値以下 10-(f-40)+log(1/4) mW/MHz

5251MHz以上 5290MHz未満

41MHz以上 80MHz未満

次に掲げる式による値以下 10-(8/390)(f-41)-1+log(1/4) mW/MHz 5290MHz以上

5296.7MHz未満

80MHz以上 86.7MHz未満

次に掲げる式による値以下 10-(3/100)(f-80)-1.8+log(1/4) mW/MHz 周波数帯 基準

チャネ ル

基準チャネル からの差の周 波数(f)

1MHzの帯域幅における等 価等方輻射電力

5100MHz以上 5210MHz未満

5270MHz

60MHz以上 170MHz未満

2.5µW/MHz以下

5210MHz以上 5221.6MHz未満

48.4MHz以上 60MHz未満

2.5µW/MHz以下

5221.6MHz以上 5230MHz未満

40MHz以上 48.4MHz未満

次に掲げる式による値以下 10-(3/50)(f-40)-1.8+log(1/2) mW/MHz 5230MHz以上

5249MHz未満

21MHz以上 40MHz未満

次に掲げる式による値以下 10-(8/190)(f-41)-1+log(1/2) mW/MHz 5249MHz以上

5250MHz以下

20MHz以上 21MHz未満

次に掲げる式による値以下 10- (f-20)+log(1/2) mW/MHz 5350MHz以上

5358.4MHz未満

5310MHz

40MHz以上 48.4MHz未満

15µW/MHz以下

5358.4MHz以上 5400MHz以下

48.4MHz以上 90MHz未満

2.5µW/MHz以下

fの単位は、MHzとする。

74 5296.7MHz以上

5490MHz以下

86.7MHz以上 270MHz以下

2.5µW/MHz以下

fの単位は、MHzとする。

(イ) 5.3GHz帯を使用するもの 周波数帯 基準

チャネ ル

基準チャネ ルからの差 の周波数(f)

1MHzの帯域幅における等価 等方輻射電力

5020MHz以上 5203.3MHz以下

5290MHz

86.7MHz以上 270MHz以下

2.5µW/MHz以下

5203.3MHzを超え 5210MHz以下

80MHz以上 86.7MHz未満

次に掲げる式による値以下 10-(3/100)(f-80)-1.8+log(1/4) mW/MHz 5210MHzを超え

5249MHz以下

41MHz以上 80MHz未満

次に掲げる式による値以下 10-(8/390)(f-41)-1+log(1/4) mW/MHz 5249MHzを超え

5250MHz以下

40MHz以上 41MHz未満

次に掲げる式による値以下 10-(f-40)+log(1/4) mW/MHz

5350MHz以上 5376.8MHz未満

60MHz以上 86.8MHz未満

15µW/MHz以下

5376.8MHz以上 5480MHz以下

86.8MHz以上 190MHz以下

2.5µW/MHz以下

fの単位は、MHzとする。

(ウ) 5.6GHz帯を使用するもの

周波数帯 1MHzの帯域幅における等価等方輻射電力 (e.i.r.p.)

5340MHz以上5460MHz 以下

12.5µW/MHz以下

5460MHzを超え 5469.5MHz以下

50µW/MHz以下

5469.5MHzを超え 5470MHz以下

51.2µW/MHz以下

5725MHz以上5860MHz 以下

12.5µW/MHz以下

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